あしあと
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子育てに役立つさまざまな情報を「子育てコラム」としてお届けします!
広報ふっつにも掲載していますので、ぜひご覧ください。
乳幼児(0歳から5歳)の時期は、「こころ」と「からだ」の基礎づくりをする大切な時期です。
自分を信じる気持ちや相手を思いやる気持ち、体力や運動能力を育てるには、人との直接的な関わりが欠かせません。
近年、スマホ・タブレット・ゲームなどさまざまなメディアの発達・普及が進み、子どもはメディアに囲まれた中で生まれ育っていきます。
メディアの発達・普及は、生活をより便利で快適なものにしてくれたり、新たなコンテンツを提供してくれますが、過度に依存してしまうと生活習慣病を引き起こす要因にもなります。
子どももメディアに長時間依存すると、視力の発達が妨げられたり、からだを使った遊びが減るため運動不足となり肥満になるなど、「小児生活習慣病」のリスクが高まっていきます。今、子どもたちの5人に1人は「生活習慣病予備軍」と言われています。
メディアを利用する場合は、利用時間を1日2時間までなど、目安を設けるようにしましょう。
子どもの健やかな成長には、親が適切な愛情、運動の機会などを与えることが必要です。
今回は、いくつか具体例をご紹介しますので、やってみてはいかがでしょうか。
子育て中の毎日は本当に忙しく、目まぐるしく過ぎていきますね。
それでも、食事や環境、習い事等々、なんでも子どもにとって良いものを与えたいと思うのは親心だと思います。
みんな初めて親になるのだから、完璧に子育て出来ないことは当たり前なはずなのに、うまくいかないことについイライラしてしまう・・・。
そんなときに思い出して欲しい言葉は、「まあ、いっか。」。
ときにレトルトの食事であっても、部屋が片付いていなくても、洗濯物がちょっと溜まっていても「まあ、いっか。」と、笑って近くに居てくれるお父さんお母さんの存在に、子どもは「安心感」を感じ、一緒に笑顔になってくれるかもしれませんね。
樹木は、光や水、土の養分など、成長に必要な栄養を適度に取り込むことで、太くて強い根や幹がしっかりと育ち、たくましくも環境に適応できる柔軟な樹木となっていきます。
一方で、成長に必要な栄養を適度に取り込めていない樹木は、根や幹が弱く、強い風に耐えきれなかったり、環境に適応できず成長が止まったりしてしまいます。
同じように、人間も成長していくためには“心と体の基礎”がしっかりと育っていることが大切です。
子どもは、日常のさまざまな体験を通して、心も体も成長していきます。
特に乳幼児期の子どもの成長はめまぐるしく、日々変化が見られるのではないでしょうか。
子どもに“強くたくましい心を持つ人に”“思いやりや優しい気持ちのある人に”“人間性豊かな人に”育ってほしいと願う大人は多いと思います。
そのためには、乳幼児期にしっかりとした心と体の基礎を育むことが大切です。
子どもは、いろいろなことに挑戦し、体験する中で「みて!」「できた!」など、嬉しかったこと、楽しかったことなどを大人に伝えてくれます。
またある時は「おもちゃをとられた」「おともだちとケンカした」など、悲しい気持ちや辛い気持ちを伝え、慰めてもらいに来ることもあります。
こうした場面で、子どもの気持ちに寄り添い、一緒に喜んだり悲しんだりするなど“共感”することで、子どもは「自分と同じように感じてくれる人がいる」という“安心感”を得ることが出来ます。
この安心感は、“自信を育む力”“失敗してもめげずに頑張ろうとする力”“自分の気持ちをコントロールする力”“相手を思いやる気持ち”を育ててくれます。
日々の何気ない体験、そして気持ちを共有する時間を大切にして、子どもの成長を支えていきしょう。
親子の絆は、こどもの成長において非常に重要です。良好な親子関係は、こどもの自己肯定感、情緒的な安定感、学習能力に良い影響を与えます。
今回は、親子のコミュニケーションを強化し、より深い絆を築くためのいくつかのアプローチを紹介します。
親子のコミュニケーションは、こどもの幸福感と成長に直接影響を与えます。
親が積極的に関わり、愛情と理解を示すことは、こどもにとって非常に重要です。
日常生活の中でこれらのアプローチを実践し、親子の絆を深める貴重な時間を楽しんでください。
今夏は、コロナ禍ではあまり流行していなかったヘルパンギーナなどの感染症が全国的に流行し、多くのお子さんが高熱などに見舞われました。
特に小さなお子さんは、流行する感染症のほかにも、季節の変わり目などに頻繁に発熱するなど、体調不良に見舞われることがよくあります。
保護者の皆さんも「熱は下がったけど、集団での生活はまだ難しいなあ…。でも、仕事も休めないし…。」など、頭を悩ませることがあるのではないでしょうか。
そのような時は「病後児保育」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
病後児保育では、お子さんの病気やケガの回復期に、看護師や保育士といった専門スタッフがお子さんの健康状態をチェックしながら、一時的に保育を行います。
また、病後児保育のほかにも、お子さんが元気な時でも、慶弔事や保護者の通院、育児から少し離れてリフレッシュしたい時などに利用できる「一時保育(一時預かり)」や「ファミリーサポートセンター(子育て援助活動支援事業)」の制度があります。
各種制度をご家庭の事情に合わせて利用していただくことで、「孤育て(孤独な子育て)」にならないよう、そして、子どもも保護者も安心して、笑顔で毎日を過ごしていただければと思います。
各種制度の利用要件や申請方法などを市ホームページに掲載していますので、ご利用の際にはご覧ください。
子育てをしていると「ダメ!」「早くして!」など、子どもを否定するような言葉をつい発してしまうものです。
その反面、子どもの向上心を削いでしまっているのでは、とちょっと不安になることがしばしば...。
とはいえ、「すごい!」「えらい!」と連呼するのも少々わざとらしい気がします。
そんな時、子どもにかけてほしい言葉は「ありがとう」。
感謝の気持ち、相手に対する愛情、そして何より人をハッピーにする言葉でもあります。
「お手伝いしてくれてありがとう」「お約束を守ってくれてありがとう」
忙しい時こそ、「ありがとう」を投げかけてあげることで、子どもはきっと「自分のことをちゃんと見てくれている」という安心感に包まれるはずです。
食卓は、ただ単に食事をするだけの場ではなく、子どもの心を育てる場でもあります。自分の家庭の食卓を思い返してみたとき、どのような食卓風景が思い浮かびますか?
食卓を囲む人数の多い・少ないはあると思いますが、そこで交わされる会話、子どもの表情、家族の笑顔は思い浮かびますか?
食卓には次のような特徴があり、子どもにとっては人間形成の土台づくりの場となっています。
(食卓の特徴)
子どもにとっての食卓は、家族の会話や関係性(上下関係や尊敬の態度など)を感じ取ることができる場であり、それにより会話の技術や人への心配り、問題解決の仕方などを学ぶことができます。
そしてそれらを毎日繰り返し体験できるという食卓は、子どもの成長にとって大切な場と言えます。
反対に、いつも「からしなさい」という言葉が多い食卓や、相手がいない、相手がテレビだったりする食卓は、人との会話も関わりもなく、子どもの成長にとって大切な機会が失われているものとなります。
このような食卓を経験し続けると、子どもは「一人でいる方が楽」、「人と食べることは苦」となっていき、いつしかそれが食卓だけにとどまらず、人間関係の形成にも影響を及ぼしていきます。
毎日繰り返されるものだからこそ、お子さんにとって楽しみとなる食卓であることが大切です。
雨降りの日の外出、お子さんがレインコートを着るのを嫌がったり、傘をさしてくれずに困った経験をされたことはありませんか?
小さいお子さんにとって、傘をさすのは意外と難しいことなのです。一定の力も必要ですし、自分が濡れないようにさすにもコツがいります。
小さいお子さんが使う雨具は、傘よりもレインコートがおすすめです。
しかし、レインコートは、ガサガサとして着心地が悪く、着ると一気に暑くなるうえに、着脱が面倒なことなどから着るのを嫌がるお子さんが多いようです。
そんな時は、腕を通す必要がなく、着脱も簡単で、重ね着の嫌な感じの少ないポンチョタイプやケープタイプのものを選ぶのがよいでしょう。
お子さんと一緒にお店に行って、好きな雨具を選んだり、お気に入りの模様やキャラクターのシールを貼って「雨の日にしか会えない特別なお気に入り」にすると、お子さんもウキウキしてくれるかもしれません。
気持ちが沈んだり、イライラしてしまいがちな雨の季節。心のどこかで「多少濡れても構わない」という気持ちも持ちながら過ごしたいですね。
子どもは、ほめられることで信頼感や自己肯定感など、生きていく力を育んでいきます。
子育てをする中で「ほめて育てたい」、でも「どのようにほめれば良いかわからない」ということもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、ほめ方のコツや具体的な方法をご紹介します。
(ほめ方の4つのコツ)
・些細なことでもほめる
・結果ではなく過程をほめる
・具体的にほめる
・感謝や気持ちを伝える
(具体的なほめ方)
・良い行動がみられたらすぐにほめ、最後にもほめる
・子どもと目線をあわせて、穏やかな明るい声で話す
・感情をこめて、わかりやすい言葉で伝える
失敗してもできなかったことを指摘するのではなく、挑戦しようとした気持ちを認めてあげることが大切です。
「ほめて育てる=叱らないで育てる」ではないので、時には叱ることも必要ですが、子どもが伸び伸びと成長するために、ママもパパもほめ上手に挑戦してみてはいかがでしょうか。
お子さんの入園や入学、ママ・パパの職場復帰など、新生活を迎えるご家庭も多いのではないでしょうか。
春は、慣れない生活での不安や緊張、日々の寒暖差が大きいことなどから、からだや心が疲れやすい季節といわれています。
仕事や家事、育児で忙しい毎日で、自分のことは後回しになりがちですが、ママ・パパの健康も大事です。
省ける手間を省いたり、市の子育て支援サービスを利用したりすることで、ぐっと負担が減ることがあります。
ファミリーサポートセンター(子育て援助活動支援事業)は、子育てを「手助けしてほしい人」と「応援(手助け)したい人」のネットワークをつくり、地域で子育てを助け合う事業です。
お互いに安心して利用や援助活動をしていただけるように、事前に、打ち合わせ(顔合わせ)を行っています。
「残業でお迎えに間に合わない」、「病院に行くので子どもを預けたい」、「たまにはひとりでリフレッシュしたい」、そんなときに利用してみませんか。
利用には会員登録が必要ですので、登録しておくと安心です。
子ども(0歳から14歳)の事故の約7割は家庭内で起こっています。
今回は、1歳前後の子どもを対象に主な事故防止のポイントについてご紹介します。
家庭内で過ごす時間が増えている今、あらためて事故防止について確認してみましょう。
〇リビング
子どもは手に触れたものは何でも口に入れます。
子どもの口には直径39mmの大きさのものでも入るため、子どもの手が届かない高さのところに物を置くようにして、誤飲や窒息の事故を防止しましょう。
〇台所
台所にはやけどの原因となる熱源がたくさんあります。
台所には簡単に入れないように柵をつけたり、熱くなる物は子どもの手が届かない高さのところに置くようにして、やけどの事故を防止しましょう。
〇浴室
子どもは数センチほどの水位でも溺れることがあります。
浴槽に残し湯をしないことや、子どもが浴槽には簡単に入れないような工夫をすることで、事故を防止しましょう。
また、子どもと一緒にお風呂に入るときには目を離さないようにしてくださいね。
事故防止への気配りは、「危ないから○○しないで」「○○しちゃだめ」という言葉を減らし、安全・安心のもと、のびのびと子育てすることにもつながりますので取り組んでみてください。
お子さんと会話をしていて「そんな言葉どこで覚えてきたの」というような乱暴な言葉づかいに驚いたことはありませんか?
乱暴な言葉を使うことには、子どもなりの理由があります。
幼稚園や保育園に入園して間もない時期は、新しい言葉を覚えてどんどん吸収する時期でもあります。
友達や保護者以外の大人、テレビの影響などで新しい言葉を覚えると、子どもは真似をしたがる傾向があります。
「良い言葉」なのか「悪い言葉」なのかわからず、新しく覚えた言葉をその意味を深く考えずに使っている場合もたくさんあります。
もし、お子さんが乱暴な言葉を使ったとしても、頭ごなしに叱ったり否定することは避け、なぜその言葉を使ったのか、どんなことを伝えたかったのか聞いてみましょう。
そして、その言葉がなぜ「悪い言葉」なのかを伝え、同じような場面ではどのような言葉を使えばよいのか教えてあげましょう。
また、子どもは周りの大人や友達などから言葉の影響を受けやすいので、大人が正しい言葉づかいを心がけることも大切です。
自分自身の言葉づかいにも気を付けながら、親子で一緒に正しい言葉づかいを目指していけると良いですね。
疲れた心や体を癒し、リフレッシュする効果もある「おやつ」。
「おやつ」と聞くと何を思い浮かべますか?
チョコレートやクッキー、あめなど甘いものやスナック菓子が思い浮かぶのではないでしょうか。
子どもにとっての「おやつ」は、大人にとっての「おやつ」と位置づけが異なります。
乳幼児期は身体を成長させるため、体重あたりの必要なエネルギー量やたんぱく質量が大人の約2倍となっています。
しかし、小さな子どもの胃はまだ小さいため、大人のように1日3回の食事で必要な栄養が摂取しきれません。
午前や午後の「おやつ」は、足らない栄養素を補給する役割があります。
子どもの成長に必要な「おやつ」ですが、内容や量によっては肥満やむし歯につながり、悪影響をもたらします。
そう考えると、おやつの時間に用意したいものが変わってきませんか?
お菓子だけでなく、素材の味を生かしたおにぎりやふかし芋、季節の果物などを取り入れていくといいですね。
不足しがちなカルシウムが摂れる牛乳や乳製品もおすすめです。
子育て中のお母さん・お父さんは、育児に家事に仕事にと、忙しい毎日を過ごされていることと思います。
お子さんの誕生・成長に喜びを感じると同時に「この子をしっかり育てなくては」といった重圧感を感じたことはありませんか。子どもが生まれたからといって、いきなり100点満点の完璧な育児ができるわけではありません。初めてのお子さんが1歳なら、「親」としても1歳なのです。完璧な育児を追い求めるのではなく、気負わず等身大の自分で子育てしてみましょう。
忙しい毎日だからこそ、時には「今日はいつもの8割でいい」と自分に言い聞かせて上手に手を抜くことも必要です。頑張りすぎて息切れしてしまう前に、ホッと一息つく習慣をつけておくと、生活にもメリハリがつき、よりよい子育てにもつながっていきます。
残暑も過ぎ、草木も紅葉して、秋を感じられるようになりました。
気候が穏やかで過ごしやすい9月から11月は、運動によって基礎代謝を高めるのに最適な時期といわれています。この時期に運動することにより、子どもたちはより丈夫で健康な体へと成長していきます。
市内には、市民ふれあい公園など、のびのびと体を動かせる施設があります。
この機会に子どもと一緒に体を動かしてみてはいかがでしょうか。一緒に外で遊ぶことで、子供の成長を感じたり、普段の生活とは違う一面が見られるかもしれませんよ。
朝ごはんをきちんと食べていますか?
私たちは寝ている間にもエネルギーを使っています。夕食でとったエネルギーは朝には残っていません。朝ごはんを食べないと午前中に必要なエネルギーが足りなくなって、イライラしたり、集中力がなくなったり、体がだるく感じることがあります。朝ごはんは1日を元気に過ごす大事なスイッチなのです。
また、幼児期は生活リズムを作る大切な時期です。元気いっぱい過ごせるように、朝ごはんをきちんと食べましょう。
朝ごはんを食べるメリット
1.脳と体がすっきりと目覚める
朝ごはんを食べると食べ物が消化・吸収されてエネルギーとなり、体温が上昇します。
体温の上昇とともに脳が活性化され、集中力や作業能力、学習能力、日中の記憶力が高まります。
2.生活リズムが整う
朝ごはんを食べることで、1日25時間といわれる体内時計がリセットされ、生活リズムが整います。
3.便秘を予防することができる
朝ごはんを食べることで小腸や大腸が動き始め、内臓が目を覚まし、朝の排便につながります。
子どもは可愛くて、幸せな気分にさせてくれる存在です。でも、「大変だ」「困ったな」と思うこともたくさんあるのではないでしょうか?育児に疲れてちょっと休みたい、子どもと少し離れてリフレッシュしたい時もありますよね。
そんな時は、保育所(園)の一時保育、地域交流支援センター「カナリエ」の一時預かりやファミリーサポートセンター(子育て援助活動支援事業)を利用してみてはいかがでしょうか?お子さんと少しの時間離れることによって、心も身体も休まり、お子さんにゆとりをもって接することができるようになります。
自分のため、子どものためにも、ときには誰かに甘えたり頼ったりすることも大切です。
ちょっとしたことでも困ったこと、不安なことがあれば、保育所(園)や富津市ファミリーサポートセンター(地域交流支援センター「カナリエ」)へご相談ください。
家族写真や子どもの写真をお家に飾っている方は、多いのではないでしょうか。
子どもは、家族が仲良くしている姿や自分が頑張っている姿の写真を繰り返し見ることで、自己肯定感が高まりやすいと言われています。
例えば、生まれたときの写真は、子どもに記憶はなくても、パパやママ、祖父母、兄弟姉妹が喜んでいる様子を見ると、「自分は大切にされ、愛されている」という気持ちがわいてきます。
写真を飾るだけでなく、一緒に見ながら、そのときのエピソードを話したり、子どもが頑張ったことをほめてあげましょう。
また、飾る写真を親子で選ぶのもおすすめです。撮りためたものの中から選ぶのは大変かもしれませんが、パパやママが選ぶ写真と子どもが選ぶ写真は違うこともあり、互いの気持ち理解につながるかもしれません。
データのままにしている写真があれば、ぜひお家に飾ってみてください。
パパの育児参加、始めは子どもを抱っこするだけでも不安があると思います。でも、できることから始めて習慣化することで、できることを増やしていきましょう。
パパが育児に参加することで、ママとは違った刺激を子どもに与えることができます。例えば、絵本の読み聞かせでは、ママとの声の質や読み方の違い、パパにしっかり支えられての体を使った遊びなど、パパの参加で子どもの世界がより豊かになります。
子どもにとって安心できるパパ・ママとの楽しい関わりは、子どもの協調性やコミュニケーション能力などを育むためにとても重要と言われています。
子育て期を夫婦で協力し、お互いに日ごろの感謝を伝え合いながら、子どもとの生活を楽しみましょう。
外遊びもできない、ジメジメして洗濯物も乾かない…梅雨は、大人にとって憂鬱な時期。でも、梅雨の時期ならではの楽しみ方もあります。
ベランダに空き缶やコップを置いて「雨の音でリズム遊び」を楽しんだり、雨上がりに「雨が好きな生き物を観察する」のも、この時期ならではの過ごし方です。
傘を自分でさせるようになったお子さんには、傘の持ち方や、傘をさして歩く時の注意点などを教えるにもおすすめの季節です。
熱中症や食中毒予防に気づかいながら、この時期ならではの楽しみ方でジメジメした梅雨を乗り切りましょう。
育児に仕事、家事と忙しい毎日。「子どもとふれあう時間が少ないから、絆が弱くなってしまうのではないか」と不安に思っている保護者も多いのではないのでしょうか。
お子さんとの絆は時間の長さより「濃さ」が大切!
お子さんと一緒に過ごしていても、保護者がスマホを見ていたり、子どもにテレビを見せているばかりでは、コミュニケーションやスキンシップが取れず、お子さんとの絆が深まることはないでしょう。
お子さんと本気で遊んだり、楽しいことを共有する「ふれあいタイム」を1日10分作る、赤ちゃんの場合も、話しかけたり、目を合わせてやりとりするだけで、お子さんは「忙しいママが自分のためだけに時間を作ってくれた」と実感できます。
仕事のことは忘れ、スマホやテレビから離れて、「子どもと心を共にする時間」を意識して、お子さんとのふれあいを楽しみましょう。
お風呂や通園の時間を利用して、お子さんから今日一日の様子などを聞いてみるなどコミュニケーションを楽しむのもおすすめです。
短い時間でも「濃い」時間を一緒に過ごし、お子さんとの絆を深めていきたいですね。
お子さんの入園や入学、保護者の職場復帰など新しいスタートを迎えるご家庭も多いのではないでしょうか。
春は、新たな環境に期待が膨らむ一方、気づかないうちに疲労やストレスがたまりがちな季節でもあります。
お子さんが、慣れない環境での緊張や不安から、家でわがままになったり、甘えたがったりすることも珍しくありません。いつも以上にお子さんの様子の変化に気を配ってあげることが大切です。
新型コロナウイルス感染症が再拡大し、家で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
予期せず起こってしまう不慮の事故によって、毎年200人近い子ども達が命を落としています。
事故による三大死因は、窒息、交通事故、溺死・溺水で、交通事故を除くとそのほとんどが台所やリビング、浴室など家の中で発生しています。
大人のちょっとした注意や気配りで、防ぐことができるものもたくさんあります。
子どもの事故を防ぐこと=大人が目を離しても安全な環境を整えること
子どもの成長はめざましく、昨日できなかったことが今日できるようになっていることもめずらしくありません。
お子さんの成長に応じて、また、お子さんの目の高さで、危険なポイントがないか見直すことが大切です。
さまざまな事故防止ハンドブックが発行されていますので、見直しの参考にしてください。
睡眠は、成長期にある子どもにとって心と体を休ませる大切な時間です。しかし、生活が夜型化し、子どもの生活にも影響を与えています。
生活リズムが不規則な子どもは、寝るべき時間に眠らない、眠くても眠れないなど、遅寝遅起きによる睡眠習慣の乱れにより睡眠時間は減少し、それが成長の遅れ・注意や集中力の低下など、発達や学習に大きな影響をもたらすと言われています。
子どもの望ましい生活習慣の形成には、周りの大人の協力や声かけが必要です。家族で生活習慣を見直し、日常生活でできることから取り組んでみましょう。
「すぐに靴が小さくなるから」と大きめの靴を選ぶと運動機能の低下や扁平足・外反母趾になりやすく、足に痛みが生じたり、全身に負担がかかってしまうことがあります。すると、外に出ることを嫌がるようになり、子どもの行動範囲を狭めてしまうおそれがあります。
一方、靴が小さくなっていることに気が付かず、合わない靴を履き続けてしまうと、足の発達を阻害してしまうこともあります。
子どもは足の発育が早いため、こまめなサイズ確認が必要です。
お子さんの靴を選ぶときの参考にしてみてはいかがでしょうか。
子どもがなかなか言うことを聞いてくれないとき、どのような言葉がけをしていますか?
忙しいとつい、イライラ口調や否定的な表現になりがちです。
子どもに伝えるときは、否定語より肯定語の方が伝わりやすく、効果的と言われています。
例えば、「走ったらダメ!」より「ここではゆっくり歩こうね」の方が、意味合いは同じでも、次の行動を具体的にイメージしやすくなりますよね。言われる側の気持ちも言う側の気持ちも大きく違うはずです。
このように肯定する言葉がけを意識することで、子どもの気持ちが明るくなってやる気になりますし、親子の笑顔が増えるきっかけになるかもしれません。
否定語 | 肯定語 |
---|---|
走らないで | 歩こうね |
うるさい | 小さな声で話そうね |
早くして | あと10数えるまでに |
散らかさないで | これを元に戻そうね |
こぼさないで | 両手で持とうね |
絵本の読み聞かせには、子どもの成長に欠かせない要素がたくさん散りばめられています。
子どもは、絵本の登場人物の言動を自らの体験に重ねて「うれしい」「楽しい」「悲しい」などのさまざまな感情を抱き、心の変化を知ることで感情が豊かになると言われています。
また、子どもは、絵本を読んでくれるおうちの方の声に安心感を覚え、たくさんの愛情を感じ取っています。
うまく読もうとする必要はありません。おうちの方も一緒に絵本を楽しみながら、ありったけの愛情をこめて読むだけでいいのです。
絵本の中には、すてきな世界が広がっています。大人が読んでも考えさせられたり、感動のあまり涙してしまうお話がたくさんあります。
市内には移動図書館と各公民館に図書室があります。また、市ホームページからアクセスできる、図書システムで本を検索することもできます。
ぜひ、お子さんと一緒にお気に入りの絵本を見つけてみてください。
スマホやタブレットが広く普及して、生活に欠かすことのできないものとなりました。
お子さんがぐずったとき、外出先で周りに迷惑をかけたくないとき、家事や上のお子さんのお世話で手が離せないときなど、スマホの動画に助けられた経験はありませんか?
便利だけど育児にスマホを使ったら、子どもに何か影響があるのではないかと心配している方も多いのではないでしょうか。
小学校に入学するまでの期間は、目の発達に最も大事な時期です。スマホを見続けていると、近視になるリスクが高まったり、片方の目の瞳が内側によって左右の視線がずれる「急性斜視」や「ドライアイ」、このほか寝る前にスマホの強い光を浴びることによる「睡眠障害」などを引き起こす危険性があります。
また、お子さんが不適切なサイトを閲覧しないよう配慮も必要です。
家族で話し合い、ルールをつくり、スマホやタブレットを上手に利用しましょう。
台風や集中豪雨などの風水害が増える時期になりました。いざという時のために、大人用の防災グッズに加えて、お子さん用の防災グッズも見直し、備えておきましょう。
お子さんがいる世帯では、お子さんの年齢に合わせた準備が必要です。
特に、赤ちゃんや小さなお子さんは、おむつや離乳食など月齢によって必要なものが変わりますが、避難先で月齢にあった物資が手に入るとは限りません。
また、避難先での生活では、ストレスなどから母乳が出にくくなることも考えられます。調乳の必要がなく、そのまま飲める液体ミルクを用意しておくと安心です。
母子健康手帳や健康保険証などは、すぐに持ち出せるように常用バックに入れて持ち歩くことをおすすめします。
市が発行した「子育て応援ガイドブック2021年版」にも防災グッズチェックリストを掲載(市ホームページから閲覧できます)していますので、ご活用ください。