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市宝探訪(工芸)

[2013年3月18日]

ID:788

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金谷神社の大鏡鉄(だいきょうてつ) -金谷-

金谷神社の大鏡鉄

 金谷神社のご神体となっている「大鏡鉄」は、社伝によれば、室町中期の文明元年(1469)6月、金谷神社の西方550mの海中から引き上げられたものと言われる。直径160cm、厚さ11cm、重さ1.571tで、二つに割れている。大鏡鉄という呼称は、日本武尊が東征の際に船首にかけた鏡に由来するというが、実際には鏡ではない。本来の用途や制作年代は不明であるが、宮城県の塩竃神社にある製塩用の鉄鍋に類似したものといわれる。昭和41年県指定有形文化財。

白山神社の鰐口(わにぐち) -長崎-

白山神社の鰐口

 長崎の白山神社は室町後期(戦国時代)の天文5年(1536)に、環(たまき)城主・武田(真里谷(まりやつ)氏)時信が創建したと伝えられる。この神社にある鰐口は直径24.7cm、厚さ5.4cmで、中央部の撞座(つきざ)に八葉の蓮華文が鋳造されている。周囲には表面57文字、裏面9文字の銘文があり、天文11年(1542)に沙弥(しゃみ)全芳という人物によって寄進されたことがわかる。沙弥全芳は真里谷城代武田信助のことであり、武運長久を願って、奉納したものと思われる。昭和58年市指定有形文化財。

見性寺(けんしょうじ)の梵鐘(ぼんしょう) -相川-

見性寺の梵鐘

 相川の見性寺は禅宗の古刹(こさつ)である。寺伝によれば、室町中期の長享元年(1487)に里見義実が創建し、天正3年(1575)に里見氏の武将正木兵部太輔が再興、以後正木氏の菩提寺であったという。梵鐘は高さ1m13cm、口径61cmで、陰刻銘によると、鋳造年代は江戸中期の正徳5年(1715)、鋳工は江戸神田の多川民部見歳と粉河武右衛門である。江戸時代の梵鐘は市内でも数が少なく、戦時中の金属回収から免れた貴重な工芸品となっている。昭和58年市指定有形文化財。

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富津市役所教育部生涯学習課

電話: 0439-80-1342 FAX: 0439-80-1353

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