あしあと
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
令和8年8月
プール遊びの休憩時間に、近くにあった草を抜いてテラスに並べていたA君。「何してるの?」と保育士が尋ねると「根っこ比べをしてるんだよ!」と言いながら、草によって根っこの長さや太さが違うことを教えてくれました。お友達もその様子を見て「本当だー!」と興味津々。そして「他の草も抜いてみようよ!」と、みんなでいろいろな草を抜いてテラスに並べていき、根っこ比べが始まりました。
「ここに置いた方が見やすいかもしれないよ」と保育士が白い模造紙を用意すると、さっそくA君が中心となり小さい草から順番に並べていました。“どっちの草が小さいかな?”とみんなで相談して並べていて、大小の概念もこのように遊びの中で自然と育まれていくと感じました。
並べながら「この根っこはもじゃもじゃしてる」「この根っこは真っすぐだね」と言って、みんなで発見を楽しみ、同じ草でもいろいろな違いがあることに気づきました。
「なんていう名前の草かな?」と疑問に思った子ども達は、図鑑で調べてみることにしました。葉っぱと図鑑を見比べ「これ同じじゃない?」「違うよ、こっちだよ!」と言い合いながらも、ワイワイ楽しそうに図鑑を見ていました。どの図鑑を見ればいいのか?どのページに載っているのか?など、みんなで相談したり、自分で考えたりすることで、より知識も深まっていくように思います。
AI(人工知能)が普及している現代だからこそ、自分で調べて必要な情報を拾い上げていくという経験も、保育所では大切にしています。
調べて分かったことや気づいたことなど、5歳児が模造紙に書き込んでくれました。5歳児は人数当番をしたり、お手紙を書いたりと日頃から文字に親しんでいることもあり、読める文字も増え、書くことも上手になってきました。小さい組のお友達も、5歳児が書いた文字の中から自分の名前を見つけて嬉しそうに教えてくれる姿があり、遊びの中で自然と文字への関心が広がっている様子が伺えました。
また、“一番抜きにくかったのは、セイタカアワダチソウ”“保育所で一番多かったのはクローバー”など、子ども達が感じたことも書き入れていて、まるで小学生が行う自由研究のような仕上がりになっていました。
草の名前は保育士もあまり気にしたことが無かったので「こんな名前なんだ!知らなかった!」と、一緒に驚いていました。このように、子どもと同じ目線になってさまざまな経験をする中で、保育士自身も子ども達から教えてもらうことがたくさんあります。
A君の何気ない行動から始まった『ねっこのちがい』を見つける遊び。子ども達は日常のちょっとしたことでも“おもしろそう!”“何でだろう?”“知りたい!”と興味を示し、どんどん遊びを広げています。遊びを通して経験したことは、子ども達にとって一生の財産になることでしょう。一人ひとりの“やってみたい!”という思いを大切にして、これからも、一緒にたくさんの経験をしていきたいと思います。
令和8年7月
去年の発表会で、男の子達がマツケンサンバⅡのリズムに合わせて竹太鼓を叩いたことがきっかけで、太鼓が大好きになった子ども達。お部屋でもさまざまなものを太鼓代わりにして“とんとんとん…”と、リズミカルに音を鳴らして楽しんでいました。
また、地域のお祭りに参加したことがある子は「お祭りで太鼓やるんだ!」「お祭りあるかな?」と、ワクワクする姿も見られました。お祭りの話題がでるたびに、子ども達のお祭りへの関心もどんどん高まっていき「みんなでお祭りがやりたい!」という話になりました。お祭りの話をする中で、保育士が「お神輿って知ってる?」と投げかけてみると、「お神輿ってなぁに?」と不思議そうな表情をする子ども達。峰上地区のお祭りは、お神輿ではなく山車を引っ張っての巡行なので、お神輿には馴染みがないようでした。
そこで、お神輿についてのイメージを膨らめられるよう、図書館でお祭りに関する本を借りてみることにしました。いろいろな本を見ていく中で「お神輿ってこういうやつなんだ」「キラキラのお神輿作りたい!」と、子ども達のイメージも固まっていき、自分達だけのお神輿を作ることになりました。
そして、せっかくお神輿を作るなら、いろいろな人にも見てもらいたいというで、今年のお楽しみ会は手作りお神輿を担いだり、太鼓を叩いたりして地域を練り歩く『みねがみまつり2026』を開催することに決定しました!
お神輿や未満児が乗る山車は、子ども達と職員が協力して作ったり、飾り付けをしたりしました。太鼓は、発表会で使った竹太鼓を再利用!お祭りの雰囲気にぴったりな、とても華やかな出来上がりとなりました。
当日は法被を着て、ねじりハチマキを巻き、気合十分な子ども達。「わっしょい!わっしょい!」と元気に声を出したり、『お祭りマンボ』の曲に合わせて太鼓を叩いたりして、賑やかに地域を練り歩きました。
地域のお店や近くのデイサービスセンター『あさひ』などに、子ども達が作ったポスターを掲示していただき、お祭りを行うことは事前にお知らせしました。その効果もあり、道中、たくさんの方が声を掛けてくださいました。
ご近所の方からの「可愛いねぇ」「頑張ってね」の声に、子ども達はちょっぴり照れ臭そうにしながらも、「ありがとう」「ばいばーい」と笑顔で手を振って応えていました。
『あさひ』では、利用者の方が大きな拍手で子ども達を迎えてくれました。そして、せっかくなのでお祭り気分をもっと味わってもらおうと『新富津音頭』を披露しました。利用者の方も手拍子をしながら子ども達の踊りを見ており、一体感溢れる素敵な時間となりました。「久しぶりに小さい子と触れ合えた」「元気がもらえた」とお話してくださる方も居て、子ども達の笑顔が少しでも皆さんのパワーになったことを実感でき、嬉しく思いました。子ども達にとっても、自分たちの活動を身近な人に喜んでもらえたということは、“僕たち・私達ってすごいでしょ!”という自己肯定感につながったように感じます。
また、こうしたちょっとした交流が地域の活性化や、何かあったときに助け合える関係性作りにもつながっていくと思うので、大切にしていきたいです。
たくさんの方からの声援を受けながら練り歩き、保育所に戻ってきた時の子ども達の表情は“やりきった!”という達成感に満ちていました。
お昼寝から起きた後は、職員が子ども達に内緒で準備したサプライズ縁日を行いました。
お昼寝後、何も知らずにホールに入ってきた子ども達。ドアを開けた瞬間は“何が起きたの?”と、驚いた表情を見せていましたが、ホールを見渡して状況がわかってくると、見る見るうちに笑顔が溢れ「えー!何これー!」と、とっても嬉しそうな声を上げる姿が可愛らしかったです。
カフェでおやつを食べたり、ヨーヨー釣りや風鈴作り、宝探しゲームをしたりと子ども達も大喜びで参加していました。
そして『みねがみまつり2026』の締めは、もちろん盆踊り!お神輿を囲んで、新富津音頭を踊りました。盆踊りを通してみんなの気持ちも一つになり、更に絆が深まったように感じます。
日本の伝統文化に触れたり、地域の方との交流を深めたりでき、お楽しみ会というの名の通り、楽しいことが盛りだくさんの1日となり、素敵な思い出ができました。
☆後日談☆
お祭りが大成功で幕を閉じたので、応援してくださったり、ポスターを貼ったりしてくださった方へ感謝の気持ちを伝えるため、後日、手紙と手作りの風鈴を届けに行きました。風鈴には癒しや魔よけの効果があるそうなので、暑い夏を元気に過ごして欲しいという思いも込めてプレゼントしました。地域のみなさんに、とても喜んでもらうことができ、更に、お祭りのことも「良かったよ!」「楽しかったよ!」と声をかけてもらうことができ、終始笑顔の子ども達でした。
令和8年6月
地元の農家『農事組合法人 ゆい』さんのご厚意で、トウモロコシの収穫体験をさせて頂きました。
『ゆい』の代表である尾坂さんは、昨年度の年長児の保護者でもあり、田んぼの先生だったこともあって子ども達からも大人気!尾坂さんの姿を見つけると「Rちゃんパパだ!」「おはようございまーす!」と、笑顔で駆け寄る姿が見られました。
収穫の仕方を教えてもらい、さっそくトウモロコシ畑の中へ!最初は力任せに引っ張ってしまい、うまくもぎ取ることができずに苦戦する姿も見られました。『ゆい』の皆さんが「上から下に倒すように採るんだよ」と、一人ひとりに丁寧に声をかけてくださったので、子ども達も少しずつコツを掴み、上手にもぎ取ることができるようになりました。
採れたトウモロコシを近くに居る従業員の方に持ってもらい、「次はどれ採ろうかなー?」と品定めしながら次々に収穫する姿も見られ、初めて会った方とも自然に打ち解ける子ども達でした。
自分達よりもはるかに背の高いトウモロコシ畑の中を縦横無尽に駆け回り、次々にトウモロコシを収穫していく子ども達。両手に抱えきれないほどのトウモロコシを持ち、「見てー!」と嬉しそうにする姿は、何とも言えずかわいらしかったです。
収穫したばかりのトウモロコシは、その場で炙り、焼きトウモロコシでご馳走していただきました。一口かじった瞬間「甘い!」と、笑顔が弾ける子ども達。採れたての、とっても甘くてジューシーなトウモロコシを夢中で頬張っていましたよ。
トウモロコシが苦手な子も居ましたが、試しに一粒だけ食べてみると…。「おいしい!」と言って、食べる姿が見られました。普段だったら抵抗を示してしまうことも、収穫体験が楽しかったからこそ“ちょっと食べてみようかな”という思いにつながったように思います。
最後は記念に「はい、ちーず!」。『ゆい』の皆さんの温かさに触れながら、保育所ではできない貴重な体験をさせて頂くことができました。事前の草刈り、子ども達にイスや扇風機の準備等もありがとうございました。
収穫し、その場で採れたてを味わうことはもちろん、さまざまな方と交流することも子ども達にとっては大切な経験となります。これからも、地域の方との繋がりを大事にしながら過ごしていきたいと思います!
令和8年5月
峰上保育所の恒例行事である、田植えを行いました。今年も、田植え経験のあるお家の方に『田んぼの先生』になって頂き、土作りから田植えの仕方まで丁寧に教えてもらいながら、一緒に行いました。
泥だらけになりながらも1本1本丁寧に田植えを行ってくれた子ども達。秋になったらおいしいお米が食べられることを楽しみにしながら、一生懸命植えてくれました。
田んぼにはカエルやアメンボなどいろいろな生き物が集まってくるので、子ども達は生き物探しに夢中になっています。網を片手に田んぼをじーっとのぞきこみ、「あっ!居た!」「どこに?!」などと、お友達とやり取りをしながら楽しそうに遊んでいます。稲を植えて育てるだけでなく、子ども達にとって田んぼはとても魅力的な遊び場の1つになっています。身近に田んぼがあるからこそできる貴重な経験ですね。
散歩に行ったときにおたまじゃくしを捕まえたので、保育所の田んぼに放してみました。尻尾をユラユラさせながら気持ちよさそうに泳ぐおたまじゃくしを「かわいいねー」と言いながら眺めていて、その後ろ姿はとても微笑ましかったです。
数日後、田んぼをのぞいていた子ども達が「おたまじゃくしが、いっぱいになってるよ!」と、興奮気味に教えてくれました。最初は数匹だったおたまじゃくしが、いつの間にか数えきれないほどに増えていて、子ども達も保育士もびっくり!どうやら、気づかないうちにかえるの卵が産みつけられ、そこからたくさんのおたまじゃくしが産まれていたようです。「どれが卵だったのかな?」と不思議そうにしていましたが、保育所の田んぼで新しい命が産まれたことをとても喜んでいました。
おたまじゃくしの成長を毎日楽しみにしている子ども達。「足が出てる!」「カエルになってきてる!」と、足や手が生えてきたり、だんだん緑色になってきたり、しっぽが短くなってきたりと、日々姿を変えていくおたまじゃくしの様子を嬉しそうに観察しています。子ども達は、小さな変化にもすぐに気づくので、“良く見ているなぁ”と保育士も驚かされるほどです。
もちろん、触るときには細心の注意を払っており、「そーっと触るんだよ!死んじゃうといけないから」と、友だち同士で声を掛け合う姿も見られます。田んぼに集まってくるさまざまな生き物との出会いを通して、命の大切さも感じていくことができればと思います。
令和8年4月
保育所の桜が一斉に見ごろを迎えた4月。桜吹雪を浴びながら元気に園庭を走り回ったり、花びらを使っておままごとをしたり、お花見をしたりと、子ども達は思い思いに遊びながら季節の移ろいを感じていました。
そんな中、自分だけの桜の木を作ってみよう!ということで、桜の形に切り抜いて透明テープを貼った段ボールに、花びらを貼り付けていく【花びらアート】に、みんなで挑戦しました。
綺麗な花びらを選んで貼っていく子、風に舞う花びらをキャッチしようと一生懸命追いかける子と、さまざまな方法で花びらを貼る姿が見られました。
中には、花びらだけではなく葉っぱやカラスノエンドウを張り付ける子も居ました。「見てー!こんなのくっつけちゃった!」と、いたずらっ子のように笑いながら見せに来る子ども達。「かわいい!」「綺麗だね!」と声を掛けられると、とっても嬉しそうでした。花びらだけに捉われない自由な発想が素敵ですね♪
空にかざすと、桜の形に青空が切り取られてとってもきれい!この日は、雲一つない青空が広がっていたこともあり、子ども達の作品がとても映えていました。
今度は地面に花びらアートを投影!透明テープのところだけ光が透けて、桜の形がくっきり浮かび上がると「すごーい!」「おもしろいね!」と言って、みんな大興奮でした。
春の自然遊びの中で、光と影のコントラストにふれたり、風を感じたりとさまざまな発見を楽しむことができました。
このように、子ども達は常に五感をフル回転させながら、峰上保育所の豊かな自然の中で夢中になって遊んでいます。「やってみたい!」と感じながらワクワク遊ぶ中で、見たり、触ったり、考えたりという体験が積み重なり、思考力や想像力が培われ【生きる力】が育まれていきます。
その時期ならではの自然体験を楽しみながら、自分なりに試したり、表現したりする子どもの姿を大切にしていきたいと思います。
年長児の中でブームとなっていた『ふっつふるさとカルタ』。カルタで遊ぶだけではなく、カルタに描かれている名所を巡っては『聖地巡礼』と称して楽しんできました。3月はその集大成として、富津地区を巡り保育所生活最後の思い出作りをしたり、お友達との絆を深めたりしてきました。
今回訪れたのは、東京湾観音や富津岬展望台、ジャンボプール、埋立記念館、ふれあい公園など。絵だけではなく実物を見たことで、富津市の名所が子ども達にとってより身近な存在になったように感じます。
訪れた先々で、カルタと一緒にパシャリ!撮った写真は、保育所の玄関に富津市の地図とともに飾ってありますので、峰上保育所を訪れた際はぜひご覧になってみてください。
子ども達が訪れたことのないスポットもあり「初めてきたー!」「今度パパとママとも来てみよう♪」と、嬉しそうに話をする子の姿も見られました。ふっつふるさとカルタで遊んだことを機に、自分達が生まれ育った富津市の魅力を再発見でき、愛着を持つことにもつながったように思います。
旅の締めくくりに選んだのは、富津市役所!子ども達は、以前からふっつんに会いたがっていました。そこで、どうしたらふっつんに会うことができるのかみんなで考え“ふっつんに会いたいです”という気持ちを込めた手紙を送り、今回の対面が実現しました。念願のふっつんに会えた子ども達は、思わず駆け寄って熱いハグをし、会えた喜びをかみしめていました。
また、ふっつふるさとカルタの存在を教えてくれた生涯学習課へお礼を伝えに行くと、市役所の中で1番眺めが良いというお部屋に入れてもらえることに!窓からは展望台や東京湾観音を眺めることができ、「あっ!さっきまでいた所だー」と、大興奮の子ども達でした。
最後は富津市役所とふっつんバスをバックに、記念写真を撮りました。今年度、たくさんお世話になったふっつんバス♡子ども達は座席に座ると慣れた手つきでシートベルトを装着しており、自分のことは自分で行い、身の回りのこともばっちりです。
新年度が始まったばかりの頃は、人前に出ることや初めて行うことに対しての緊張が強く、不安で泣いてしまうこともありました。しかし今では、人前に出ても動じることなく受け答えをしたり、小さい組を引っ張って行ってくれたりする立派なお兄さん・お姉さんになり、顔つきもとても逞しくなりました!
1年間のさまざまな経験やたくさんの人との出会いが、一人ひとりを大きく成長させてくれたように感じます。経験を重ねる中で自信がついたり、人と関わる中で思いやりを持ったり、ありのままの姿を認めてもらったりしながら、日々頼もしさも増してきました。
4月からはいよいよ小学生。自分らしさを大切にしてどんなことも全力で楽しみ、素敵な思い出をたくさん作っていって欲しいなと思います。
令和8年2月
保育所では、1年を通してリズム遊びを行っています。ピアノの音を全身で感じ、のびのびと体を動かす楽しさを味わいながら、自然と体の動かし方が身につき、運動機能の発達が促されていきます。
また、ピアノの音やリズムを感じることで、想像力や表現力、集中力なども養われていきます。
子ども達はリズム遊びが大好きで、お友達と一緒におもいきり体を動かし、笑顔で楽しむ姿が見られます。
2月は、子ども達がリズム遊びで楽しく体を動かしている姿を、お家の人に見ていただく『公開リズム』を行いました。
たくさんのお家の人の姿に、最初はちょっぴり緊張気味の子ども達。しかし、体を動かしていくうちに緊張も解けてきたようで、お家の人に向けてピースサインをしたり、笑顔を向けたりと余裕を見せる子も居て、のびのび参加してる様子が伝わってきました。
日々の積み重ねが自信となっているからこそ、“私を見て!”と言わんばかりのイキイキとした表情を見せてくれるんだなということ感じました。
今年度は、0から2歳児のお友達も公開リズムに参加しました。動きにはまだまだぎこちなさが残りますが、その表情はとても誇らしげ。“私たちもできるんだよ!上手でしょ!”という声が聞こえてきそうなくらい、堂々と参加する姿に驚かされました。
普段、異年齢で過ごすことが多いということもあり、大きい組への憧れの気持ちが強い0から2歳児の子ども達。「一緒にやりたい!」と言って、どんなことにも興味を示しています。さまざまな活動に年齢相応の参加をすることで満足感が味わえ、“もっとやってみたい!”という意欲につながっているように感じます。
最後は、5歳児が大好きな『にじ』を歌いました。4人という少ない人数ではありますが、素敵な歌声を響かせてくれました。
新年度が始まったばかりの頃は、人前に出ることが恥ずかしく、涙を見せる子の姿もありましたが、今ではとても堂々とした姿を見せる子ども達。“できるようになりたい”と目標を持って努力をしたり、頑張る姿を認めてもらったりしたことが、大きな自信となっていることを感じました。
一人ひとりの子ども達が、保育所での活動を通してさらに大きな自信をつけることができるよう、失敗や葛藤に寄り添いありのままの姿を認めたり、時には背中を押したりしながら、これからもたくさんの思いを共有していきたいと思います。
令和8年1月
日本には、コマ回し・カルタ取り・羽根つき・凧揚げなど、昔から伝わるお正月ならではの遊びがたくさんあります。遊びの一つ一つには『厄払い』や『無病息災』などの願いが込められていて、古くから親しまれてきました。
保育所でも、みんなでいろいろな遊びを楽しみました。その中でも、カルタ取りと凧揚げは特に子ども達が夢中になっていました。そこで『お正月遊び会』を開催し、カルタ取り大会と凧揚げ大会を行いました。
5歳児は最近お気に入りの『環ふるさとカルタ』で勝負!このカルタは、峰上保育所の近くにある隠れた名所を紹介している、とっても地域に密着したカルタです。子ども達も「ここ知ってる!」「行ったことある」と、嬉しそうに絵札を見ながら勝負をしていました。また、“カルタに出てくる場所を探しに行こう”と、地域の魅力を再発見する活動にもつながっていて、実際にカルタに描かれている場所へ足を運ぶ『聖地巡礼』をして楽しんでいます。
その他のクラスも年齢に応じたカルタで遊び、取れた枚数を競って楽しみました。
そして最後は、5歳児がサプライズでメダルのプレゼントをしてくれました。折り紙が上手になってきた5歳児。いろいろなものが折れるようになってきたことが楽しくて“小さい組にも折ってあげたい”と、コツコツ制作してくれたそうです。その優しい気持ちが嬉しいですね♪
凧揚げ大会は、“もっと広いところで凧揚げをしたい”という子ども達の思いを受け、お隣にある小学校の校庭をお借りして行いました。子ども達一人ひとりが心を込めて作った手作り凧で、いざ凧揚げ開始!とっても広い校庭を縦横無尽に走り回り、気持ちよさそうでした。ただ、この日はあまり風が吹いていなかったこともあり、走っても走っても思うように揚がらない凧に「もう!また落ちちゃったよー」と嘆く姿も見られましたが、そんな様子もみんなで笑いあいながら楽しく凧揚げをすることができました。
0歳児のお友達も凧揚げに挑戦!凧揚げというよりは、犬のお散歩をしているかのようになっていましたが、満面の笑みを見せながらトットコトットコ走る姿が、とてもかわいらしかったです。
また、校庭で遊んでいた小学生が声をかけてくれたり、一緒に凧揚げをしたりしてくれたりので、お兄さん・お姉さんとも遊ぶことができ子ども達も大喜びでした。
最後は「みんなでリレーしたい!」ということになり、みんなで勝負!保育所よりも何倍も広い校庭を、なんと1人1周走り勝負しました!とても長い距離だったので、後半はちょっぴりペースダウンしてしまう子も居ましたが、最後まであきらめずに走り次のお友達にバトンタッチしていました。走り終わった後に「もう1回勝負しようー!」という子も居て、パワフルな子どもたちに驚かされました。
4月からピカピカの1年生になる5歳児は、小学校の様子も少しだけ知ることができ、期待感も高まったように感じます。
お友達や地域とのつながりが深まった、楽しいお正月遊び会となりました。
令和7年12月
新しい年を気持ちよく迎えることができるよう、お部屋の大掃除をしました。
1年間使ったおもちゃやお部屋に“ありがとう”の気持ちを込め、一つ一つ丁寧に拭いたり、整理整頓をしたりしました。たくさんあるおもちゃを片付けるのはとても大変ですが、みんなで協力しながらせっせとお掃除をしてくれました。
雑巾がけもお手のもの!普段からホールの雑巾がけを行っていることもあり、慣れた様子で雑巾がけを行っていく子ども達。バランスを崩すことなく進んでいて、保育士も驚かされました。雑巾がけは、体全体の筋肉を使う全身運動でもあるので、足腰や体幹が鍛えられ、バランス感覚も養われていきます。普段のちょっとした活動の中で体の動かし方も自然と身につき、日々たくましさが増す子ども達です。
使った雑巾は自分できれいに水洗い!汚れがついているところをゴシゴシこすったり、水が滴り落ちないようぎゅっと絞ったり、指先を使いながら一生懸命雑巾を洗う姿が見られました。また「こうやって絞るんだよ」と、大きい組が小さい組に教えてあげたり、「やってあげようか?」と手助けしたりする姿も見られ、とても微笑ましかったです。
お部屋がどんどんピカピカになっていくと、子ども達も「きれいになってきたね!」と、とても嬉しそうでした。きれいなお部屋で新しい年を迎える準備もでき、みんなとても清々しそうな表情をしていました。
5歳児は、秋に収穫したお米の藁を使ってお正月飾りも作りました。藁を三つ編みした後、輪っか状にして飾りつけをすれば、世界に一つだけの素敵なお正月飾りの完成!できあがったお飾りは、持ち帰ってお家で飾ってもらいました。
今は、お飾りを手作りする家庭も少なくなっていると思います。保育所でお飾り作りの体験をすることで、日本の伝統的な文化に触れることができ、子ども達にとっても貴重な経験になったように感じます。
2026年は『午年』です。また、60年に1度巡ってくる『丙午』ということで、情熱や勢いが高まり、太陽のようにエネルギーが満ち溢れた年となるそうなので、新しい年もみんなでパワフルに過ごしていきたいと思います。
令和7年11月
保育所で育てたお米やサツマイモを使って収穫祭を行いました!お米は5月に年長児が田植えを行い、草を取ったり、水をあげたりしながら一生懸命お世話をしてくれていました。その甲斐もあり、実入りのいい、ふっくらしたお米をたくさん収穫することができ、とても喜ぶ子ども達。“大きなおにぎりにして食べるんだ♪”と、収穫祭を心待ちにしていました。
しかし、お米を食べるためには収穫して終わりではありません。脱穀やもみ摺りなどさまざまな過程を経て、ようやくおいしく食べることができます。もちろん、全て手作業で行うので、園全体で力を合わせて頑張りました。
脱穀は牛乳パックを使って行いました。牛乳パックの飲み口に稲を挟んで引っぱると“プツプツプツ…”という音と共にお米が取れていきます。地道な作業ですが「もう、こんなに集まったよ♡」と嬉しそうに中をのぞきながら、お米を集める姿が見られました。
もみ摺りは、すり鉢と野球ボールを使って行いました。もみ殻付きのお米をボールでゴリゴリ摺って、フーッと息を吹きかけると、もみだけが飛ばされ玄米が姿を見せます。だんだんと見慣れたお米に近づいていく様子に、「おぉー!」感動の声をあげていました。
大きい組が主となって籾摺りを行っていると、1、2歳児のお友達もお手伝いをしてくれました。もみ摺りの様子は普段から目にしていたこともあってか、戸惑うことなく作業を進める姿に保育士もびっくり!
また、大きい組が「こうやるんだよ」と優しく教える姿も見られ、大きい子への憧れの気持ちや、小さい子への思いやりの気持ちが、普段の生活の中で自然に育まれていることを感じました。
そして迎えた収穫祭当日。お米を研いで羽釜にセットしたり、畑で採れたサツマイモを使って豚汁作りをしたりと、朝から大忙しの子ども達。しかし、“やっとお米が食べられる”と楽しみにしていたこともあり、とっても張り切って取り組んでくれました!
この日は、年長児が薪割りや火起こしにも初挑戦!「年長さんだけの特別だよー」と声を掛けると、「やったー!」と飛び跳ねて喜ぶ姿がとても可愛らしかったです。初めてのことに最初はちょっぴり不安そうな様子を見せていましたが、上手に薪を割ったり、火を起こしたりすることができると「できた!」と、とびきりの笑顔を見せていました。“年長児だけ”という特別感を味わうことがで自信にもつながり、更に頼もしさが増したように感じます。
収穫祭には、在園児の保護者でもある【田んぼの先生】を招待し、一緒に給食を食べました。みんなで作った豚汁や炊きたてご飯を「おいしい!」と言ってモリモリ食べてくれ、子ども達も大喜び!楽しい時間を過ごすことができました。そして最後に、田んぼの先生がサプライズ、お米で作るお菓子【ポップライス】を作ってくれました。ほんのり甘くてサクサク食感のポップライスを食べ、子ども達の笑顔も弾けていました。もみ殻付きのお米でしか作ることができないようで、お米作りをした人だけが味わうことのできる貴重な経験ができました。
お米や野菜作りの大変さを感じながらも、成長や収穫することの楽しさ、自分達で作って食べることの喜びを味わうことができました!
令和7年10月
さわやかな秋晴れのもと、峰上保育所運動会を行いました。今年は『大好きなことを大好きなお家の人に見てもらったり、一緒にやったりしたい』と子ども達が意見を出してくれ、大好きが詰まった運動会に決まりました。リレーや玉入れなどの定番競技に加え、先月のホームページでもお知らせしたコーン倒しや盆踊りなどさまざまな競技が盛りだくさん!どの競技を行っている時も子ども達、お家の人達の笑顔が溢れていて、みんなの気持ちが一つになったステキな運動会となりました。
今回のホームページでは、そんな楽しかった運動会の名場面をご紹介したいと思います。
玉入れは子ども同士で勝負をした後、おじいちゃん・おばあちゃんと勝負をしました。子ども達の気合に負けないくらい気合十分な戦いっぷりを見せてくれたおじいちゃん・おばあちゃん。
見る見るうちにカゴは玉でいっぱいになり、結果はなんとおじいちゃん・おばあちゃんチームの勝利!子ども達は「えー!」「もう一回勝負だ!」と悔しさを見せていましたが、お孫さんと一緒にできるという喜びが大きかったからこそ、夢中になって楽しんでくれたんだなと感じました。
次に行った玉のお片付け競争では、子ども達の様子を気にして片付けのスピードをさりげなく調整してくれたので、勝利の栄冠は子ども達の手に!今度は勝つことができたので、子ども達は「やったー!」とジャンプをして喜んでいました。最後は、可愛いお孫さんにちゃんと花を持たせてくれる優しいおじいちゃん・おばあちゃんの姿に気持ちが温かくなりました。
『新富津音頭』を踊る時は、観覧に来ていたほとんどの方が参加してくださったので、園庭にとても大きな円ができあがり、まるでお祭りのような雰囲気の中で盆踊りを楽しむことができました!
初めての方も戸惑わないように、踊りの得意なお家の方に【踊りの先生】になってもらい、職員と一緒に円の中心でお手本として踊っていただきました。老若男女問わずみんなで参加することができたので、更に気持ちが一つになり、絆も深まったように感じます。
新富津音頭を踊っていることをお家の方に伝えてはいましたが、踊っている子ども達の姿を見るのは初めてだったので「こんなに踊れるの!?」「上手だね!」と、とても驚いていました。実際に一緒に踊ったことで、子ども達が普段行っていることの楽しさはもちろんですが、大変さや難しさなども肌で感じていただけたように思います。
また、富津市ならではの競技を取り入れたことで、自分達の住んでいる地域の魅力を改めて感じることができました♪
閉会式では、金メダルと素敵なプレゼントをもらい、キラキラスマイルを見せる子ども達。自分達の頑張っている姿を大好きなお家の人に見てもらったり、応援してもらったり、認めてもらえたりしたことが大きな自信となり、一段と頼もしさが増しました。
また、運動会が終わった後もコツコツと雲梯の練習を続け、見事できるようになったお友達も居ました。運動会があるから練習するのではなく、“できるようになりたい”という気持ちを持って取り組んでいるからこそ、諦めずに挑戦していて、子どもの主体性が育まれてることを感じました。
これからも、子ども達の“やってみたい”“楽しい”という思いを大切にしながら、さまざまな活動を一緒に作り上げていきたいと思います。
令和7年9月
今年の9月は残暑が厳しかったですね。熱中症リスクも高く、子ども達も思うように外で遊ぶことができない日が続きました。しかし、保育士と子ども達でアイディアを出し合って身近な物を使ったゲームを考え、室内でもたくさん体を動かして楽しく過ごすことができました!
三角コーンを倒すチームと起こすチームに分かれて遊ぶ『三角コーン倒し』では、毎回白熱した戦いが繰り広げられました。時々、相手チームのお手伝いをしてしまう『スパイ』が現れることもあり、そんなところも可愛らしく見どころの一つです。「違うよ!〇〇ちゃんは倒す方だよ」「あれ?そうだっけ?」などと子ども同士で教え合う姿も見られ、考えたり協力したりしながら楽しく遊んでいます。
『ゴルフ対決』では、ホールインワンを狙い真剣な表情でクラブを握る子ども達。フォームも様になっていて、まるでプロゴルファーのようです。フープの中にボールを入れるのは意外に難しく、調整力が必要ですが「もうちょっと強く打ってみようかな?」「今度は跳びすぎちゃった…」と試行錯誤しながら、とても集中して遊ぶ姿が見られました。
3歳以上児が『綱取り』で楽しそうに遊ぶ姿を見て「やりたい!」と1,2歳児。「よーい、どん!」という合図を聞き、勢いよく走っていく姿がとっても可愛いです。普段から大きい組のやっていることに興味津々な1.2歳児達は、“同じことをやってみたい”という気持ちが強く、さまざまなことに意欲的に取り組んでいます。一緒に過ごしているからこそ自然と憧れの気持ちが芽生え、成長につながっていることを感じます。
0歳児のお友達も、ハイハイでトンネルをくぐったり、マットの山をよじ登ったりして、たくさん体を動かして遊んでます。平らな場所で遊ぶだけでなく、坂道や段差などを意識的に遊びの中に取り入れることで、運動機能の発達につながり体幹も鍛えられるので、小さな頃からたくさん体を使って遊ぶことを大切にしています。
また、体操代わりにみんなで『新富津音頭』も踊っていました!子ども達にはあまり馴染みのなかった盆踊りですが、今では「今日、富津音頭やろうよ!」と保育士にリクエストするほどお気に入りになっています。
このように、普段から身近な物を活用して運動遊びを楽しんでいる子ども達。「お家の人と一緒にやったら、もっと楽しいかもしれない!」という話になり、今年の運動会で取り入れることにしました。もちろん、リレーや玉入れなどの定番競技も行いますが、普段の遊びを運動会風にアレンジし、子どもから大人まで家族みんなで楽しめる競技が盛りだくさんの運動会です。日頃の活動が自然と行事に繋がっていき、子ども達も無理なく自然体で取り組むことができています。