あしあと
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令和6年6月
今年も子ども達が楽しみにしている季節がやってきました。今回の目的は「ザリガニ探し」です。
真っすぐに伸びる田んぼ道を歩くうさぎ組(4歳児)。「いいお天気だねー。」「ザリガニいっぱい見つかるといいね!」と期待に胸を膨らませながら会話をしています。
しばらくすると、大きな用水路を発見!ザリガニがいそうな予感がした子ども達は、「ここじゃない?」「隠れているんじゃない?」とそっと覗いてみますが、姿は見えず。この日は水の流れが速く残念ながら見つけることができませんでした。
それから数日後。うさぎ組といるか組(3歳児)でお散歩に出掛けました。「今度はザリガニを見つけるぞー!」と気合十分の子ども達。今回は網を持って出発です。
歩いている途中で保育士がアシの葉を見つけました。これが笛に変身することを子ども達に知らせると、「えっ?すごい!どうやってやるの?」と興味津々。目的地まではまだ先でしたが、ちょっと寄り道をして自然物にふれたり遊んだりするのも面白く、お散歩の醍醐味でもあります。
いざ、アシ笛に挑戦!「あれっ?難しい。」「もう少しで音が鳴りそう!」とほっぺたを膨らませて夢中になる子ども達。そして・・・、『プーーー♪』
「やったー!鳴ったよ!」「僕も鳴ったー。」とにぎやかな演奏会が始まりました。また、音を聞いていると、自分やお友達の吹く音に違いがあることにも気が付き、さらに興味が深まったようです。
アシ笛で遊んだ後はザリガニ探しです。
この日の田んぼにはたくさんのザリガニがいたので、次々に網で捕まえることができました。
でも網が人数分ないことから取り合いになってしまうことも。そこでどうしたらよいか皆で話し合い、自分たちの釣竿を作ろうということになりました。
後日、ぱんだ組(5歳児)とうさぎ組は割り箸を使って釣竿作り。「何色にしようかな?」「「どんな模様にしようかな!」と考えながらマジックで色塗りをします。
みんな真剣な表情で取り組んでいました。エサはぱんだ組が図鑑で調べると、するめを食べることがわかったので、所長先生に用意をお願いしました。
翌日、うさぎ・ぱんだ組でザリガニ釣りへ。「釣れるかなー?」「いたけどすぐ逃げちゃうよ。」
「ザリガニって暗いところにいるんだよね。」
「あれっ、まだエサがついてた!」などと子ども達の楽しそうな声が響いています。
ザリガニを釣る時は、静かにそっと待つのがポイントですが、わかっていてもザリガニの姿を見つけると嬉しくて大さわぎ!そのたびに、「逃げちゃうから静かにしてー!」と皆で声を掛け合っていました。
この日はザリガニ2匹、そしてどじょうも1匹釣れましたよ。
帰り道。「またみんなで行こうね!」「今度はもっと釣りたいね!」「僕は大物を釣る!」と次のザリガニ釣りへの計画を楽しみに話す子ども達でした。
令和6年5月
子ども達が大好きな戸外遊び。5月は雨降りの日が多く、外に出られない日もありましたが、お日さまが顔を出すと、みんなの表情は一気に輝きます。
この日はいつもより気温が高く、暑さを感じる日。雨上がりということもあり、園庭には大きな水たまりがいくつもありました。その様子に気付いたりす組(2歳児)のみんなは迷わず泥んこ遊びへ!
いざ、水たまりを前にすると、「入っていいの?」と戸惑う子もいましたが、まわりのお友達の楽しそうな姿を見ると、すぐに足を踏み入れ、ニッコリ笑顔です。
「先生、見ててねー!」と豪快に水しぶきを立てて走るのはA君。「プールみたい!お水もいっぱいだー。」と大興奮でした。
こちらは水たまりの上をジャンプ!後ろ姿も可愛い子ども達です。チャプチャプと足で踏んでみる子、水の中に両手を入れてバシャバシャと振り、水の音に耳を傾ける子、手で泥の感触を味わい、「すごい!おばけの手だー。」とドロドロになった手を見せる子など、次々に泥んこの魅力に引きつけられていました。
さらに遊びが盛り上がってくると、自分達でバケツやカップ、お皿、ジョーロを準備し、おままごと遊びの始まりです。
シャベルで水を上手にすくい、カップに流し込みます。この時の子ども達の表情は真剣そのもの。一緒に遊ぶお友達のバケツにも入れてあげ、みんなで協力して水をためることができました。
次はお店屋さんです。「コーヒーどうぞ!」「ありがとう!」「ごはんもどうぞ!」と顔を見合わせながら自然と可愛らしい会話のやりとりが聞こえてきました。
大きなお鍋にすっぽり入っているのはB君。乗り心地は最高です!これはお船のようで、シャベルのオールを持つと、「よいしょ、よいしょ!」とこぎます。オールさばきがとっても上手です。その姿はまるで一寸法師のようでした。
たくさん遊んだ子ども達の顔は満足顔です。泥が顔についてもへっちゃら、汚れたシャツ、真っ黒なお尻もなんのその!いっぱい遊んだ証拠ですね。
泥んこ遊びは、手や足の感覚に良い刺激を与えてくれます。今日は小さな子ども達の中にも不思議さや驚き、発見、そして何より泥って楽しい!という気持ちをみんなで共有することができました。
お部屋に戻ったあとは、美味しい給食を食べてお昼寝の時間です。遊び疲れた子ども達はあっという間に夢のなかへ・・・。
泥んこ遊び、楽しかったね。
令和6年4月
新年度を迎え、一つお兄さんお姉さんになったうさぎ組(4歳児)のお友達。新しい環境にも慣れ、毎日元気に過ごしています。この日はぱんだ組(5歳児)と一緒に春の自然を探しに飯野神社までお散歩に行きました。うさぎ組になって初めてのお散歩にわくわくしながら、「行ってきまーす!」と出発です。
歩き始めてしばらくすると、早速何かを見つけました。そこにいたのはカタツムリです。
今朝まで雨が降っていたことを思い出した子は、「カタツムリは雨が好きだから遊びに来たのかな?」とつぶやきます。
また別の子達は、「ここにいるのはお父さん?お母さん?」「じゃあこっちは子どもかな?」と感じたことを嬉しそうに話します。
すぐ側にいたナメクジを発見したのはぱんだ組。「殻がないね。」「お引越し中かな?」などと楽しいお話はどんどん広がります。子ども達のイメージする力、想像力は素敵ですね。大人では見逃してしまうことも子ども達はいろいろな角度から見て、感じたことを言葉にします。
生き物をきっかけにみんなでやりとりを楽しみ、夢中になった場面でした。
いよいよ神社に到着!そこではきれいなお花やどんぐりを発見することができ、「見て見てー!」「たくさんあったよ!」と目を輝かせながら宝さがしが始まりました。
「誰が1番多く見つけられるかな?」と競争しながら、あっという間にお散歩バックの中はいっぱいになり、大満足の子ども達です。
飯野神社は春になるときれいな桜が咲きます。でもこの日はまだつぼみが多く、あまり咲いていなかったので、後日またみんなで見に来ようと約束をしました。
そして、約束をした当日。参道の前まで来ると前回よりも満開に咲く桜を見て、「きれいだねー!」と感動する子ども達。また、奥まで続く様子に、「桜のトンネルみたい!」と大喜びです。
側に駆け寄り、桜の花を観察したり、花びらを集めたりと春の自然を満喫することができました。
翌日、子ども達の思い出に残った桜を形にしようと製作(ちぎり絵)を行いました。きれいに咲いた桜をたくさん作り、本物と同じように満開にしたり、花びらがヒラヒラと舞う様子、また、「地面に落ちた桜の花もあったね!」と表現する子もおり、一人ひとりが思い描く素敵な作品が完成しました。
令和6年3月 お別れ遠足楽しかったね♪
今月、保育所を卒園するぱんだ組。保育所最後の思い出作りとして、年長児だけで鴨川シーワールドに遠足に行きました。シーワールドでグループ行動をする時間を設け、各グループごとに数日前から調べたい海の生き物について話し合いました。またしおり作りもしながら、楽しみに当日を迎えました。
ノコギリザメやカメなど目的の生き物を見つけると、飼育員さんに知りたいことを聞いたり、説明パネルを保育士に読んでもらったりしながら「へえ!そうなんだ!」と興味津々で、生き物の生態をたくさん知ることができました。また、事前にいろいろ調べていったので、知りたい生き物以外のことも「ベルーガってこうやって鳴くんだ!」「これが赤ちゃんかぁ、大きくなるんだね!」など、いろいろな説明がよく分かりお友だち同士で楽しそうに話していました。
みんなが楽しみにしていたシャチのショーでは、近くで見たいグループと上からゆっくり見たいグループに分かれて座りました。近くで見たいグループは、はりきって前列に座り、係員のお兄さんに「大丈夫?」と何度も確認されながらも、むしろずぶ濡れを期待し、見るだけでなく体で体験しながら楽しんでいました。両グループとも、それぞれの楽しみ方でシャチの迫力を感じていました。
トドの水槽では、子どもたちが水槽を覗いたタイミングで、急にトドが目の前のガラスに目をむき出して攻撃するかのように何度も突進してきて、驚きながらも大喜びの子どもたちでした。あまりの勢いに後ろに座っていたご夫婦も大笑いされていました。後日、「どうしてあんなに怒ってたのかな?」と聞くと「うるさかったから!(自分たちが)」と即答する子どもたちで、心当たりがあったのだなと思わず笑ってしまった保育士でした。
後日、自分の調べたことをしおりに書き、グループごとに発表して見られなかった生き物の話が聞けて、もう一度みんなで楽しめました。
令和6年2月 サッカー教室大好き♪
毎月、千葉県サッカー協会からコーチが来てくださり、サッカー教室を行っています。3歳以上児クラスが月替わりに順番で参加していて、プログラムは毎回年齢に合わせて子ども達が楽しめる内容です。「今日はサッカー教室だ。やったね!」「コーチ来たよ!」といつも楽しみにしています。また、コーチがたくさん褒めてくれるので、自信がつき喜びや意欲につながっています。
年長ぱんだ組は、特に楽しみにしていて真冬でも大汗をかき、毎回大盛り上がりです。しかしもうすぐ卒園なので、ずっと残念がっていました。そこで話し合った子どもたちは、コーチのアドバイスもあり、今年度最後の参加クラス年少いるか組にお願いをして、後半の時間を分けてもらいました。
いるか組の優しさに感謝しながら迎えたサッカー教室最終日。いつものようにアップから始まり、コーチのボールを奪いに行くゲームでは「コーチ!あっちに子どもいるよ」とよそ見をさせようとしたり、フェイントをかけたり、いろいろと頭を使ってボールを奪いに行っていました。また2チームに分かれての試合では、今年度始めた頃は全員でボールを追いかけていましたが、最近はボールを追いかける子、ゴールに入りやすい場所に立って待つ子など、作戦を立てるようになりました。個人プレーからチームプレーができるようになってきて、子ども達の成長を感じる保育士でした。
サッカー教室では運動面の身体の成長だけでなく、頭を使って駆け引きを考えたり、友だちと相談して力を合わせたり、楽しみながらいろいろな経験ができる良い機会になっています。
令和6年1月 お手伝い大好き!
年少組の時から洗濯物を届けるなど、お手伝いをはりきっていた年中うさぎ組。最近では洗濯物を届ける時は、記入してあるクラスの名前を見て自分たちで仕分けして届けてくれるようになりました。また保育士がほうきで掃いていると、何も言わなくてもサッとちりとりを持ってきて集めてくれます。みんなの為にといろいろなお手伝いをしてくれるようになり、また困っているお友だちに声をかけて助けてくれる姿も見られ、本当に優しいと感じることの多い年中うさぎ組です。
先日、年長ぱんだ組が忙しくて当番活動ができなかった時、ピンチヒッターで歯ブラシ運びのお当番を「僕(私)たちがやる!」と引き受けてくれました。まずは職員室の消毒保管庫から歯ブラシを取り出し各クラスに運びます。
そして各クラスに入る時は「失礼します。歯ブラシを持ってきました。」としっかり挨拶して入り、「ぱんだ組さん、いつもここに置いてたよね」と置き場所も覚えていました。普段からお当番の様子をよく見ていたのだと感心した保育士でした。
お友だちや保育士に「ありがとう」と感謝されて、誇らしさや嬉しさでニコニコの子どもたち。お当番をやったことで「ぱんだ組になれるね♪」と、近づいてきた進級に期待感を持ち話をしていました。
そして現在は、そんな頼れるうさぎ組が中心となり、卒園する年長さんのお別れ会に向けて、どんなことをしようかな、どんなことをしたら喜んでくれるかなと相談を重ね、はりきって企画中です。どんな楽しい会になるか今から楽しみです。
令和5年12月 これなあに?あったよ!
冬になり、保育室に西日が長い時間差し込むようになった0・1歳児ちょうちょ組。そんなお部屋の壁の前を行ったり来たりするA君。何をしているのかなと、しばらく様子を見ていると、その場で手を伸ばしてみたりバイバイしてみたり…。A君の視線の先の壁には、A君の影があり、初めて出会った自分の影と遊んでいたのでした。そして壁の端まで行き、お部屋の影に入り自分の影がなくなると「あれ?」と不思議そうな顔をして、また日向に戻って遊び、影の不思議も感じて楽しんでいました。
また、陽が落ちるのも早くなり、お月さまが出ているのに気がついた「おつきさまこんばんは」の絵本が大好きなBちゃん。「お月さまいた!」「あそこにあるよ!」と嬉しそうに教えてくれます。その声に他の子も「あった!」とみんなで指をさして楽しそうに眺めています。何日か見る中で「まるいよ」や「ちっちゃいよ(三日月)」などと、形の違いに気がついて教えてくれるようにもなりました。よく見ているBちゃんに驚かされました。
小さい子どもたちなりに自然の移り変わりや不思議さに気づいて、楽しんで遊んでいる姿に頼もしさを感じ、このようないろいろな体験を通して成長していくのだなと思う保育士でした。その気づきを見逃さず、大切にして共感しながら一緒に楽しめるようにしたいと思います。
令和5年11月 セラピードッグとのふれあい体験
セラピードッグが保育所に来てくれ、ふれあい体験をしました。去年も来てくれていたので楽しみにしていて、セラピードッグが入ってくると「かわいい!」と喜ぶ子どもたち。初めて見るすごく大きな犬が登場すると「大きいね!」「熊みたい!」と驚き大興奮の子どもたちでした。自己紹介では、自分たちと同じ年齢の犬がいると「一緒だね!」と親近感がわき、嬉しそうでした。
最初は犬同士の挨拶の仕方や触り方、どんな関わり方をすると犬が気持ち良いのか、逆に怖がるのかなどを教えてもらいました。今まで知らなかった犬の気持ちに少し驚きながらも、どうしたら仲良くなれるのかトレーナーさんのお話を最後までしっかり聞いている子どもたち。その姿はいつも以上に真剣で頼もしい姿でした。
その後のふれあいは、犬に自分のにおいを嗅がせる挨拶から始まりました。背中をなでたり身体に触れたりしながら「ふわふわだね」「こっち向いてくれた♪」とかわいい犬たちにメロメロでした。「お腹がドキドキしてるよ」「ワンちゃんのベロってあったかいね」といろいろなことを肌で感じ、自分達と一緒だというところに気づき嬉しそうでした。
セラピードッグとたくさんふれあい大満足だった子どもたちは、お家に帰って楽しかったことを伝えたのはもちろん、犬との関わり方を家族に細かく教えたり、「犬を飼いたい!」とおねだりしたりする子もいたそうです。楽しい時間を過ごし、素敵な出会いと体験ができました。
令和5年10月 さつま芋収穫を満喫しました♪
6月に植えたさつま芋が収穫時期を迎え、さつま芋掘りをしました。「よいしょ!」と思いきり芋づるを引っ張ると、大きく育ったたくさんのお芋がついてきて大喜びの子どもたちでした。また、なかなか掘れないお芋はお友だちと力を合わせて掘っていたり、掘り残しがないか最後まで確認したりしてたくさん収穫できました。
その後も虫探しをしたり、お芋のつるでリース作りや電車ごっこをしたりいろいろ楽しみました。電車ごっこでは、お兄ちゃんお姉ちゃんに乗せてもらい嬉しそうに楽しんでいるちょうちょ組の1歳児。4歳児うさぎ組は「しゅっぱーつ‼」とはりきったものの、両端の子が運転手でスタートしてしまい「あれ?進めない!」と引っ張り合い、子どもらしくて可愛いアクシデントもありました。
掘ったお芋で、後日焼き芋会をしました。「あまーい」「おいしい!」とペロリと食べてしまい、「もっとおかわり!」とたくさん食べて大満足の子どもたちでした。
令和5年9月 リレーでのひとコマ
年長ぱんだ組さんは、体を動かすことが大好きで、普段からみんなでリレーやドッジボールなどで遊んでいます。運動会の取り組みが始まった最近では「リレーやりたい!」と毎日のように楽しんでいました。
ある日、いつものようにリレーを楽しんでいると、年少いるか組さんが「入れてー」と集まってきました。快く仲間に入れましたが、年少いるか組さんは全員赤帽子をかぶり、2チームに分かれることを伝えても「赤がいい!」と替えてくれません。実は年少いるか組さんでは、運動会ごっこを始めたばかりだったこともあり「運動会は赤チーム」という思いが強く、何でも「みんな赤組」「みんな勝ち」を楽しんでいたのです。
ちょっと困りましたが「じゃあいいよ」と年長ぱんだ組さんが白チームになり、リレーがスタート。普段のリレーでは絶対に負けたくないと、ルールにもシビアな年長ぱんだ組。しかし、今回の勝負ではみんな何も言わなくてもゆっくり走ったり、線の内側を走る子には一緒に走って優しく教えたり、最後には赤組を勝たせてあげていました。いつも勝利にこだわる子どもたちが自然にとった行動に驚き、優しい気持ちに保育士の心も温かくなりました。
そして後日、年少いるか組さんに変化がおきました。赤組希望の子も多いですが、「僕(私)白組がいい」という子も出てきました。年長さんのかっこよくて優しい姿に、今まで意識していなかった白組の存在が大きくなったようです。そして今は、赤組白組に分かれて楽しんでいます。異年齢の関わりのなかで育つ心を、大切にしていきたいなと思う保育士でした。
令和5年8月 プール遊び楽しいな
0・1歳児ちょうちょ組では、プール遊びを始めた頃は水が怖くて泣いていた子も、段々慣れて水の楽しさを覚え、今では全員大喜びで遊んでいます。
時々、年長ぱんだ組も仲間入りして、一緒に遊んでくれたり水筒を飲ませてくれたり優しく接してくれるので、0歳児のお友だちもニコニコ嬉しそうです。
プール遊びがもっと楽しめるようにと、保育士がジョウロで雨どいに水を流してみました。すると流れる様子に興味津々で、真似して水を流したり、いろいろなオモチャを流したりする1歳児のお友だち。そして流れないと雨どいを揺らしたり直接指で押したりしながら試して楽しんでいました。途中から、オモチャと一緒に水を流すとよく流れることを発見し、ジョウロやコップで水を運び勢いよく流れるたびに、ニコニコ笑顔で大喜びです。子どもたちなりにいろいろ考え試している姿に感心すると共に、保育士もその発見や喜びに共感しながら遊びを楽しみました。
また、夏のもう一つの楽しみは、畑の野菜を収穫して食べることです。最初は保育士と一緒に見つけていましたが、自分で見つけられるようになり、今は自分のクラスの畑がなくなると、隣のクラスの畑に探しに行く子もいます。その様子を家庭に伝えると、「家では食べないのにびっくりです」との話を聞き、保育士も驚きました。畑から自分で収穫してすぐに食べることや、お友だちと一緒に食べることなどが、子どもたちにとっては格別のおいしいスパイスになっているのでしょうね。
令和5年7月 夏の遊び大好き!不思議もいっぱい♪
外遊び大好きな3歳児いるか組さん。毎日のようにプール遊びや水・泥遊びを楽しみ、夏の遊びを満喫しています。
そんなある日、雨上がりの園庭に大きな水たまりがたくさんできました。泥んこ遊びも大好きなので、大喜びで水たまりを走り回り「グニュグニュしてて気持ちいい!」と泥の感触を楽しんでいました。そのうちに「こっちの水は、あったかいよ」「こっちは冷たいよ」と場所によって温度が違うことを発見。「どうしてこっちだけ、あったかいだろうね?」と友達同士話しながら、座ったり寝転んだりして体で温度差を感じ、遊びを楽しみました。
またある日は、プール遊び中にホースのシャワーで遊んでいると、「あ!」とシャワーを指さすAちゃん。そこには綺麗な虹ができていて、周りの子も気づき嬉しそうに見ていました。「虹は空にできると思ってたのに、どうして下にできたんだろう?」と虹の不思議を感じた子どもたち。「こっちにもできるかな?」と、お友だちといろいろな所にシャワーをかけ「こっちにもできたよ!」と、虹探しを楽しんでいました。
夏の遊びを楽しむ中でいろいろな事を体で感じ、「どうしてだろう?」と不思議に思って試してみたり、そこから遊びが広がったり、五感をたくさん使って遊びを楽しんでいます。保育士もそういう子どもたちの姿を大切にし、遊びがより一層広がり楽しめるようにしていきたいと思っています。
令和5年6月 郵便ごっこ大好き!図書館へお手紙を出したよ♪
年中組の時から、手紙ごっこが好きだった年長児ぱんだ組さん。「郵便ポストを作りたい」と、保育所の郵便受けを見たり実際の郵便ポストを見に行ったりしながら、どんなポストにするか決めて、赤い切り紙を丁寧に貼り合わせて作りました。ポストができあがったことで郵便ごっこがより一層盛り上がり、「届くかな…」とドキドキしながらポストに手紙を出したり、郵便屋さんになって手紙を届けたり楽しんでいました。
郵便ごっこが盛り上がると、次は本当の手紙を出してみたくなってきた子どもたち。どうする?と話した結果、先月、富津市立図書館へ行ってお世話になり、楽しく過ごさせてもらった司書の方たちに、お礼の手紙を書くことにしました。字を書くチームと絵を描くチームに分かれ、それぞれ何を書こうか?といろいろ考えながら一生懸命書いていました。
そして、手紙を持ち、はりきって郵便局へ。局内に入ると「切手をください」とお願いし、切手を封筒に貼り、手紙を無事出すことができました。普段よくしゃべる子どもたちが局内ではとても静かで、その姿から真剣度や緊張感など、子どもたちの一生懸命な思いが伝わってきました。
それから数日後、なんと図書館の方からお返事が届きました。緊張しながらハサミで封を切り、パンダの素敵なお手紙に大喜びの子どもたち。初めて本物の手紙が届き、嬉しそうに何度も読み返していました。これからも郵便ごっこが盛り上がっていきそうです。