あしあと
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令和5年2月 年長ぱんだ組お別れ遠足
いよいよ卒園が近づいてきたぱんだ組。クラスのお友だちとの思い出づくりや、就学の前にみんなで学習する楽しさを体験するために、鴨川シーワールドへお別れ遠足に出かけました。
遠足の行き先を決めてからすごく楽しみにしていた子どもたち。パンフレットでどんな生き物がいるか、どこにいるのか友だちと見たり話したりするなかで、みんなで大きな模造紙にマップ作りをしました。作りながら「シャチの大きさはどのくらい?」「セイウチの髭は何本ある?」など疑問や調べたいことがたくさん出て、グループごとに調べたいことを話し合い、遠足のしおり作りもして、遠足前から盛り上がっていました。
遠足当日。シーワールドに到着すると、グループに分かれ行動開始。園内マップ見ながら「こっちだね」などと、お友だちと相談しながら自分たちで目的地に向かいました。もうすぐ一年生になる頼もしい姿でした。
子どもたちは、知らなかった海の生き物たちの生態などたくさんのことが分かり、発見や驚きの連続でした。クラゲは11種類もいて形や大きさが全然違う事にも驚いて言いましたが、半年しか生きられないことがわかると「可哀想だね」と悲しそうにしていて、心優しい子ども達だなとつくづく思いました。また別の場面では、カニを見て「食べたいな」と言ったり「魚おいしそうだね」と言ったり、子どもらしい素直でかわいい発言もあり笑ってしまいました。
イルカのショーでは、イルカの大ジャンプに「飛行機とどっちが高く飛べるかな!?」と高さに驚き、シャチのショーでは思い切って前方に座り、シャチがジャンプする度にその振動が伝わってきて「お尻がゆれるー!」とシャチの大迫力を見るだけでなく体で感じ、ずぶ濡れになりながらも大喜びで楽しんでいました。
一日たっぷり満喫し「楽しかったね!」と嬉しそうに話す笑顔の子どもたちを見て、ぱんだ組の楽しい思い出がたくさんでき、本当に良かったなと思いました。
令和5年1月 公開リズム&子育て講座
一年を通して楽しんでいるリズム遊びですが、子どもたちの頑張っている様子や成長を見てもらいたいと思い、公開リズムを行いました。
普段のリズムも楽しんで参加していますが、お家の人に見てもらえるといつも以上に張り切る子ども達でした。数日に分けて行ったので「今日は僕のママ来るんだ♪」「今日は○○ちゃんのパパ来たね!」などと毎回楽しそうに話していました。
リズム中も、「僕(私)のかっこいいところを見て‼」という思いが伝わってくるぐらい一生懸命な子ども達。その子どもたちの強い思いとお家の方たちの拍手の応援で、不思議なことに毎回、今までできなかったスキップができるようになったり、なかなか上がらなかった足や腰が上がるようになったり公開リズム中もぐんぐん上手になっていきました。お家の人に見てもらえることの力に、驚かされる保育士でした。公開リズムを行うことができて本当に良かったと思いました。
公開リズム後は、所長による子育て講座を行いました。保護者の方に日頃の悩みを話してもらった後、保育士が親役と子ども役になって、その場面を実際に再現し(ロールプレイ)、その時の親と子の気持ちを感じてみることをやってみました。
また、子どもの気持ちの中におきている葛藤についての話になり、イヤだと反抗する気持ちの一方で「本当はちゃんとやりたい」という気持ちもあり、2つの気持ちの中で子どもたちは葛藤していること。大人が葛藤する気持ちを受け止めながら行動を応援していくと、葛藤を乗り越える手助けになるという話にもなりました。
子どもがイヤだイヤだとなった時に、子どもの気持ちの中でどんなことがおきているのか、少しでもわかると関わる親御さんの気持ちもグッと楽になるのではないでしょうか。後日、「子どもに実践してみました!」という保護者の方の声が聞かれました。
令和4年12月 餅つき会
新年を迎えるための年末の恒例行事の一つである餅つきを保育所でも行いました。
餅つき会の前日、年長ぱんだ組の子どもたちが臼と杵を洗い準備してくれました。臼と杵は「すっごい重たいね!」と驚いたり、「水、冷たい!」と言ったりしながら、ゴシゴシきれいに洗ってくれました。洗っている途中、昨年の生活発表会の劇「おむすびころりん」に出てきたネズミの餅つきの歌を思い出し「とーんとーん♪とってった♪…」と歌いだす子がいて、気がつくとみんなで楽しそうに歌いながらきれいにしてくれました。
餅つき会当日、もち米が炊き上がると、いい匂いがしてきてワクワクドキドキ!つく前のご飯をひと口もらうと「いつものご飯と違うね」「もちもちしてるね」とお米の違いを感じながら味わっていました。
そして、まずは保育士が勢いよく杵を振り上げて、どっしーん!どっしーん!とつくと、大きな音と迫力にじっと見入ったり驚いたりしながら「よいしょー!よいしょー!」と掛け声をかけ楽しそうに応援していました。
いよいよ子どもたちの出番。重たい杵によろけながら持ち上げてお餅を狙って真剣につく子や「よいしょー!」と楽しそうにつく子がいました。
つきあがったお餅は、きな粉餅や磯辺餅にして「おいしいね!」と大喜びで食べ、「おかわり!」とつきたてのお餅の味に大満足のようでした。
実は餅つきをする前、お家の人から「うちの子はお餅苦手だから」と心配する声が聞かれました。しかし今まで苦手だった子たちも「おいしい!」と喜んで食べ、その後お餅にはまって、お正月にはたくさんのお餅を食べたそうです。自分でついたお餅は格別なのですね。ついて固めたお餅には、お米のパワーが凝縮されていて力があり、幸運をもたらすと言われていますが、お餅を口にする子どもたちの笑顔を見ながら、2023年も子どもたちが健やかに幸せに過ごせることを心から願いました。
令和4年11月 お散歩に行って誕生会
過ごしやすい季節になり、戸外遊びだけでなくお散歩にも出かけ、どんぐりやジュズダマやススキなどを見つけ、秋の自然に触れながら遊びを楽しんでいる子どもたちでした。
11月の誕生会は、そんな子ども達の興味を大切にしたいと保育士たちで話し合い、みんなでお散歩に出かけどんぐりを拾って、マラカスなど楽器作りを楽しもうと計画しました。
そして誕生会当日は、お兄さんお姉さんが小さい子と手をつないでくれてお散歩に出発。どんぐりを見つけながら歩いていると大きい子が小さい子に、見つけたどんぐりを分けてくれる優しい場面なども見られました。また、途中でどんぐりだけでなく、いが栗を見つけて中から栗を出し「これ痛いね!」「でも僕も欲しいよ!」と友だちと言い合って盛り上がっていました。
広場に到着すると、拾ったどんぐりを使ってみんなで楽器作り。0歳児から3歳児のちょうちょ・りす・いるか組は空き容器でマラカスを作りました。小さい子達も、自分で容器に一つひとつどんぐりを入れ、上手に入るとニコニコ手をたたいたり、保育士と「入ったね♪」と一緒に喜んだりして楽しんでいました。
4・5歳児のうさぎ・ぱんだ組は、でんでん太鼓を作りました。でんでん太鼓の紐にどんぐりをつけたのですが、うまく太鼓の中心に当たらず苦戦していました。紐の長さを調整することに気づき貼り方を工夫し、出来上がると嬉しそうに鳴らし合っていました。
作り終えた後はいよいよ誕生会。ハッピーバースデーの歌を歌いながら、みんなで楽器を一緒に鳴らし、誕生児一人ひとりをお祝いしました。誕生月のお友だちもとっても嬉しそうでした。容器が違うと同じどんぐりでも音色が違い素敵な演奏になり、秋の自然を感じながら楽しい誕生会になりました。
令和4年10月 おにぎりパーティー♪
ぱんだ組が春に田植えをし、大切に育ててきた稲が立派に実り、収穫しました。稲刈りでは大きなカマにちょっとびっくりしながらも、保育士と一緒にはりきって刈り、何度か刈るうちに要領もわかり「もっとやる!」と楽しんでいました。
収穫後は、天日干しをしてから、脱穀・もみすりをしました。牛乳パックでの脱穀は、力加減が難しかったけれど、上手にできた子にやり方を教えてもらったり、友だちと協力してやったり、牛乳パックの口の閉じ方を工夫したり、子どもたちなりにいろいろ考えて挑戦していて感心しました。
そして、子どもたちがずっと楽しみにしていたおにぎり作り。お米と一緒に、畑で収穫したさつま芋を入れてさつま芋ご飯にしました。米研ぎは、家庭で経験している子もいましたが、ほとんどの子は初体験で「水が白くなってきたー」と驚いたり、「手がお米のにおいになったよ」と嬉しそうに話す子もいました。
炊きあがると「甘くていいにおーい」と炊き立てのご飯の香りに気づいたり、「お腹がすきすぎてゴリゴリするー!」と子どもらしい発言も出て、みんなで大笑いしました。
ホカホカのさつま芋ご飯を自分でおにぎりにして「いただきまーす」とパクリッ!「おいしー‼」と大歓声で「みんなで作ったから世界一おいしいね!」と大満足の子どもたちでした。「おにぎりパーティがしたい」から始まったお米作り。みんなの「やってみたい」の思いを実現することができ、嬉しそうな子どもたちの笑顔に保育士も嬉しかったです。
令和4年9月 お手伝い大好き
最近、お手伝いをはりきってくれている3歳児いるか組さん。布きんを洗った翌日、乾いた布きんを隣のクラスに届けます。その時「誰か、お手伝いしてくれる人?」と子どもたちに聞くと、保育士の近くにいた子はもちろん、離れたところで遊んでいた子も遊びの手をパッと止め「はーい!」と集まってきて、皆で届けに行ってくれます。そして、廊下にはお手伝い隊の行列ができ、はりきって「はいどうぞ‼」と届け、隣のクラスの保育士の「ありがとう」の言葉に、ニコニコ得意げな表情で毎回帰ってきます。「ありがとう」と言われたり喜んでもらえたりすると、もっとお手伝いしたいという気持ちが大きくなるようで、お手伝いが大好きになっています。小さくても人の役に立つことが、自分の喜びとして感じられるのですね。
他にも、何か配り物があるとはりきってお友だちに渡してくれたり、保育士の手伝いだけでなくボタンが留められなくて困っているお友だちの手伝いもしてくれたり、いろいろな場面でお手伝いマンが大活躍してくれています。
この頃着替えが上手になったり、食事では自分で麦茶を注いだりおかずを運んだり、食べこぼしを拾ったり自分でできることが増え、頼もしくなってきています。できるようになったことが自信につながって、ますますお手伝いをしたい、やってあげたいという気持ちが強くなっているのかなと感じます。そんな子どもたちの成長ぶりを嬉しく思い、これからも応援していきたいなと思いました。
令和4年8月 野菜っておいしいね♪
各クラス前の畑に植えた夏野菜、今年の夏もたくさん収穫できました。2歳児りす組の畑では、キュウリとトマトが豊作でした。とれたての野菜のおいしさに大喜びで、野菜の生長を楽しみにするようになり、毎日のようにジョウロで水をかけお世話したり「大きくなったかな?」と収穫できるのを心待ちにしていました。野菜が苦手で食べられなかった子達も、少し食べてみようとしたり、苦手を克服し大好きになったりする子もいました。
また収穫し始めた頃は、収穫時期がわからず小さくても何でも採ろうとしていて、そんな時は大きい組さんが「このキュウリ食べられるよ」と教えてもらっていました。しかし、だんだん自分たちでおいしい食べ頃がわかるようになって「先生できてるよ!」と保育士に教えてくれるようにもなり、頼もしい限りです。
そして、野菜が好きになりすぎて、自分のクラスの畑の野菜がなくなると、他のクラスの畑を見まわり、美味しそうな真っ赤なミニトマトを見つけては、もらって嬉しそうに食べていました。また、ミニトマトを洗う時も水道の蛇口が開けられないと、お友だちが手伝ってくれ協力し合う姿も見られました。ひと夏の子どもたちの姿を見ていて、食育の力や大切さを改めて感じました。
令和4年7月 お楽しみ会でザリガニ釣り♪
先月から盛り上がっているザリガ二ブーム。今までは3歳以上児組で楽しんでいたのですが、「小さい子たちにも釣らせてあげたい」という声がでて話し合った結果、皆で夏のお楽しみ会でザリガニ釣りを楽しむことになりました。そして、3歳以上児が釣ったザリガニをたくさん持ち帰り、園庭に大きなザリガニの池を作りました。小さい子もザリガニに興味津々。登降所時にお家の人達に嬉しそうに教える姿もありました。
お楽しみ会当日は、お兄さんお姉さんに「こうやって持つんだよ」「じっと待っててね」と優しく教えてもらいながら、小さい子たちもたくさんザリガニを釣ることができました。夢中になりすぎて、思わず池に入ってしまう子もいるくらいでした。
みんながザリガニ釣りで楽しむ中、2歳児りす組のA君は、年中児うさぎ組のB君に教えてもらいながら釣り始め、しばらくするとザリガニが餌に食いつきました。ちょっとドキドキしながら釣りあげると、すかさずB君が、ザリガニが落ちないようにバケツですくってくれました。ザリガニをゲットでき、とても嬉しそうなA君でした。その後、今度はB君がザリガニ釣りに挑戦し、ザリガニを釣りあげるとそばで見ていたA君が、誰に言われるわけでもなくサッとバケツをさし出してA君のザリガニを入れるサポートをしてくれ無事に捕まえることができました。B君は「ありがとうね♪」とお礼を言い、A君の頭を優しくポンポンして、2人ともニコニコでした。互いを思いやる連携プレーに感心するとともに、2人のつながり感が素敵だなと思い、心が温かくなりました。
令和4年6月 ザリガニ釣るぞ♪
生き物大好き年中児うさぎ組さん。ザリガニを捕まえたいとザリガニ探しのお散歩に出かけました。「いないかなー?」と用水路や田んぼを注意深く覗きながら歩いていると、田んぼ脇の用水路でザリガニを発見。「いたよ!」「どこどこ?」「あそこだよ!」と興奮気味の子ども達。持ってきた虫網で捕まえようと試みましたが、すぐに逃げられてしまい苦戦する子が続出。帰ってきてから、どうしたら捕まえられるか図鑑で調べてみると、釣り竿で釣れることがわかり、さっそく釣り竿作りをしました。真剣に取り組む子どもたちからは“自分たちで捕まえるぞ”という気持ちがすごく伝わってきました。
そして後日、手作りの釣り竿を持ちザリガニ釣りへ!エサは図鑑でよく食べると載っていたするめにしました。竿をたらし、早く釣りたいと、はやる気持ちを抑えながら「じーっとしてるんだよ…。」と友だちと言い合いながら、待っていると、ザリガニが食いつき「釣れた!」と大興奮。その後も予想以上に釣ることができ「本当に、これ(釣り竿)で釣れたよ!」「大きいのも釣れたよ」と大喜びでした。自分で作った釣り竿で捕まえることができ、嬉しさ倍増の子ども達でした。
釣れたザリガニを自分のお散歩バックに入れる時、大きなハサミを振りかざすザリガニが怖くて掴むことができず、苦戦していました。でも、“自分で捕まえたから!” お散歩バックに入れるのも、自分でやりたい!!最後まであきらめず、友だちや保育士に教えてもらいながら、何度も挑戦してやっと掴むことができました!
自分たちだけで喜んでいるのではなく、一緒に散歩に行った年少児いるか組さんにも釣り竿を貸してあげたり、「僕(私)も作りたい!」と言ういるか組さんに、後日釣り竿の作り方を教えてくれたり、優しいうさぎ組さんでした。
それから、ザリガニブームは年長児ぱんだ組さんにも広がり、以上児3クラス全員で、手作りの釣り竿を持ち、ザリガニ釣りに出かけ楽しんでいます。
令和4年5月 田んぼを作ろう!
散歩先でカエルを捕まえたぱんだ組さん。図鑑で調べると、カエルは生きている虫しか食べないとわかりました。ご飯を食べられないのは可哀想だと逃がすことになり、その時に“保育所に田んぼみたいな池(カエルが住めて生き物のたくさんいる)があるといいな”という話になり、皆で相談して田んぼを作ることになりました。はりきる子ども達は、スコップで重たい土に苦戦しながら「田んぼにカエルが来るから頑張ろう」「おいしいお米を作っておにぎり食べたい!」などと皆で盛り上がり協力し合って田んぼを作りました。
そして田植えでは、田んぼに足がはまり「うわぁ!歩けない!」と言いながらも泥の感触を感じたり、「土って苦い匂いがする」「本当だ!苦い」と子どもらしい発想で会話したり、五感を使って泥だらけになり楽しんでいました。自分たちが植え終わった後、図鑑で発泡スチロールを使って稲が育つことを発見し、小さいクラスのお友だちも誘って植え方を教えてあげました。
すると数日後、アメンボやカエルが遊びに来てくれ「見て!カエルがいるよ」「「泳いでるよ」と大喜びでした。次はゲンゴロウやオタマジャクシも来てくれないかなと期待して待っています。
また、稲が風に揺れるのを見て風の向きや強弱に気づいたり、水面に雨がポツポツ落ちた波紋を見て「雨が降ってきたよ」といち早く皆に教えたりしていました。稲の生育を楽しみながら、たくさんの自然を感じたり気づいたりしています。これから先、どんな出会いや発見があるか、子どもも大人も楽しみです。
令和4年4月 わらべうたって楽しいね♪
保育所では遊びの中でわらべうたを楽しんでいて、0・1歳児組でも『ちょち ちょち あわわ』や『にぎり ぱっちり』『じい じい ばあ』などのわらべうたで、保育士とふれあいながら遊んでいます。
4月から新年度が始まり、最初は新しい生活に不安な様子も見られましたが、保育士とわらべうたで遊びだすと、じっと歌を聞いていたりニコニコ笑顔になったりします。
『じい じい ばあ』のわらべうたでは、薄い布(シフォン布)で最初は顔を隠し「ばあー」のタイミングで顔を出すのですが、「ばあー」と顔を合わせた瞬間に、キャッキャッと大喜びで、何度も楽しんでいました。
そんなある日、いつものように保育士とSちゃんが「じいじいばあー」と楽しんでいると、そのことに気づいたK君がそばに来て、Sちゃんに布をかけ“ばあー”をしてあげ2人で笑い合い遊びだしました。すると、その楽しそうな姿に他の子も集まって来ました。保育士との関わりや経験をもとに、小さいながらも、自ら、友だちとのつながりやふれあいを求め、遊びに広がりを持たせることができるのですから、すごいですね。そんな頼もしく、微笑ましい姿に保育士はとても嬉しくなりました。
令和4年3月 お当番まかせたよ!
年長ぱんだ組さんから「お当番、教えてあげるから一緒にやろう」「次のお当番まかせたよ」と頼まれた年中うさぎ組さん。“まかせたよ”の言葉が嬉しくて、はりきってお当番の引継ぎを始めました。
ぱんだ組さんが「ここはからだよ」「旗のたたみ方はね…」と一つひとつ丁寧に優しく教えてくれ、それに応えるようにうさぎ組さんも、とても真剣にお仕事を覚えようと頑張っていました。そして普段なら外に出ると遊んでいたくて、なかなか部屋に入ってこない子達もお当番が終わるとすぐに部屋に入ってきて「先生、やってきたよ!」「できたよ!」と自信満々に報告してくれます。そういう嬉しそうなお友達の姿に「僕(私)も早くやりたい」と自分の番が来るのを楽しみにしています。
また、うさぎ組で企画し進めたお別れ会では、ぱんだ組さんが喜んでくれ成功したことで、達成感や自信につながりました。いろいろなことを経験したり、お友達同士影響を受けあったりする中で、年長への意欲が強くなってきていることに頼もしさと成長を感じました。
令和4年2月 優しさメダル
年長組さんは一年を通してコマ回しをずっと楽しんでいたので、お正月遊びでは自分達が楽しむだけでなく、投げゴマ初挑戦の年中組さんに、お手本を見せてくれたり、やり方やコツを優しく教えてくれたりしていました。そして、自分達も2月のコマ回し大会に向けはりきり練習していた時、大会でもらえるメダルが3位までだと知り、「3位までになれなかった子もほしいよね」「皆練習したから、ないとかわいそう」「じゃあ作ろうよ!」と話し合い、さらに「うさぎ組といるか組も頑張ってるから作ってあげよう」と全員分作ることにしました。
みんなで相談しながら、メダルに一つ一つ『すごいね』『がんばったね』『じょうずだね』などと自分がもらって嬉しいメッセージや絵を描き、喜んでもらえるようにと一生懸命描いていました。作る過程の中では、絵や字を書く人、リボンをつける人、作った数を確認する人など「僕(私)これやるね」と自然に役割分担しながら作っていました。皆で協力・相談しながら作っている姿、お友達を思いやり一生懸命作る姿に、年長としての頼もしさや一年間の成長を感じ、とても嬉しく感じる保育士でした。
そして、そのメダルをもらった年中・少組さんは、悔しくて泣いていた子がメダルをもらえて喜んでいたり、お迎えに来た家族に嬉しそうに見せたり、家でもずっと首から下げて寝る時は枕元に置いて寝たり、とても嬉しかったようです。子ども達それぞれ頑張って挑戦していたので、その一人ひとりの頑張りを年長組さんが認めてくれたメダルは、優しさあふれるメダルでした。年長組さんありがとう♪