あしあと
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青堀保育園の運営移管までの予定をお知らせするため、青堀保育園運営移管便りを発行しました。
令和4年5月30日、青堀保育園の職員を対象にした説明会が開催され、純真福祉会が運営方針、職員の雇用などについて説明しました。
令和4年4月26日、現運営者の社会福祉法人高砂福祉会、次期運営者の社会福祉法人純真福祉会及び富津市の関係者が市役所に集まり、青堀保育園運営移管の打合せ会を開催しました。園の運営を円滑に移管できるように職員の雇用、保護者への情報提供、引継保育などについて話し合いました。
平成18年4月、市から市立青堀保育園の移管を受けた社会福祉法人高砂福祉会が運営する「青堀保育園」がスタートしました。
地域の保育を必要とする保護者や児童の受け皿として、一時は定員200人在籍児童125人の規模の保育園として運営されていました。その後、在籍児童数の減少に伴い、令和3年4月の定員は90人となっています。
令和2年7月に、「開設から15年が経過する間に人口減少・少子高齢化の進展した。今後の事業の展開方向を含めた見直しが求められている」旨の協議がありました。市としては、在籍児童のこれから、青堀保育園を希望される市民のため、青堀保育園として残る道の協議を申し入れましたが、法人の考えは変わらず、令和2年11月「在籍児童数の減少、今後の児童数見込み、設備投資等の負担などから、青堀保育園の継続運営が困難。できるだけ早期の事業撤退」の意思表明があり、令和5年3月末をもって、青堀保育園の運営から撤退することになりました。
市としては、現在青堀保育園を利用されている児童や保護者の皆さんが安心して毎日を過ごし、卒園の日を迎えていただくことが最も大切なことと考え、保育園を存続させるため令和5年4月からの次期運営事業者を公募により選定します。
高砂福祉会には、平成18年の移管時、土地は無償貸付(貸付期間30年間)、建物等は無償譲渡していました。このため、無償で譲渡した建物については無償で返していただきますが、市からの移管後、高砂福祉会が投資し保育室の改修やトイレやエアコン等の設備の改修を行い、資産として価値を増した部分について、市が負担して取得します。
これは、高砂福祉会が撤退したのちも、保育園を必要とする児童や保護者の皆さんがいらっしゃり、間を置くことなく保育を提供する必要があり、このためには、現在の園舎や設備をそのまま使用できることが最も児童や保護者にとって影響の少ない選択と考えるからです。
建物等売買契約を令和3年11月26日に締結し、令和5年3月に建物等の明け渡しを受けます。
青堀保育園園舎等
富津市青木二丁目14番地6
建物及び構築物一式
保育所 鉄筋コンクリート造スレートぶき 2階建て 延床面積1276.24平方メートル
倉庫 鉄筋コンクリート造陸屋根平家建て 延床面積32.00平方メートル
駐車場舗装、大型遊具、植木植栽、門扉、駐車場砕石、トイレフェンス
33,452,956円
資産価値が増した部分を除き無償で取得しますが、高砂福祉会が改修・設置等をし、価値が増加した部分の資産の固定資産管理台帳簿価の令和5年3月31日時点の資産価額の合計です。
建物及び付属物、構築物は定額法で減価償却処理されており、上記取得額は減価償却処理後の簿価です。
青堀保育園に係る管理運営業務並びに施設及び設備等を公正かつ円滑に社会福祉法人高砂福祉会から民間の法人へ移管するため、青堀保育園運営法人選定委員会を設置しました。