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あしあと

    ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防ワクチンの定期接種

    • 初版公開日:[2013年06月17日]
    • 更新日:[2026年4月17日]
    • ID:2646

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    ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防接種について

    お知らせ

    令和8年4月1日から、定期接種に用いるワクチンが、シルガード9(9価ワクチン)のみとなりました。

    ※サーバリックス(2価ワクチン)とガーダシル(4価ワクチン)は定期接種の対象外となりますのでご注意ください。

    子宮頸がん

    日本では毎年約1.1万人の女性がかかり、約2,900人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。早期に発見されれば予後の悪いがんではありませんが、若い年齢層で発症する割合が高く、がんの治療により子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人が、1年間に約1,000人います。子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられています。感染は、主に性的接触によって起こり、女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。

    これまでの経緯

    平成25年4月1日から、子宮頸がん予防ワクチンを小学6年生から高校1年生に相当する年齢の女性を対象に実施しておりますが、平成25年6月14日、厚生労働省において審議会(*注1)が開催され、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な痛みが、本ワクチンの接種後に特異的に見られたことから、同副反応の発生頻度などが明らかになり、適切な情報提供ができるまでの間、子宮頸がん予防ワクチンの定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされていました。

    令和3年11月12日、厚生労働省、合同開催の審議会(*注2)において、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。

    これを受け、令和4年度から、対象者へ個別のお知らせをしています。接種を希望される方は、有効性とリスクなど(ワクチンの効果や副反応等)を十分理解した上で、接種を行ってください。

    *注1 平成25年度第2回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成25年度第2回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)

    *注2 第72回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第22回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会

    対象者

    12歳になる年度初日から16歳になる年度末日までの女子

    (小学校6年生から高校1年生相当)

    標準的接種年齢は、13歳になる年度初日から末日(中学1年)

    ※予診票は小学6年の年度当初に郵送します。

    使用するワクチン

    ワクチンは、9価ワクチンを使用します。

    • シルガード(9価ワクチン)
      【1回目接種を15歳になるまでに受ける場合】:接種回数合計2回
      1回目接種から5月以上あけて2回目を接種
      標準的な接種間隔:1回目から6か月後に2回目
      【1回目接種を15歳になってから受ける場合】:接種回数合計3回
      1回目接種から1月以上あけて2回目を接種
      3回目接種は、2回目から3か月以上あけて1回接種
      標準的な接種間隔:2カ月あけて2回目、1回目から6カ月以上あけて3回目

    子宮頸がん予防ワクチンの最新の情報については、厚生労働省ホームページをご確認ください。

    ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)/厚生労働省ホームページ(別ウインドウで開く)

    接種方法

    • 医療機関に予約をしてから接種
    • 接種時は、母子健康手帳と予診票等を持参(予診票は、記入して持参)
    • 接種を受けるときは、原則保護者の同伴若しくは署名が必須

    ※ワクチンの効果、接種後の副反応や接種後の注意などを理解した上で、体調の良い時に接種しましょう。

    ※該当の方には、個別通知をします。必要書類に記入をして、接種当日、医療機関へ提出してください。

    注意事項

    • 接種後に失神など副反応が現れることがありますので、接種後30分は、接種した医療機関で安静にしていてください。
    • 接種当日は激しい運動は避けましょう。
    • 接種部位に異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

    副反応について

    ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種だけでなく、他の予防接種でも副反応が発生します。主な副反応は、接種部位の疼痛、発赤、腫脹です。他に、発熱、頭痛、胃腸障害、筋肉・関節の痛みなどの全身反応もあります。

    重い副反応として、まれにアナフィラキシー反応などの過敏症反応、ギランバレー症候群、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎、複合性局所疼痛症候群などが現れることがあります。

    万が一、注射した場所に限らず、痛みやしびれ、脱力などが起こり、長く続く場合には、医師にご相談ください。

    予防接種による失神について

    注射の痛み、恐怖、興奮などのさまざまな刺激のために、心拍数や血圧が低下して、失神が起こることがあります。予防接種による失神は、思春期の女性に多いといわれています。注射への恐怖が強い人は、事前に医師に伝えてください。

    失神による転倒や怪我を防ぐため、接種後はすぐに帰宅せず、30分間は背もたれがある椅子など、体重を預けられるような場所に座り、なるべく立ち上がることを避けて、安静にして、診察室から移動するときは、看護師や保護者に付き添ってもらってください。

    通常は、横になって安静にするだけで回復します。

    子宮頸がん予防ワクチン接種リーフレット(厚生労働省)