あしあと
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この事業は、日本スポーツ少年団(JJSA)とドイツスポーツユーゲント(dsj)の間で締結されている「日独スポーツ少年団国際交流協定書」に基づいて行われる、国際交流事業です。
1967年以来実施され、2023年には50周年を迎えました。
日本団のドイツへの派遣と、ドイツ団の日本への受入れを同時期に行うことから、「同時交流」という名称が付けられています。
2026年度よりスポーツ庁国庫補助事業となり、スポーツ少年団員のみならず、多くの青少年がこの交流事業に参加し、日独両国の青少年スポーツの発展に寄与することを目的として実施することから、「日独スポーツ青少年同時交流」へと名称が変更されました。
約100名で構成されているドイツ団は、複数のグループに分かれて日本各地の受け入れ市町村を訪問し、スポーツや文化体験、ホームステイ等の地方プログラムでの交流を通じて相互理解を深めます。異なる文化や価値観に触れ、交流を通じて育まれる友情が日独両国の架け橋となることを目指しています。
富津市では、柔道グループの受入を行いました。
また、今回の受入をきっかけに、次年度は日本団の一員としてドイツを訪問し、現地の青少年と交流する機会があるかもしれません。
公益財団法人日本スポーツ協会日本スポーツ少年団
都道府県スポーツ協会都道府県スポーツ少年団
ドイツスポーツユーゲント
2026年7月27日(月曜日)から8月10日(金曜日)
ドイツ団:100名〔12グループ 97名(団員85名、引率指導者12名、団長団3名〕
日本側受入:ホストファミリー、全体プログラム及び地方プログラム各種交流参加者・受入関係者
この交流事業では研修成果をより高めるために、日独双方の団員が身近な問題についてディスカッションをする場が設けられています。
言葉や慣習等、異なる文化的背景を持つ両国の若者が共通のテーマに沿って意見交換をすることにより、広い視野を持った人間として、また将来の指導者として成長することが期待されています。
今年度のテーマは「ジュニア・ユーススポーツの未来をデザインしよう」です。
(1)全体プログラム(前半)〔担当:日本スポーツ少年団〕
期間:2026年7月27日(月曜日)から7月30日(木曜日)
場所:国立オリンピック記念青少年総合スポーツセンター 等
(2)地方プログラム(前半)〔担当:群馬県 沼田市〕
期間:2026年7月30日(木曜日)から8月3日(月曜日)
(3)地方プログラム(後半)〔担当:千葉県 富津市〕
期間:2026年8月3日(月曜日)から8月7日(金曜日)
(4)全体プログラム(後半)〔担当:日本スポーツ少年団〕
期間:2026年8月7日(金曜日)から8月10日(月曜日)
場所:ベルサール羽田空港/ヴィラフォンテーヌ羽田空港
この事業の詳細は、日本スポーツ協会ホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。
第1訪問県である群馬県沼田市より移動してきたドイツ団8名と通訳1名は、午後2時30分頃に富津市役所へ到着し、午後3時より市長等への表敬訪問を行いました。
午後5時より富津市役所レストラン棟にてウェルカムパーティーを行いました。パーティー内では、ペナント交換やホストファミリーの方との顔合わせ、翌日の鋸山散策ウォークにて英語でガイドを務める天羽中学校生徒の紹介も行いました。
食事はオードブル等に加えて、富津市の郷土料理で文化庁の100年フードにも認定されている「鉄砲巻き」も用意しました。
また、記念品として富津市からは鋸山Tシャツを贈呈しました。
第2日目の午前中は天羽中学校生徒ガイドによる鋸山散策ウォークを行いました。
中学生ガイドは練習の成果を存分に発揮し、百尺観音、地獄のぞき、千五百羅漢道、日本寺大仏の4つのスポットで英語で解説してくれました。
午後からは、富津海水浴場にて海水浴やビーチバレーボール等、自由時間としました。
連日のプログラムや午前中の鋸山の疲れを心配していましたが、それぞれが海を楽しんでいました。
第3日目は千葉県無形文化財の日本刀の鍛錬を見学するため、千葉市の松田次泰鍛冶場へ行きました。
午前中は刀工の松田次泰先生から日本刀の歴史等について解説いただいた後、日本人でも滅多に体験することのできない向こう鎚を実際に体験させていただきました。
午後からは刀の鑑賞方法を教えていただきました。ドイツ団は教わりながら光に当てて刀を鑑賞したりし、日本の刀文化を楽しんでいました。
最後にプチ茶道体験も行い、日本文化を存分に体験する一日となりました。
第4日目の午前中は千葉県立安房高校柔道部との合同稽古、剣道部と本市スポーツ少年団本部長による剣道体験を行いました。
今回は、柔道グループとしての受入れでしたが、ドイツで柔道をしていない団員を含めてグループが構成されていたので、柔道稽古の裏で剣道体験も行いました。
日独互いの青少年がアドバイスをしながら稽古をしている様子が印象的で、言葉が通じなくとも身振り手振りで会話をし、互いに技術を高める様子が伺えました。




午後からは安房高校の合宿所をお借りし、安房高校柔道部員、剣道部員とともにテーマディスカッションを行いました。
「ジュニア・ユーススポーツの未来をデザインしよう」のテーマの基、複数のグループに分かれて、日本のスポーツ(柔道の歴史や学校部活動等)、ドイツのスポーツ(同様)についてディスカッションが行われました。
翻訳アプリやジェスチャーを積極的に使い、コミュニケーションする様子が印象的でした。
また、日独両国の漫画やアニメも話題となり、会話が盛り上がりました。




第5日目(富津市プログラム最終日)は午後から全ドイツ団が東京へ集結するため、午前中のみのプログラムでした。
はじめに、幕田魁心書道美術館にて書道体験を行いました。
講師を務めていただいた中山先生が予めドイツ団の名前に漢字をあてた見本を作成してくださり、ドイツ団は見本を見ながら半紙に書く練習を行いました。また、中山先生が講師を務める高校書道部の卒業生5名も手伝いに来てくださり、ドイツ団2名から3名に対して1名が講師として付く形で行いました。
本番は、扇子に自分のあてられた漢字を書き、お土産として持ち帰るプログラムでした。半紙と違い、でこぼこした扇子に書くのは難しそうでしたが、ドイツ団は一生懸命取り組み、特別なプレゼントになりました。
書道体験後は、美術館の庭で杵と臼を使った本格的な餅つき体験が行われました。すぐにコツを掴む人もいれば、中々力が入らない人もいましたが、餅つきを楽しんでいる様子でした。
書道体験・餅つき体験後、富津市最後のプログラムである「ありがとうパーティー」を幕田魁心書道美術館にて行いました。
各ホストファミリー等も参加し、富津市スポーツ少年団本部長挨拶、ドイツ団代表指導者挨拶、富津市長挨拶後、記念品としてふっつんのぬいぐるみをドイツ団1人ずつに贈呈しました。富津市に来た初日からふっつんを気に入っている様子があり、非常に喜ばれました。
その後、市長による乾杯でパーティーが始まり、ホストファミリーとの再会を楽しんだり、書道体験講師と写真を撮ったりと和やかな雰囲気でパーティーが行われました。
終了後、大勢のパーティー参加者に見送られながら、ドイツ団は東京集結のため君津駅へと向かいました。