あしあと
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子育てに役立つさまざまな情報を「子育てコラム」としてお届けします!
広報ふっつにも掲載していますので、ぜひご覧ください。
「同じ時間に起きる」、「同じ時間に寝る」といった規則正しい生活を送り、質の良い睡眠をとることは、子供の健やかな成長と健康保持のために大切です。
睡眠には「レム睡眠(体を休める睡眠)」と「ノンレム睡眠(脳を休める睡眠)」があります。この2つの睡眠を交互にとり、1晩のうちに3から4回繰り返します。睡眠中は脳と体が、交互に休んでいます。
体が休んでいる「レム睡眠」では、脳は起きている状態で、昼間に学習した内容や記憶の整理などの情報処理を行っています。
脳が休む「ノンレム睡眠」では、体は起きている状態で、成長ホルモンが分泌され、体の成長や脂肪の分解、免疫・代謝機能が増強され、疲労の回復を行っています。
また、質の良い睡眠は、日中の体調や集中力、意欲に良い影響があるようです。
良い睡眠をとるための4つのポイント
夜にテレビやゲーム、スマートフォンなどを使いすぎると良い睡眠が得られません。家族で使う時間のルールを決めましょう。
昔から「寝る子は育つ」と言われています。
十分な睡眠がとれるように、日々の生活を振り返ってみましょう。
6月第3週日曜日(今年は6月15日)は父の日ということで、今月号ではパパ向けのコラムをお届けします。
女性も男性と同じように就労する共働き世帯が増えていると言われています。実際に本市の調査(子ども・子育て支援事業計画策定に係るニーズ調査)でも、小学生の子のいる母親がフルタイムで就労している割合は、平成25年度の33.8%から令和5年度は48.4%へ増えています。
ママが職場に復帰し、働き続ける上ではパパの積極的な家庭生活への参加が求められることもあると思いますが、家事や育児に対して、義務感が先行しているパパも多いのではないでしょうか。
パパが積極的に家事や育児に参加することは、ママやお子さんへの良い影響が期待できるだけでなく、パパにとってもお子さんの日々の成長をより感じられたり、新しい視点が見えるようになります。
お子さんはあっという間に成長していきますので、育児に関われることは人生の中でも限られた貴重な経験と捉えることもできます。
そのためには、自身の働き方も見直してみる必要があるかも知れません。仕事との両立は大変なこともありますが、家事や育児をすることは、パパ自身の人生を豊かにするための権利と捉え、もっと楽しんでいけるといいですね。
大人も緊張がゆるむ家の中は、子どもの事故が最も起こりやすい場所と言われています。
とはいえ、家の中では子どもを見ながら家事などをこなさなければならず、ずっと子どもの手を離さず生活することはできません。
よく見ているつもりでも、一瞬の油断やスキに事故は起こるもの。事故が起こる前にあらかじめ対策が立てられるよう、普段から情報を収集し、対策しておくことが必要です。
家の中をチェックしてみよう
月齢や発達の段階によって起こりやすい事故も変わってきます。お子さんの成長に合わせ、想定される危険を改めて確認し、安心して過ごせる環境となるよう、いま一度家の中をチェックしてみましょう。
新たに入園・入学・進級した皆さま、おめでとうございます。子どもたちはどんどん成長し、できることが増えていきますね。
さて、子どもの言い間違いが気になることはありませんか。
筆者の子どもも、2歳男児は「いらっしゃいませーアイスでーす。何?(アイスは何にしますか?)」といった言葉足らずなところがあったり、5歳女児も「おすくり(おくすり)」「芋ペンキ(芋けんぴ)」「せっさく(せっかく)」といった言い間違いがあったりします。意味が分からずに聞き返すと、子どもたちは怒り出します。
子どもの言い間違いについての対応として、基本的には、大人が子どもの話の内容をくみ取り、理解してあげてください。そのうえで、正しい言葉を教えてあげても良いでしょう。そうすることで、子どもは、大人が自分の言葉を分かってくれた、伝わったと自身を持つことができます。
もちろん、あまりにも気になるようでしたら、言語聴覚士などの専門職に相談してください。こども家庭課にもお問い合わせいただければ、関係部局をご案内できます。
子どもの言い間違いはよくあることで、成長と共に次第になくなっていくかと思います。その時々のクスッと笑える言い間違いは、ほほえましいですよね。メモして振り返ったら面白いかもしれません。
絵本に描かれている食べ物がとびきり美味しそうに見えることはありませんか?絵本の食べ物は匂いもしなければ、味も音もしません。
なぜ美味しそうに見えるのでしょうか。
それは本の中の絵が色彩豊かで上手に描かれていることも一因かもしれませんが、美味しそうに見せるための工夫がされているからです。
包丁で野菜を切る「トントン・ザクザク」、お肉が焼ける「ジュージュー」、スープを煮込む「コトコト・グツグツ」、湯気が出ている「ホカホカ」、熱いものを食べる時の「フーフー・ハフハフ」…これらの言葉はオノマトペと呼ばれています。絵だけの食べ物が美味しそうに見えるのは、オノマトペの効果もあるのです。
オノマトペは同じ言葉を繰り返すことが多く、リズムもあるため、小さな子にも伝わりやすいとされています。日々の生活の中でオノマトペを使った声掛けをすることで、子どもはより多くの言葉に触れ、心を成長させることにつながります。「ぷるん」としたプリン、「くたっ」と煮込んだ野菜、「ねばっ」とした納豆…オノマトペ以外の言葉を合わせると、食感を表す言葉は445語もあるそうです。中国語では144語、英語では77語だそうなので、食に関する日本語の表現が多彩であることがわかります。
時間のあるときは、絵本に出てきたメニューを絵本と同じ作り方で作ってみてはいかがでしょうか。いつも食べているホットケーキを、フライパンいっぱいに大きく焼いて…お気に入りの絵本の主人公になった気分で作って食べてみましょう。「焼いているとフツフツ穴があいてきて、いい匂いがしてきたね」、「ふわふわに焼けたね」、「シロップをとろーりかけようね」など、食を表す言葉を添えて、おやつや食事の時間がより一層楽しくなるかもしれません。
2月14日はバレンタインデーです。昔は、女性から男性にチョコレートを渡し、想いを伝える日という考え方がスタンダードでしたが、今では、「家族チョコ」や「友チョコ」のように、家族や友達など身近な人に感謝の想いを伝え、プレゼントを渡すということも増えてきていると思います。
バレンタインデーをきっかけに、お子さんと一緒にお菓子などを作って、お子さんが感謝を伝えたい人にプレゼントをしてみるのはいかがでしょうか。
モノを作る、感謝の想いを持つことは、お子さんにとって良いことがあります。
モノを作るときは、何を作るか、作りたいモノにはどんな材料が必要か、材料をどう使うか、どんな道具を使うか、飾りつけはどうするかなど、たくさんのことを考えて、多種多様な作業をする必要があります。こういったことは、お子さんの創造力を高めて、お子さんの脳の活性化に繋がります。難しい作業は、オノマトペ(擬音語や擬態語)を使って、お子さんたちがわかりやすいようにアドバイスしてあげることでスムーズに作業が進むかもしれません。
また、感謝の気持ちを持つことは、ポジティブな気持ちになり、幸福感が高まって、日々の生活を豊かにすると言われています。脳科学の研究では、感謝の気持ちを持つ人は、幸福ホルモンと呼ばれる脳内物質セロトニンなど、脳とからだに良い作用を与えるホルモンの分泌が盛んになることが明らかになっています。
前述したもの以外にも、良いことがあり、例えば一緒にモノづくりをすることで、家族間でのコミュニケーションを深めるきっかけにもなります。
みんなが幸せになるバレンタインデーにしてみてはいかがでしょうか。
テレビやスマートフォン、ユーチューブなど、子どもを取り巻くメディアはたくさんありますが、楽しさを演出する工夫をして、親子で絵本を楽しむ時間を過ごしてみませんか。
一緒に物語を楽しむ大人がいることによって、子どもはお話の楽しさや愛情を感じていきます。
親にとっても、子どもの反応や表情から、子育ての楽しさや成長を感じることができます。
楽しさを演出して絵本を読むためのポイント
今日はテレビを消して、お子さんと一緒に絵本の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「機中八策®」は、千葉県の児童相談所長が考えた、子どもとのスムーズな対話術です。
大人がしてほしい行動を子どもがしてくれないとき、ついつい、大人は子どもが青ざめてしまう言動のブルーカードを切ってしまいがちです。
「ブルーカード」とは、「(ひ)否定形・禁止」「(ど)怒鳴る・叩く」「(い)嫌味を言う」「(お)脅す」「(と)問う・聞く・考えさせる」「(ぎ)疑問形」「(ば)罰を与える」「(なし)なじる・人格否定する」という、暴力的でわかりにくいコミュニケーションをいいます。
たとえば、宿題をせずテレビを見ている子どもに対して、大人が「テレビばっか見るなって(否定形)いつも言ってるでしょ(怒鳴る)」といった言動は、ブルーカードです。
しかし、親も意識して練習することで、子どもがほっこりあたたかい気持ちになれる「オレンジカード」に切り替えていけます。
「オレンジカード」とは、「(ほ)ほめる・認める」「(ま)待つ」「(れ)練習する」「(か)代わりにする行動を示す」「(が)環境づくり(い・ち・お・し環境づくり・いつも、近づいて、穏やかに、静かな環境)」「(や)約束する」「(き)気持ちに理解を示す」「(を)落ち着く」という、わかりやすく伝わりやすいコミュニケーションをいいます。
たとえば、「テレビを消し(子どもが話せる状態になるまで「待って」)宿題をできた子どもをほめる」などの関わり方があります。
「ほめられる」「自分の気持ちを理解してくれる」などオレンジカードをたくさん切ってもらえれば、子どもは自信がつき、自己肯定感が育ちます。今回ご紹介したのは「機中八策®」のほんの一部分ですが、皆さんも普段からオレンジカードを切れるよう、一緒に練習してみませんか。
「保活」とは、子どもの保育園等への入園に向けて保護者が行う活動のことです。
お子さんを預ける施設は、保育所(園)・認定こども園・幼稚園等、さまざまあります。
保護者の生活スタイルやお子さんにどんなことを体験させたいかなど、希望に合わせた施設を選ぶことが重要です。
「保活」の開始時期は、ご家庭の状況などによって異なりますが、4月入園を希望の場合は、前年の11月から申込受付が開始となるため、保育施設の見学等を考慮して、早めに始めていただくと安心です。
では、「保活」は具体的にどんなことをしたらよいのでしょうか?
スケジュールをしっかり立て、「保活」をすることで、お子さんにとって良い環境を選び、保護者も安心して保育施設に預けられるようにしたいですね。
夏の暑さも和らぎ、徐々に過ごしやすい季節になってきました。
夏から秋にかけては、特に季節の変化を感じることができます。
お家の周りや普段よく行く公園などでもお子さんが興味を持ちそうな木の実や色づいた落ち葉などを見つけることができると思います。
普段のあそびに加えて、秋を感じるあそびを取り入れてみてはいかがでしょうか。
おいしい料理を作っても子どもが食べてくれない…そのようなことはありませんか?
「食事をしよう、ごはんを食べよう」と気持ちが向くのは、空腹を感じた時です。
子どもの食事で大切なことは料理の内容だけでなく、空腹状態で食卓に着けるように整えることも必要です。
空腹で食卓に向かうと、好物ではない物もおいしく食べられることがあるようです。
【空腹で食卓に向かうポイント】
幼児期の食事は、心身の成長・発育に大きく影響します。子どもの健やかな成長のため、保護者の皆さんの生活も合わせて振り返ってみてはいかがでしょうか?
子育てをしていると、本当にこれで良いのかと思うことがたくさんあります。
今ネットには「子育てはこうあるべき!」というさまざまな情報があふれ、自分の子育ては間違っているのではないかと、不安になることがあるのではないでしょうか?
仕事や家事に追われ、こどもにしっかり向き合えていない。
うちの子はよそのお子さんに比べて遅れているのでは?わがままばかり言って、ちっともいうことを聞いてくれない、怒りたくはないけれど、ついイライラして叱ってしまう…
そんな時、あなたには誰か相談できる人はいますか?
パートナーや両親、祖父母、兄弟姉妹等の家族、保育所や幼稚園や学校の先生、友だち、誰でもいいから、ひとりで悩みを抱え込まず、こどものことお話してみませんか?
相談できる家族はいない、親に相談すると説教されてしまうのではないかと心配、先生や友だちには話しづらい…
そんな時には、市役所のこども家庭課にご相談ください。
こども家庭課では「子育ての話何でも聴きます窓口」を設置しています。子育てについての悩みやお話を伺い、アドバイスや相談機関の紹介をすることができます。
話すだけでも気持ちが整理されて心が軽くなり、お子さんへの接し方がきっと変わると思います。
「こどものことお話してみませんか?」
保護者の皆さんが仕事や家事、育児で忙しい毎日の中、お子さんが少しでも家のことをしてくれるととても助かりますよね。
お子さんの成長に合わせたお手伝いを継続していくことで、家事スキルが身についたり、保護者が助かったりするだけでなく、お子さんの成長にも良い影響を与えると考えられています。
お手伝いのメリット
【自己肯定感を育む】
家族から「ありがとう」と感謝され、家族の一員として役立っているという達成感を感じることができ、またその積重ねにより、自己肯定感が育まれます。
【自分で考える力を育む】
お手伝いを続けていくうちに、より効率的・効果的にするにはどうすればよいかを考え、工夫するようになります。
お子さんだけで考えられなくても保護者の方と一緒に考え、取り組むことで自分で考える力が育まれます。
【親子の絆が深まる】
一つのことに一緒に取り組んだり見守ったりすることで、短い時間でも同じ時間を共有でき、感謝の気持ちを伝えるなど、お子さんとの会話も生まれ、コミュニケーションの機会が増えます。
保護者としては、「自分でやった方が早い」「教える時間がない」とも考えがちですが、お子さんの成長の伴走者として、完璧を求めず、寄り添い、見守ってみてはいかがでしょうか。
就学前・小学生・中学生・高校生とお子さんの成長に合わせ、お手伝いの内容も変わっていきます。
これから迎える夏休みに向け、お子さんとどんなことができるか話合うのもいいかもしれませんね。
お子さんとのお出かけはマイカーで、という方が多いと思います。
小さなお子さんがいるご家庭では持ち運ぶ物も多いためハードルもありますが、一人でトイレができるようになったお子さんとのお出かけには電車の利用をおすすめします。
1.さまざまなメリット
2.事前の準備
お出かけ前の準備として、前もって電車を利用するイメージを伝え、お約束をしておくと安心です。
「他にもお客さんがいるから、電車の中では小さな声で話そうね。約束できる?」といった感じです。
また、静かに遊べるようなおもちゃや絵本なども用意しておくといいでしょう。
子どもが苦手な食材といえば、野菜を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
緑色や赤色などの見た目、トマトなどの酸味、ピーマンなどの苦み…苦手とする理由はさまざまです。
味覚は口内や舌の表面にある「味蕾(みらい)」と呼ばれる器官で感じ取っていて、乳幼児には約1万個存在すると言われています。
この数は加齢とともに減少し、成人になると約7,500個になるそうです。
味蕾で感じる味覚は、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つの基本味で構成されています。
その中でも酸味は食品の腐敗を、苦味は食品の毒性を示す味として、人間が本能的に避ける味になっています。
乳幼児は味蕾の数が多く、大人より味覚が敏感なことも野菜を苦手とする一因かもしれません。
幼少期は食経験のなかでさまざまな味を知っていき、食べられる味に広がりが出て味覚の発達につながっていくため、薄味を心掛けて素材の味を知っていくことも大切にしていきたい時期です。
酸味のあるトマトは加熱によって酸味が和らぎ、苦味のあるピーマンは油で炒めると苦味がコーティングされ和らぐと言われています。スープに入れる、ツナなどと炒めるなど、苦手な味を和らげる調理を試してみてください。
調理の工夫のほか、野菜を育てたり、食事の準備を手伝うことがきっかけとなって子ども自ら「一口食べてみる」と挑戦することもあります。
夏野菜の苗が出回り始めるこの時期、家庭菜園を始めてみたり、お休みの日はトマトのヘタを取る、レタスをちぎるなどのお手伝いをお願いしてみるのもいいかもしれませんね。
4月は、入園・入学・進級といった新しい生活が始まる時期ですね。
新しい生活環境に伴いご自身のお子さんと周りのお子さんを比べてしまい「〇〇ちゃんは、△△できているのに、うちの子は大丈夫かな?」と思われたりしませんか。
「隣の芝生は青い」と言うことわざがあるように、周りのお子さんが良く見えてしまいがちです。
そんな時、子どもの成長には個人差があって、その子なりのペースで成長していくことを思い出して「昨日までのお子さん自身」と今とを比べてみてください。
そうすると昨日まではできなかったことが、今は「自分一人で〇〇できるようになっている!」「苦手だった〇〇も取り組めている!」など成長しているところや良いところが見えてくるはずです。
ビデオやスマートフォンでお子さんの様子を記録されている方は、それらを活用して振り返ることも一つの手段ですね。
ささいなことで良いのです。
気づいたことは具体的にお子さんにも伝えてあげてください。きっとお子さんは、自分をよく見てもらえていることで安心感を抱くとともに、今の自分を認めてもらえているという自己肯定感につながっていきます。
ぜひ周りのお子さんと比べるのではなく、生まれてから成長し続けているお子さん自身を見守っていただきたいと思います。
あたたかい春はお散歩日和。
ぽかぽかした日差しの中、親子で「ちょっとそこまで」という気持ちでお散歩してみませんか?
お散歩には良いことがいっぱい!
1 親子のコミュニケーションの時間になる
外に出て、子どもの目線になっていろんなものを見ながら歩くと新しい発見ができるはず。「これ、なあに?」といった言葉が出たら、たくさん子どもと会話をするチャンスです。
2 リフレッシュできる
大人は家事や仕事で疲れた時の、子どもはテレビやゲームの後の気分転換に!大人も子どもも階段や坂道を歩くことで運動機能が発達したり、ストレス発散にもなったりします。
3 自然に触れ合える
いつもは車や自転車で通り過ぎる道も、子どものペースで歩くお散歩は五感を刺激する体験がたくさんできます。花の香りや鳥の鳴き声など家の中では気づけないことに出会えます。
4 交通ルールを学ぶ
横断歩道の渡り方や信号の見方、危険な場所を伝える機会にもなります。親子で手をつなぎ、大人は常に車道側を歩くなど安全面のサポートをしっかりしましょう。
お家の周りやいつもの道でも、子どもが見るもの、聞くもの、感じるものを一緒に楽しむことができるお散歩を親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
妊娠中は、つわりや大きなおなかで家事が大変だったり、出産後は、からだの急激な変化から疲れを感じやすく、気持ちも不安定になりがちです。
この時期のママは、パートナーや家族のサポートを受けながら、無理のないように過ごしましょう。
日中に頼れる家族がいないときは、市の子育て支援サービスなどを利用するのもひとつの方法です。
産前産後ヘルパー派遣事業は、ヘルパーが自宅を訪問し、妊娠中や出産後の家事と育児をサポートする事業です。
例えば、ヘルパーに食事の準備から片付け、部屋の掃除などを任せることができます。
また、初めての育児で不安なときは、授乳やもく浴のサポートなども受けられます。
利用には、事前に申請が必要ですので、妊娠中や体調が良いときに申請しておくと安心です。
乳幼児(0歳から5歳)の時期は、「こころ」と「からだ」の基礎づくりをする大切な時期です。
自分を信じる気持ちや相手を思いやる気持ち、体力や運動能力を育てるには、人との直接的な関わりが欠かせません。
近年、スマホ・タブレット・ゲームなどさまざまなメディアの発達・普及が進み、子どもはメディアに囲まれた中で生まれ育っていきます。
メディアの発達・普及は、生活をより便利で快適なものにしてくれたり、新たなコンテンツを提供してくれますが、過度に依存してしまうと生活習慣病を引き起こす要因にもなります。
子どももメディアに長時間依存すると、視力の発達が妨げられたり、からだを使った遊びが減るため運動不足となり肥満になるなど、「小児生活習慣病」のリスクが高まっていきます。今、子どもたちの5人に1人は「生活習慣病予備軍」と言われています。
メディアを利用する場合は、利用時間を1日2時間までなど、目安を設けるようにしましょう。
子どもの健やかな成長には、親が適切な愛情、運動の機会などを与えることが必要です。
今回は、いくつか具体例をご紹介しますので、やってみてはいかがでしょうか。
子育て中の毎日は本当に忙しく、目まぐるしく過ぎていきますね。
それでも、食事や環境、習い事等々、なんでも子どもにとって良いものを与えたいと思うのは親心だと思います。
みんな初めて親になるのだから、完璧に子育て出来ないことは当たり前なはずなのに、うまくいかないことについイライラしてしまう・・・。
そんなときに思い出して欲しい言葉は、「まあ、いっか。」。
ときにレトルトの食事であっても、部屋が片付いていなくても、洗濯物がちょっと溜まっていても「まあ、いっか。」と、笑って近くに居てくれるお父さんお母さんの存在に、子どもは「安心感」を感じ、一緒に笑顔になってくれるかもしれませんね。
樹木は、光や水、土の養分など、成長に必要な栄養を適度に取り込むことで、太くて強い根や幹がしっかりと育ち、たくましくも環境に適応できる柔軟な樹木となっていきます。
一方で、成長に必要な栄養を適度に取り込めていない樹木は、根や幹が弱く、強い風に耐えきれなかったり、環境に適応できず成長が止まったりしてしまいます。
同じように、人間も成長していくためには“心と体の基礎”がしっかりと育っていることが大切です。
子どもは、日常のさまざまな体験を通して、心も体も成長していきます。
特に乳幼児期の子どもの成長はめまぐるしく、日々変化が見られるのではないでしょうか。
子どもに“強くたくましい心を持つ人に”“思いやりや優しい気持ちのある人に”“人間性豊かな人に”育ってほしいと願う大人は多いと思います。
そのためには、乳幼児期にしっかりとした心と体の基礎を育むことが大切です。
子どもは、いろいろなことに挑戦し、体験する中で「みて!」「できた!」など、嬉しかったこと、楽しかったことなどを大人に伝えてくれます。
またある時は「おもちゃをとられた」「おともだちとケンカした」など、悲しい気持ちや辛い気持ちを伝え、慰めてもらいに来ることもあります。
こうした場面で、子どもの気持ちに寄り添い、一緒に喜んだり悲しんだりするなど“共感”することで、子どもは「自分と同じように感じてくれる人がいる」という“安心感”を得ることが出来ます。
この安心感は、“自信を育む力”“失敗してもめげずに頑張ろうとする力”“自分の気持ちをコントロールする力”“相手を思いやる気持ち”を育ててくれます。
日々の何気ない体験、そして気持ちを共有する時間を大切にして、子どもの成長を支えていきしょう。
親子の絆は、こどもの成長において非常に重要です。良好な親子関係は、こどもの自己肯定感、情緒的な安定感、学習能力に良い影響を与えます。
今回は、親子のコミュニケーションを強化し、より深い絆を築くためのいくつかのアプローチを紹介します。
親子のコミュニケーションは、こどもの幸福感と成長に直接影響を与えます。
親が積極的に関わり、愛情と理解を示すことは、こどもにとって非常に重要です。
日常生活の中でこれらのアプローチを実践し、親子の絆を深める貴重な時間を楽しんでください。
今夏は、コロナ禍ではあまり流行していなかったヘルパンギーナなどの感染症が全国的に流行し、多くのお子さんが高熱などに見舞われました。
特に小さなお子さんは、流行する感染症のほかにも、季節の変わり目などに頻繁に発熱するなど、体調不良に見舞われることがよくあります。
保護者の皆さんも「熱は下がったけど、集団での生活はまだ難しいなあ…。でも、仕事も休めないし…。」など、頭を悩ませることがあるのではないでしょうか。
そのような時は「病後児保育」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
病後児保育では、お子さんの病気やケガの回復期に、看護師や保育士といった専門スタッフがお子さんの健康状態をチェックしながら、一時的に保育を行います。
また、病後児保育のほかにも、お子さんが元気な時でも、慶弔事や保護者の通院、育児から少し離れてリフレッシュしたい時などに利用できる「一時保育(一時預かり)」や「ファミリーサポートセンター(子育て援助活動支援事業)」の制度があります。
各種制度をご家庭の事情に合わせて利用していただくことで、「孤育て(孤独な子育て)」にならないよう、そして、子どもも保護者も安心して、笑顔で毎日を過ごしていただければと思います。
各種制度の利用要件や申請方法などを市ホームページに掲載していますので、ご利用の際にはご覧ください。
子育てをしていると「ダメ!」「早くして!」など、子どもを否定するような言葉をつい発してしまうものです。
その反面、子どもの向上心を削いでしまっているのでは、とちょっと不安になることがしばしば...。
とはいえ、「すごい!」「えらい!」と連呼するのも少々わざとらしい気がします。
そんな時、子どもにかけてほしい言葉は「ありがとう」。
感謝の気持ち、相手に対する愛情、そして何より人をハッピーにする言葉でもあります。
「お手伝いしてくれてありがとう」「お約束を守ってくれてありがとう」
忙しい時こそ、「ありがとう」を投げかけてあげることで、子どもはきっと「自分のことをちゃんと見てくれている」という安心感に包まれるはずです。
食卓は、ただ単に食事をするだけの場ではなく、子どもの心を育てる場でもあります。自分の家庭の食卓を思い返してみたとき、どのような食卓風景が思い浮かびますか?
食卓を囲む人数の多い・少ないはあると思いますが、そこで交わされる会話、子どもの表情、家族の笑顔は思い浮かびますか?
食卓には次のような特徴があり、子どもにとっては人間形成の土台づくりの場となっています。
(食卓の特徴)
子どもにとっての食卓は、家族の会話や関係性(上下関係や尊敬の態度など)を感じ取ることができる場であり、それにより会話の技術や人への心配り、問題解決の仕方などを学ぶことができます。
そしてそれらを毎日繰り返し体験できるという食卓は、子どもの成長にとって大切な場と言えます。
反対に、いつも「からしなさい」という言葉が多い食卓や、相手がいない、相手がテレビだったりする食卓は、人との会話も関わりもなく、子どもの成長にとって大切な機会が失われているものとなります。
このような食卓を経験し続けると、子どもは「一人でいる方が楽」、「人と食べることは苦」となっていき、いつしかそれが食卓だけにとどまらず、人間関係の形成にも影響を及ぼしていきます。
毎日繰り返されるものだからこそ、お子さんにとって楽しみとなる食卓であることが大切です。
雨降りの日の外出、お子さんがレインコートを着るのを嫌がったり、傘をさしてくれずに困った経験をされたことはありませんか?
小さいお子さんにとって、傘をさすのは意外と難しいことなのです。一定の力も必要ですし、自分が濡れないようにさすにもコツがいります。
小さいお子さんが使う雨具は、傘よりもレインコートがおすすめです。
しかし、レインコートは、ガサガサとして着心地が悪く、着ると一気に暑くなるうえに、着脱が面倒なことなどから着るのを嫌がるお子さんが多いようです。
そんな時は、腕を通す必要がなく、着脱も簡単で、重ね着の嫌な感じの少ないポンチョタイプやケープタイプのものを選ぶのがよいでしょう。
お子さんと一緒にお店に行って、好きな雨具を選んだり、お気に入りの模様やキャラクターのシールを貼って「雨の日にしか会えない特別なお気に入り」にすると、お子さんもウキウキしてくれるかもしれません。
気持ちが沈んだり、イライラしてしまいがちな雨の季節。心のどこかで「多少濡れても構わない」という気持ちも持ちながら過ごしたいですね。
子どもは、ほめられることで信頼感や自己肯定感など、生きていく力を育んでいきます。
子育てをする中で「ほめて育てたい」、でも「どのようにほめれば良いかわからない」ということもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、ほめ方のコツや具体的な方法をご紹介します。
(ほめ方の4つのコツ)
・些細なことでもほめる
・結果ではなく過程をほめる
・具体的にほめる
・感謝や気持ちを伝える
(具体的なほめ方)
・良い行動がみられたらすぐにほめ、最後にもほめる
・子どもと目線をあわせて、穏やかな明るい声で話す
・感情をこめて、わかりやすい言葉で伝える
失敗してもできなかったことを指摘するのではなく、挑戦しようとした気持ちを認めてあげることが大切です。
「ほめて育てる=叱らないで育てる」ではないので、時には叱ることも必要ですが、子どもが伸び伸びと成長するために、ママもパパもほめ上手に挑戦してみてはいかがでしょうか。
お子さんの入園や入学、ママ・パパの職場復帰など、新生活を迎えるご家庭も多いのではないでしょうか。
春は、慣れない生活での不安や緊張、日々の寒暖差が大きいことなどから、からだや心が疲れやすい季節といわれています。
仕事や家事、育児で忙しい毎日で、自分のことは後回しになりがちですが、ママ・パパの健康も大事です。
省ける手間を省いたり、市の子育て支援サービスを利用したりすることで、ぐっと負担が減ることがあります。
ファミリーサポートセンター(子育て援助活動支援事業)は、子育てを「手助けしてほしい人」と「応援(手助け)したい人」のネットワークをつくり、地域で子育てを助け合う事業です。
お互いに安心して利用や援助活動をしていただけるように、事前に、打ち合わせ(顔合わせ)を行っています。
「残業でお迎えに間に合わない」、「病院に行くので子どもを預けたい」、「たまにはひとりでリフレッシュしたい」、そんなときに利用してみませんか。
利用には会員登録が必要ですので、登録しておくと安心です。
子ども(0歳から14歳)の事故の約7割は家庭内で起こっています。
今回は、1歳前後の子どもを対象に主な事故防止のポイントについてご紹介します。
家庭内で過ごす時間が増えている今、あらためて事故防止について確認してみましょう。
〇リビング
子どもは手に触れたものは何でも口に入れます。
子どもの口には直径39mmの大きさのものでも入るため、子どもの手が届かない高さのところに物を置くようにして、誤飲や窒息の事故を防止しましょう。
〇台所
台所にはやけどの原因となる熱源がたくさんあります。
台所には簡単に入れないように柵をつけたり、熱くなる物は子どもの手が届かない高さのところに置くようにして、やけどの事故を防止しましょう。
〇浴室
子どもは数センチほどの水位でも溺れることがあります。
浴槽に残し湯をしないことや、子どもが浴槽には簡単に入れないような工夫をすることで、事故を防止しましょう。
また、子どもと一緒にお風呂に入るときには目を離さないようにしてくださいね。
事故防止への気配りは、「危ないから○○しないで」「○○しちゃだめ」という言葉を減らし、安全・安心のもと、のびのびと子育てすることにもつながりますので取り組んでみてください。
お子さんと会話をしていて「そんな言葉どこで覚えてきたの」というような乱暴な言葉づかいに驚いたことはありませんか?
乱暴な言葉を使うことには、子どもなりの理由があります。
幼稚園や保育園に入園して間もない時期は、新しい言葉を覚えてどんどん吸収する時期でもあります。
友達や保護者以外の大人、テレビの影響などで新しい言葉を覚えると、子どもは真似をしたがる傾向があります。
「良い言葉」なのか「悪い言葉」なのかわからず、新しく覚えた言葉をその意味を深く考えずに使っている場合もたくさんあります。
もし、お子さんが乱暴な言葉を使ったとしても、頭ごなしに叱ったり否定することは避け、なぜその言葉を使ったのか、どんなことを伝えたかったのか聞いてみましょう。
そして、その言葉がなぜ「悪い言葉」なのかを伝え、同じような場面ではどのような言葉を使えばよいのか教えてあげましょう。
また、子どもは周りの大人や友達などから言葉の影響を受けやすいので、大人が正しい言葉づかいを心がけることも大切です。
自分自身の言葉づかいにも気を付けながら、親子で一緒に正しい言葉づかいを目指していけると良いですね。
疲れた心や体を癒し、リフレッシュする効果もある「おやつ」。
「おやつ」と聞くと何を思い浮かべますか?
チョコレートやクッキー、あめなど甘いものやスナック菓子が思い浮かぶのではないでしょうか。
子どもにとっての「おやつ」は、大人にとっての「おやつ」と位置づけが異なります。
乳幼児期は身体を成長させるため、体重あたりの必要なエネルギー量やたんぱく質量が大人の約2倍となっています。
しかし、小さな子どもの胃はまだ小さいため、大人のように1日3回の食事で必要な栄養が摂取しきれません。
午前や午後の「おやつ」は、足らない栄養素を補給する役割があります。
子どもの成長に必要な「おやつ」ですが、内容や量によっては肥満やむし歯につながり、悪影響をもたらします。
そう考えると、おやつの時間に用意したいものが変わってきませんか?
お菓子だけでなく、素材の味を生かしたおにぎりやふかし芋、季節の果物などを取り入れていくといいですね。
不足しがちなカルシウムが摂れる牛乳や乳製品もおすすめです。
子育て中のお母さん・お父さんは、育児に家事に仕事にと、忙しい毎日を過ごされていることと思います。
お子さんの誕生・成長に喜びを感じると同時に「この子をしっかり育てなくては」といった重圧感を感じたことはありませんか。子どもが生まれたからといって、いきなり100点満点の完璧な育児ができるわけではありません。初めてのお子さんが1歳なら、「親」としても1歳なのです。完璧な育児を追い求めるのではなく、気負わず等身大の自分で子育てしてみましょう。
忙しい毎日だからこそ、時には「今日はいつもの8割でいい」と自分に言い聞かせて上手に手を抜くことも必要です。頑張りすぎて息切れしてしまう前に、ホッと一息つく習慣をつけておくと、生活にもメリハリがつき、よりよい子育てにもつながっていきます。
残暑も過ぎ、草木も紅葉して、秋を感じられるようになりました。
気候が穏やかで過ごしやすい9月から11月は、運動によって基礎代謝を高めるのに最適な時期といわれています。この時期に運動することにより、子どもたちはより丈夫で健康な体へと成長していきます。
市内には、市民ふれあい公園など、のびのびと体を動かせる施設があります。
この機会に子どもと一緒に体を動かしてみてはいかがでしょうか。一緒に外で遊ぶことで、子供の成長を感じたり、普段の生活とは違う一面が見られるかもしれませんよ。
朝ごはんをきちんと食べていますか?
私たちは寝ている間にもエネルギーを使っています。夕食でとったエネルギーは朝には残っていません。朝ごはんを食べないと午前中に必要なエネルギーが足りなくなって、イライラしたり、集中力がなくなったり、体がだるく感じることがあります。朝ごはんは1日を元気に過ごす大事なスイッチなのです。
また、幼児期は生活リズムを作る大切な時期です。元気いっぱい過ごせるように、朝ごはんをきちんと食べましょう。
朝ごはんを食べるメリット
1.脳と体がすっきりと目覚める
朝ごはんを食べると食べ物が消化・吸収されてエネルギーとなり、体温が上昇します。
体温の上昇とともに脳が活性化され、集中力や作業能力、学習能力、日中の記憶力が高まります。
2.生活リズムが整う
朝ごはんを食べることで、1日25時間といわれる体内時計がリセットされ、生活リズムが整います。
3.便秘を予防することができる
朝ごはんを食べることで小腸や大腸が動き始め、内臓が目を覚まし、朝の排便につながります。
子どもは可愛くて、幸せな気分にさせてくれる存在です。でも、「大変だ」「困ったな」と思うこともたくさんあるのではないでしょうか?育児に疲れてちょっと休みたい、子どもと少し離れてリフレッシュしたい時もありますよね。
そんな時は、保育所(園)の一時保育、地域交流支援センター「カナリエ」の一時預かりやファミリーサポートセンター(子育て援助活動支援事業)を利用してみてはいかがでしょうか?お子さんと少しの時間離れることによって、心も身体も休まり、お子さんにゆとりをもって接することができるようになります。
自分のため、子どものためにも、ときには誰かに甘えたり頼ったりすることも大切です。
ちょっとしたことでも困ったこと、不安なことがあれば、保育所(園)や富津市ファミリーサポートセンター(地域交流支援センター「カナリエ」)へご相談ください。
家族写真や子どもの写真をお家に飾っている方は、多いのではないでしょうか。
子どもは、家族が仲良くしている姿や自分が頑張っている姿の写真を繰り返し見ることで、自己肯定感が高まりやすいと言われています。
例えば、生まれたときの写真は、子どもに記憶はなくても、パパやママ、祖父母、兄弟姉妹が喜んでいる様子を見ると、「自分は大切にされ、愛されている」という気持ちがわいてきます。
写真を飾るだけでなく、一緒に見ながら、そのときのエピソードを話したり、子どもが頑張ったことをほめてあげましょう。
また、飾る写真を親子で選ぶのもおすすめです。撮りためたものの中から選ぶのは大変かもしれませんが、パパやママが選ぶ写真と子どもが選ぶ写真は違うこともあり、互いの気持ち理解につながるかもしれません。
データのままにしている写真があれば、ぜひお家に飾ってみてください。
パパの育児参加、始めは子どもを抱っこするだけでも不安があると思います。でも、できることから始めて習慣化することで、できることを増やしていきましょう。
パパが育児に参加することで、ママとは違った刺激を子どもに与えることができます。例えば、絵本の読み聞かせでは、ママとの声の質や読み方の違い、パパにしっかり支えられての体を使った遊びなど、パパの参加で子どもの世界がより豊かになります。
子どもにとって安心できるパパ・ママとの楽しい関わりは、子どもの協調性やコミュニケーション能力などを育むためにとても重要と言われています。
子育て期を夫婦で協力し、お互いに日ごろの感謝を伝え合いながら、子どもとの生活を楽しみましょう。
外遊びもできない、ジメジメして洗濯物も乾かない…梅雨は、大人にとって憂鬱な時期。でも、梅雨の時期ならではの楽しみ方もあります。
ベランダに空き缶やコップを置いて「雨の音でリズム遊び」を楽しんだり、雨上がりに「雨が好きな生き物を観察する」のも、この時期ならではの過ごし方です。
傘を自分でさせるようになったお子さんには、傘の持ち方や、傘をさして歩く時の注意点などを教えるにもおすすめの季節です。
熱中症や食中毒予防に気づかいながら、この時期ならではの楽しみ方でジメジメした梅雨を乗り切りましょう。
育児に仕事、家事と忙しい毎日。「子どもとふれあう時間が少ないから、絆が弱くなってしまうのではないか」と不安に思っている保護者も多いのではないのでしょうか。
お子さんとの絆は時間の長さより「濃さ」が大切!
お子さんと一緒に過ごしていても、保護者がスマホを見ていたり、子どもにテレビを見せているばかりでは、コミュニケーションやスキンシップが取れず、お子さんとの絆が深まることはないでしょう。
お子さんと本気で遊んだり、楽しいことを共有する「ふれあいタイム」を1日10分作る、赤ちゃんの場合も、話しかけたり、目を合わせてやりとりするだけで、お子さんは「忙しいママが自分のためだけに時間を作ってくれた」と実感できます。
仕事のことは忘れ、スマホやテレビから離れて、「子どもと心を共にする時間」を意識して、お子さんとのふれあいを楽しみましょう。
お風呂や通園の時間を利用して、お子さんから今日一日の様子などを聞いてみるなどコミュニケーションを楽しむのもおすすめです。
短い時間でも「濃い」時間を一緒に過ごし、お子さんとの絆を深めていきたいですね。
お子さんの入園や入学、保護者の職場復帰など新しいスタートを迎えるご家庭も多いのではないでしょうか。
春は、新たな環境に期待が膨らむ一方、気づかないうちに疲労やストレスがたまりがちな季節でもあります。
お子さんが、慣れない環境での緊張や不安から、家でわがままになったり、甘えたがったりすることも珍しくありません。いつも以上にお子さんの様子の変化に気を配ってあげることが大切です。
新型コロナウイルス感染症が再拡大し、家で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
予期せず起こってしまう不慮の事故によって、毎年200人近い子ども達が命を落としています。
事故による三大死因は、窒息、交通事故、溺死・溺水で、交通事故を除くとそのほとんどが台所やリビング、浴室など家の中で発生しています。
大人のちょっとした注意や気配りで、防ぐことができるものもたくさんあります。
子どもの事故を防ぐこと=大人が目を離しても安全な環境を整えること
子どもの成長はめざましく、昨日できなかったことが今日できるようになっていることもめずらしくありません。
お子さんの成長に応じて、また、お子さんの目の高さで、危険なポイントがないか見直すことが大切です。
さまざまな事故防止ハンドブックが発行されていますので、見直しの参考にしてください。
睡眠は、成長期にある子どもにとって心と体を休ませる大切な時間です。しかし、生活が夜型化し、子どもの生活にも影響を与えています。
生活リズムが不規則な子どもは、寝るべき時間に眠らない、眠くても眠れないなど、遅寝遅起きによる睡眠習慣の乱れにより睡眠時間は減少し、それが成長の遅れ・注意や集中力の低下など、発達や学習に大きな影響をもたらすと言われています。
子どもの望ましい生活習慣の形成には、周りの大人の協力や声かけが必要です。家族で生活習慣を見直し、日常生活でできることから取り組んでみましょう。
「すぐに靴が小さくなるから」と大きめの靴を選ぶと運動機能の低下や扁平足・外反母趾になりやすく、足に痛みが生じたり、全身に負担がかかってしまうことがあります。すると、外に出ることを嫌がるようになり、子どもの行動範囲を狭めてしまうおそれがあります。
一方、靴が小さくなっていることに気が付かず、合わない靴を履き続けてしまうと、足の発達を阻害してしまうこともあります。
子どもは足の発育が早いため、こまめなサイズ確認が必要です。
お子さんの靴を選ぶときの参考にしてみてはいかがでしょうか。
子どもがなかなか言うことを聞いてくれないとき、どのような言葉がけをしていますか?
忙しいとつい、イライラ口調や否定的な表現になりがちです。
子どもに伝えるときは、否定語より肯定語の方が伝わりやすく、効果的と言われています。
例えば、「走ったらダメ!」より「ここではゆっくり歩こうね」の方が、意味合いは同じでも、次の行動を具体的にイメージしやすくなりますよね。言われる側の気持ちも言う側の気持ちも大きく違うはずです。
このように肯定する言葉がけを意識することで、子どもの気持ちが明るくなってやる気になりますし、親子の笑顔が増えるきっかけになるかもしれません。
否定語 | 肯定語 |
---|---|
走らないで | 歩こうね |
うるさい | 小さな声で話そうね |
早くして | あと10数えるまでに |
散らかさないで | これを元に戻そうね |
こぼさないで | 両手で持とうね |
絵本の読み聞かせには、子どもの成長に欠かせない要素がたくさん散りばめられています。
子どもは、絵本の登場人物の言動を自らの体験に重ねて「うれしい」「楽しい」「悲しい」などのさまざまな感情を抱き、心の変化を知ることで感情が豊かになると言われています。
また、子どもは、絵本を読んでくれるおうちの方の声に安心感を覚え、たくさんの愛情を感じ取っています。
うまく読もうとする必要はありません。おうちの方も一緒に絵本を楽しみながら、ありったけの愛情をこめて読むだけでいいのです。
絵本の中には、すてきな世界が広がっています。大人が読んでも考えさせられたり、感動のあまり涙してしまうお話がたくさんあります。
市内には移動図書館と各公民館に図書室があります。また、市ホームページからアクセスできる、図書システムで本を検索することもできます。
ぜひ、お子さんと一緒にお気に入りの絵本を見つけてみてください。
スマホやタブレットが広く普及して、生活に欠かすことのできないものとなりました。
お子さんがぐずったとき、外出先で周りに迷惑をかけたくないとき、家事や上のお子さんのお世話で手が離せないときなど、スマホの動画に助けられた経験はありませんか?
便利だけど育児にスマホを使ったら、子どもに何か影響があるのではないかと心配している方も多いのではないでしょうか。
小学校に入学するまでの期間は、目の発達に最も大事な時期です。スマホを見続けていると、近視になるリスクが高まったり、片方の目の瞳が内側によって左右の視線がずれる「急性斜視」や「ドライアイ」、このほか寝る前にスマホの強い光を浴びることによる「睡眠障害」などを引き起こす危険性があります。
また、お子さんが不適切なサイトを閲覧しないよう配慮も必要です。
家族で話し合い、ルールをつくり、スマホやタブレットを上手に利用しましょう。
台風や集中豪雨などの風水害が増える時期になりました。いざという時のために、大人用の防災グッズに加えて、お子さん用の防災グッズも見直し、備えておきましょう。
お子さんがいる世帯では、お子さんの年齢に合わせた準備が必要です。
特に、赤ちゃんや小さなお子さんは、おむつや離乳食など月齢によって必要なものが変わりますが、避難先で月齢にあった物資が手に入るとは限りません。
また、避難先での生活では、ストレスなどから母乳が出にくくなることも考えられます。調乳の必要がなく、そのまま飲める液体ミルクを用意しておくと安心です。
母子健康手帳や健康保険証などは、すぐに持ち出せるように常用バックに入れて持ち歩くことをおすすめします。
市が発行した「子育て応援ガイドブック2021年版」にも防災グッズチェックリストを掲載(市ホームページから閲覧できます)していますので、ご活用ください。