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あしあと

    吉野保育所の保育風景

    • 初版公開日:[2013年03月28日]
    • 更新日:[2024年3月28日]
    • ID:2384

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    きりん組さん、ありがとう!

    令和6年3月

     つい先日、新年度がスタートしたばかりだと思っていたら、あっという間に1年が過ぎ、卒園・進級の季節となりました。卒園を迎えるきりん組(5歳児)の為に、こあら・ぱんだ組(3,4歳児)が中心になってお別れ会を企画。“どんなことをしたら楽しいかな?喜んでくれるかな?”と、大好きなきりん組のことを考えながら、見てもらいたいこと、一緒にやりたいこと等、たくさん話し合って企画してくれました。

    お別れ会

     お別れ会当日。待ちに待ったお別れ会に、きりん組は朝からソワソワ。どんな楽しいことが待っているのかと、楽しみで仕方ない様子でした。
     ぱんだ組に案内されホールに入場すると、大きな拍手に包まれ、驚きつつもステージへ。みんなから注目を浴びてかなり緊張した様子でしたが、少しずつ緊張もほぐれ、質問コーナーでは堂々と答えてくれました。

    お別れ会2

     ひよこ・うさぎ組(0,1,2歳児)は、大好きな絵本『ぺんぎんたいそう』のごっこ遊びやダンスを、きりん組の為に披露してくれました。普段、お部屋で遊んでいることもあり、みんなノリノリ♪ステージに立っても緊張した様子はなく、きりん組から「かわいいー!」と声をかけられると、“私を見て!”と言わんばかりの表情で、更にノリノリになるひよこ・うさぎ組。自分たちの発表をみんなが喜んでくれたので、大満足といった様子でした。

    お別れ会3

     こあら・ぱんだ組は、きりん組と一緒に座布団取りゲームをして遊びたいということで、きりん組を遊びに誘いました。座布団取りゲームは、こあら・ぱんだ組でブームになっていたので、自分たちが好きなあそびを、きりん組と楽しみたいという思いから、このゲームに決まりました。ゲームの説明は、ぱんだ組がしてくれました。もちろん、きりん組は遊び方をしっかり知っているのですが、一生懸命説明するぱんだ組の話に、真剣な表情で耳を傾けていました。
     音楽が流れゲームがスタートすると、大きい組の真似をして、座布団の周りを歩き始めるひよこ組の子どもたち。大きい組もその様子を自然と受け入れ、避けながら進んだり、時には座布団に座らせてあげたり等、優しい姿が見られ、普段の子どもたちの関係性が良いからこそだなと感じました。
     ゲームを制したのは、きりん組の女の子。その子の優勝が決まると「よっしゃー!」と言って、自分のことのように喜ぶきりん組の姿がありました。 

    お別れ会4

     楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後はこあら・ぱんだ組が感謝の気持ちを込めて作った、ペン立てと花束をプレゼント。「ありがとう!!」と、とっても嬉しそうなきりん組でした。
     また、きりん組からは園だよりを貼る、お便りホルダーをプレゼントしてもらいました。各クラスのみんなのことをイメージして飾り付けをしてくれた、素敵なおたよりホルダーでした。
     お別れすることは寂しいですが、みんなで楽しい時間を過ごすことができ、最高の思い出を作ることができました。

    雪だるま作ろう!

    雪1

    令和6年2月
     2月前半は寒い日が続き、保育所でも雪が舞う日がありました。この辺りでは滅多に見ることのできない雪に、子どもたちは大興奮!「積もったら、雪だるま作りたいね!」と言って盛り上がっていました。
     しかし、残念ながら雪が積もることはなく、子どもたちはがっかり…。そこで担任が、雪を使わない雪だるま作りを提案してみると「やりたい!」「どうやるの?」と、みんな興味津々。早速、作ってみることにしました。

    雪2

     まずは、膨らめた風船に水で溶いたボンドを塗り、そこへ和紙を貼っていきます。貼れてない所は無いか、自分でしっかりと確認しながら、真剣な表情で和紙を貼り付けていました。まんべんなく和紙を貼ったら、風通しの良いところで1、2日程乾燥させます。和紙が乾いたら風船を割って抜き取るのですが、「パーンって、勢いよく割れたらどうしよう…。」と、ドキドキしながら作業する子どもたち。無事に風船を抜きとることができると、ほっとした表情を見せていました。
     乾いた和紙は、風船を抜き取っても形が崩れることはなく、きれいな球状になっているので、それを2個くっつけて雪だるまの体の完成です。

    雪3

     顔のパーツは、紙粘土で作りました。紙粘土に絵の具を混ぜ、思い思いに形を作っていきます。手が絵の具まみれになっても「見て見てー!」と、楽しそうに形を整えていました。目はどれ位の大きさにしようかな?鼻の長さはどうしようかな?と、雪だるまとのバランスを考えながら一生懸命作っていましたよ。手は、園庭でちょうど良い小枝を拾ってきて、雪だるまにくっつけました。

    雪4

     出来上がった雪だるまは、ランプシェードになっていて、下から光を当てるとほわっと優しい光が辺りを照らします。「きれいだねー」と言いながら、うっとりした表情で見つめていました。世界に一つだけの雪だるまを手に入れ、満足気な子どもたちでした。本物の雪を使っての雪だるま作りはできませんでしたが、ちょっとしたアイディアで雪だるま作りを楽しむことができました。

    寒くても元気いっぱい!

    こおり遊び

    令和6年1月
     1月に入り、寒さが段々と厳しくなってきました。保育所の園庭にも霜が降り、本格的な冬の訪れを感じられます。しかし、子どもたちは寒さに負けず元気いっぱい!冷たい北風に頬を赤らめながらも、おもいきり園庭を走り回っています。
     先日、園庭を歩いていた子どもたちは、地面がサクサクと鳴ることに気がつきました。足元を見てみると、そこには霜柱が!「氷だ」「冷たいね」と踏んだり、触ったりして感触を楽しんでいると、きりん組(5歳児)のY君が「食べてみたいな」と呟きました。「食べるの?」と驚く保育士をよそに「洗えば平気だよ!」と言って意気揚々と洗いに行ったので、見守っていると「溶けちゃった…」とY君はがっかり…。しかし、「まぁ、いっか」と気を取り直して霜柱探しを楽しんでいました。

    こおり遊び2

     霜柱の次は、タイヤの中にたまった水が凍っているのを発見しました!取り出してみると三日月のような形になっていて、「お月様みたいだね」と大興奮の子どもたち。「もっと探そう!」と園庭に置かれているタイヤを片っ端から見て回り、夢中で氷を集めていました。

    こおり遊び3

     うさぎ組(2歳児)のNちゃんは見つけた氷をジョウロに入れ、「見て見てー!」と大事そうにお友だちに見せて歩いていました。しかし、時間が経つと氷が溶けてしまい「お水になっちゃった…」「なんで?」と、切なそうな表情に…。大事に大事にしていた氷が、いつの間にか水になってしまったことが、とてもショックだったようです。また、それと同時に“なんで水になってしまったのか?”と、不思議で仕方がない様子でした。
     大人にとっては“そうなるよね”と予想のつく出来事ですが、子どもにとっては “やってみたい!” “どうなるんだろう?”と、好奇心をくすぐられるようです。答えを知らせてしまうのは簡単ですが、自分の経験として肌で感じるからこそ“楽しい!”“次はこうしてみようかな?”という気持ちに繋がっていくのを感じます。冬の自然を通して子どもたちが考えたり、試したりする姿を大事にしていきたいなと思います。

    何ができるかな?

    落ち葉遊び

    令和5年12月
     12月に入ってもまだまだ暖かい日が続いていますが、冬の訪れを感じられるようになってきました。園庭にはイチョウの葉っぱが降り積もり、黄色いじゅうたんが敷かれているようです。
     保育士がイチョウの葉っぱを集めていると「一緒にやる!」と言って、子どもたちがお手伝いをしてくれました。熊手で一緒に葉っぱを集めたり、リヤカーで運んだり、せっせとお手伝いをしてくれたので、保育士も大助かりでした。その一方で、集めた葉っぱを両手に抱えて放り投げ「葉っぱの雨ー」と言って、大はしゃぎする子も…。お手伝いなのか、散らかしているのか分からない時もありますが、葉っぱとの触れ合いを思い思いに楽しむ子どもたちでした。

    落ち葉遊び2

     イチョウの葉っぱを見て「なんかこの葉っぱ、スカートみたい」とHちゃんが呟くと、それを聞いていたお友だちも「本当だ!」「お人形のスカートみたい!」と次々に共感!「こうやると、お人形の形になるよ」と、木の枝と組み合わせているうちに「葉っぱでお人形を作ろう」ということになりました。

    落ち葉遊び3

     最初は、のりを使って貼り付けていた子どもたちでしたが、のりが乾いてくると風が吹くたびに葉っぱや小枝が飛ばされてしまいます。「どうしよう…」と困っていると、その様子を見ていたきりん組(5歳児)のY君が、グルーガンなら付けられるのではないかと教えてくれました。以前、クリスマスリース作りをした時に使用したことを覚えていたようです。それを聞いたこあら・ぱんだ組(3・4歳児)の子どもたちは、早速保育士と一緒にグルーガンを使い、貼り付けていきました。すると今度は、しっかりと段ボールにくっついたので、子どもたちも一安心!使えそうな葉っぱや小枝、木の実などを拾って来ては、どんどん形にしていく子どもたちの姿に“なるほど!そういう使い方をするのか!”と、保育士も感心して見入ってしましました。

    落ち葉遊び4

     完成すると嬉しそうに見せに来てくれたので、記念にハイ、チーズ!左から、ブルドーザー・ポンプ車・パパとママと自分、だそうです。よく特徴を捉えて作り上げていて、子どもたちの想像力の豊かさに驚かされました。世界に一つだけの、とても素敵な作品が出来上がりました!

    一人でできるもん!

    靴下

    令和5年11月
     「お外に遊びに行こう!」という保育士の声が聞こえると「はーい!」と言って、お支度を始めるうさぎ組さん(2歳児)。帽子を被ったり、靴下を履いたり、簡単な身支度は自分で頑張って行っています。
     自分でできると「先生、見てー!」と嬉しそうに見せに来てくれる子どもたち。“どう?上手でしょ!”と言わんばかりの得意気な表情です。よーく見ると…靴下のかかと部分が上になっていたり、裏返しになっていたりすることもあるのですが、子どもたちは“自分で出来た”ということが嬉しくて、満面の笑みを見せてくれます。

    靴下

     自分だけで出来ない時は、お友だちがお手伝い!Kちゃんが「でーきーなーい!」と言って困っていると「やってあげるよ」と、Nちゃんが助けてくれました!「うん、ありがと」とNちゃんの厚意を嬉しそうに受け取るKちゃん。履かせてもらうと「ありがと」「どういたしまして」というやり取りも自然と見られます。まだまだ自分のことで精いっぱいなのに、お友だちのことを気にかける優しい姿に、見ていた保育士も気持ちが温かくなりました。
     時には「できないー!」と言って、靴下を放り投げてしまうこともあるのですが、保育士に「一緒にやってみよう」と声をかけられると「うん」と言い、仕切り直して頑張っています。「できない」と言いながらも、本当は“自分でやりたい”という気持ちを持っている子どもたち。くじけてしまいそうになっても、ちょっと背中を押してもらうことで、“頑張ってみよう!”という気持ちが湧き、挑戦する姿が見られます。
     “自分で!”という気持ちが大きくなってくる2歳児。普段の何気ない生活の中で、子どもたちの“やってみたい”という気持ちを大事にし、自分で出来たという喜びが自信となり、さまざまなことに挑戦する気持ちや葛藤を乗り越える力を育んでいければと思います。

    一緒に過ごせて楽しかったね!

    保育参加1

    令和5年10月
     今年度2回目となる保育参加を行いました。『保育参加』とはその名の通り、保護者の方に保育に参加していいただいて一緒に遊びながら、保育所で子どもたちがどのように過ごしているか、ありのままの姿を見たり、感じたりしていただく機会となっています。
     前回の保育参加(6月)は、入所や進級して間もない頃だったこともあり、子どもたちもお家の方もまだ少し緊張気味かな?という様子も見受けられましたが、今回の保育参加では、のびのびと過ごしているように感じました。

    保育参加2

      保育参加の期間中は、普段はあまり行くことのできない少し遠い場所までお散歩に出かけました。牛や錦鯉を見に行ったり、園児宅の裏山で柿狩りをさせていただいたりしました。道中は、「風が気持ちいいねー」「お花が咲いてるよ」等と、親子でおしゃべりを楽しんだり、季節の移り変わりを感じたりしながら、笑い声が響き渡っていました。お家の方も「子どもの頃○○したなー」「景色が懐かしい!」と、子どもの頃を思い出しながら歩く姿が見られました。
     また、今回は給食の試食会も行いました。一緒に給食を食べ、保育所給食の味付けや、食事の様子を知ってもらうことが出来ました。モリモリと食事をする子どもたちの姿を見て「家だと全然食べないのに!」「こんなに野菜を食べるなんて!」と、驚くお家の方もいました。お家とは違う子どもの姿を見て「保育所ではこんなに頑張ってるんだね」と、目を細めながら我が子を見つめていましたよ。保育所給食も「おいしい!」「野菜がたくさん摂れるから、家でも真似してみよう!」と、大好評でした。

    保育参加3

     子どもたちも、大好きなお家の方とおもいきり遊んだり、給食を食べたりできて、大喜び!「毎日来てくれないかなー」と、呟いていました。保育所で過ごすのは、お家とはまた一味違って新鮮で、とても楽しかったようです。

    運動会は大成功!

    アーチ

    令和5年9月
     9月30日(土曜日)に、運動会を行いました。保育所では、運動会でどのようなことをしたいか、子どもたちが中心となって考えています。競技の内容はもちろん、アーチや団旗のデザインや使用する大道具なども、自分たちでアイディアを出し合ったり、作ったりしています。

    話し合い

     みんなで頭を突き合わせて真剣に話し合いをする子どもたち。話し合った内容は担任が絵に描いたり、文字にしたりして子どもたちがイメージしやすいよう工夫しています。絵や文字を見て“こんなのが出来上がるのか!”“これが必要なのか!”というイメージが湧くと、「もっとこうした方がいいんじゃない?」「これもあった方がいいんじゃない?」という意見が更に出てきて、話し合いがとても盛り上がりました。

    色塗り
    色塗り2

     競技で使う大道具や団旗なども子どもたちの手作り!大きな紙や段ボールに絵を描いたり、色を塗ったりするのは時間もかかり、大変な作業でしたが「まだ、そこ塗れてないよ」「こっちはこの色にしよう」と、みんなで協力しながらイキイキとした表情で取り組んでいました。

    団旗

     自分たちで一生懸命作ったものが形になると「見て見てー!!」と言って、子どもたちは嬉しそうに見せにきてくれます。保育士やお友だちから「上手!」「頑張って作ったね」などと声をかけられると「すごいでしょ!」と、得意気な表情。自分たちで考えたことが一つずつ形になることで、達成感を味わうことができました。
     運動会当日は、たくさんのお家の方の姿に緊張しながらも、自分達の頑張る姿を見てもらったり、一緒に競技をしたりすることができ、子どもたちは終始笑顔を見せていて、楽しい雰囲気の中で運動会を行うことができました。お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃんにたくさん応援してもらったり、認めてもらったりしたことが一人ひとりの自信となり、一段と頼もしさが増したのを感じます。

    ボディーペインティング

    ボディーペインティング1

    令和5年8月
     絵の具を体に塗って遊ぶ『ボディーペインティング』を楽しみました。保育士がボディーペインティングについて説明をすると“そんなことしてもいいの?”と目をまん丸くする子どもたち。“紙に絵を描くときに使う絵の具を、体に塗って遊ぶなんて!”と、とても驚いたようです。

    ボディ-ペインティング2

     最初は、指にちょこっと絵の具を取り、恐る恐る腕に塗る子どもたちでしたが、保育士が「もっと、おもいっきり塗っていいんだよ!」と言って子どもたちにペタッと手形を付けると、「きゃー!」と大はしゃぎ。それをきっかけに子どもたちの遊びもどんどんダイナミックになっていき、体中に絵の具を塗ったり、お友達と手形を付け合ったりして楽しむ姿が見られました。「次は何色にしようかな?」「混ぜたらこんな色になったよ!」「ぬるぬるして気持ちいいね!」などと、色の変化や感触を楽しみながら大喜びで遊ぶ子どもたちでした。

    ボディーペインティング3

     たくさん遊んで体中絵の具だらけになると「じゃーん!」と言って、飛び切りの笑顔を見せながらポーズをとって見せてくれました。生き生きとした表情から、子どもたちが心の底から楽しんでくれているのを感じ、保育士も嬉しくなりました。
     夏だからこそできるボディーペインティング!保育所ではこれからも、その時期にしか経験できない遊びを、たくさん楽しんでいきたいと思います。

    給食大好き!

    給食

    令和5年7月
     ひよこ組(0、1歳児)の子どもたちは給食が大好きです。調理員さんが作ってくれる出来立てのご飯を、毎日楽しみにしています。「ご飯食べようねー」と声をかけると「はーい」と言って、椅子に座り、エプロンを付けて待っていてくれます。配膳していると「いただきます」を待ちきれず、つまみ食いすることも…。保育士と目が合うとニヤッと笑い、出した手をそーっと引っ込める姿につい笑ってしまいます。
     手をパチンと合わせて「いただきます」の挨拶をすると、“待ってました”と言わんばかりの勢いで食事に手を伸ばす子ども達。「んまい(うまい)!」と言いながら、パクパク食べています。
     1歳児はスプーンやフォークの使い方も上手になってきました。「チックンできるかなー?」と保育士が声をかけると、フォークでチクッとおかずを刺し、スムーズにお口に運んでいます。保育士から「上手に食べられたね!」と声をかけられると、得意気な顔を見せてくれます。「ニンジンさんが入ってるよ」「おいしいね」など、食材の名前に触れたり、会話を大切にしたりしながら、温かい雰囲気の中で食事を楽しんでいます。

    離乳食

     0歳児のお友達は、月齢に応じて離乳食が提供されます。椅子に座るとテーブルを叩いて“早くちょうだい!”とアピール。保育士の「あーん」という声に合わせてお口を大きく開け、モリモリご飯を食べています。食べ終わると“もっと食べたい”と泣いて訴えたり、1歳児の給食が欲しくて手を伸ばしたりするほど給食が大好きなんですよ。
     『食べることは生きること』。お友達や保育士と楽しい雰囲気の中で、子ども達の“おいしい”“楽しい”という気持ちを大事にしながら食事をし、“食べたい!”という意欲を育んでいきたいと思います。

    大発見!不思議なカエル

    緑カエル

    令和5年6月
     吉野保育所は四方を田んぼに囲まれていることもあり、園庭はこの時期、オタマジャクシから成長したばかりの小さなカエルで溢れかえっています。草むらに一歩足を踏み入れると、一斉にカエルが飛び出し、子ども達は大騒ぎ!「カエルがいっぱい!」「捕まえよう!」と、バケツを片手にカエルを追いかけています。
     そんなある日、不思議なカエルを発見しました。それはなんと…黄色いカエル!!おもちゃを片付けていた保育士が偶然見つけ、子ども達に知らせると「なんで黄色いの?」「毒ガエルじゃない?」と、大騒ぎ。ひとまず、毒ガエルではなさそうなので、飼育ケースに入れ観察することにしました。

    黄カエル

      そして数日後、さらに驚くことが起きました。園庭で遊んでいたU君が見つけたのは…青いカエル!!U君が「青いカエルがいたよ!」と、興奮気味にお友達や保育士に知らせにくると、「えぇー!青いカエル?」とみんなびっくり。そして、草むらに佇むあざやかな水色のカエルをみて更にびっくりする子ども達でした。

    青カエル

     2匹のカエルを並べてみると、とってもきれい!保護者の方に教えていただいた情報によると、黄色と水色のカエルは『アルビノ』という体の色素が生まれつき不足している状態のカエルだそうです。緑色のカエルから黄色い色素が抜けると青いカエルに、反対に青い色素が抜けると黄色いカエルになるそうです。

    黄青カエル

     飼育ケースに入れて数日間観察していたのですが、黄色いカエルが亡くなってしまったことに気づいた子ども達。「かわいそう…」「お墓作ってあげよう」と、お墓を作りみんなで手を合わせ“天国に行ってね”と、お祈りをしました。また、青いカエルも「ご飯食べられないとかわいそうだから…」と、逃がしてあげることにしました。
     今回の発見を通して、珍しい色のカエルに触れられた感動はもちろんですが、命の大切さについて考えることができ、貴重な経験となりました。

    サッカー教室楽しいな♪

    サッカー教室

    令和5年5月
     吉野保育所では、月に1度、日本サッカー協会からコーチに来ていただき、サッカー教室を行っています。子どもたちは、サッカー教室もコーチのことも大好きで「やったー!今日サッカー教室だ!」「コーチ来た!」と言って、毎月のサッカー教室をとても楽しみにしています。
     ホールに集まりコーチの姿を見つけると、一目散に駆け寄り「今日は何やるの?」と言って、目をキラキラさせる子どもたち。“今からどんな楽しいことが起きるんだろう?”と、ワクワクしている様子が伝わってきます。  
     ステージにはコーチがもってきたさまざまな用具が並べられていて、子どもたちは興味津々。時には「次、これ使いたい!」とコーチにリクエストしたり、「こうやってやったらいいんじゃない?」と子どもたちがアイディアを出したりすることもあります。すると「面白そうだなー!じゃあ、やってみようか!」とメニューに取り入れてくれます。コーチが子どもたちの声に常に耳を傾け、やり取りを楽しみながら進め、自己決定する機会を大切にしてくれています。自分の話を聞いてもらえたり、発言を取り入れてもらえたりすることで、“認めてもらえた”と感じることができ、子どもたちの自信につながっています。

    サッカー2

     そして、試合では男の子VS女の子で戦ったり、子どもVS先生で戦ったりし、毎回白熱した戦いが繰り広げられています。シュートが決まると「よっしゃー!」という喜びの声が、子どもたちからも先生たちからも聞こえてきて、みんな真剣にボールを追いかけています。
     サッカー教室を通して、体を動かす楽しさを感じたり、“どうやったら上手にできるかな?”と試行錯誤したり、時には悔しさを感じたりしながら、心も体もたくましくなっている子どもたちです。

    お外あそび大好き!

    令和5年4月

     暖かな春の日差しとともに、新年度がスタートしました。進入・進級したばかりの頃は、新しい環境に戸惑う姿も見られましたが、お友達や先生と一緒に遊んだり、ご飯を食べたりして過ごす中で段々と新しい生活にも慣れ、たくさんの笑顔を見せてくれるようになりました。

    シーソー

     子ども達はお外で遊ぶことが大好きで「今日お外で遊べる?」「早くお外行こうよ!」と、毎日元気いっぱいです。春の草花や生き物を探したり、ブランコや滑り台などの遊具で遊んだり、砂遊び・水遊びをしたり、子ども達はそれぞれ自分の好きな遊びを見つけて楽しんでいます。

    かえる

     こあら組(3歳児)はカエル探しに夢中です。見つけると「いたっ!」と言って、素手で素早くカエルをゲット!たくましい子ども達です。捕まえたカエルを、水を張ったバケツに入れて満足そうな表情で眺めていると、小さい組のお友達も興味津々でのぞき込みに来ます。すると「いいよ」と優しく声をかけ、見せてあげるこあら組。お外遊びを通して、異年齢での関わりも自然と深まっていくのを感じます。

    草取り

     うさぎ組(2歳児)のお友達は、地面を見つめながら寝そべっていたので、何をしているのかな?と保育士が近づいてみると「草あったー!」と言って、草を抜いては三輪車の荷台へ入れていました。小さな手で小さな草を一生懸命抜く姿がなんとも可愛らしかったです。
     園庭ではこのように、自分な好きなことを見つけ、思い思いの遊びを楽しんでいます。遊具やオモチャだけでなく、保育所にある全てのものが子ども達にとっては楽しい遊び道具です。恵まれた自然環境の中でのびのび遊び、元気な心と体をはぐくんでいきたいと思います。

    きりん組さんありがとう!

    お別れ会

    令和5年3月
     在園児が、きりん組(5歳児)に感謝の気持ちを伝える為、お別れ会を開催しました。お別れ会の内容は、ぱんだ組(4歳児)が中心となって考えました。きりん組に保育所での思い出やランドセルの色などをインタビューしたり、一緒に『フルーツポンチ体操』をしたり、『フルーツ狩りゲーム』や『フルーツバスケット』などのゲームをしたりして、楽しい時間を過ごしました。ステージに上がりインタビューのマイクを向けられると、最初は緊張して顔がこわばっていたきりん組でしたが、みんなで楽しく遊ぶうちに緊張もほぐれ、“次は何をやってくれるのかな?”と、ドキドキワクワクしながら参加していました。ゲームでは「絶対勝つ!」と張り切りながらも、小さい組に勝ちを譲ってあげる優しい姿も見られました。
     お別れ会では“フルーツ”に関する企画がたくさんありました。運動会で、きりん組と一緒に果物になりきってフルーツポンチ作りの様子を表現したり、フルーツポンチ体操をしたりしたことがとても楽しく、思い出に残っていた在園児達。“きりん組との楽しかった思い出を取り入れよう!”ということになり、フルーツに関連する企画をたくさん考えてくれたそうです。

    お別れ会2

     最後は、在園児が手作りのプレゼントをきりん組に渡しました。きりん組と思い出が詰まったフルーツポンチのバッジや似顔絵&メッセージ付きの花束、ペンケース、メダルなどたくさんのプレゼントをもらってニコニコ笑顔のきりん組。自分たちのことを思って在園児が一生懸命作ってくれたプレゼントだということを感じ、とっても大事そうに抱えていました。
     いつもみんなのことを気にかけ、引っ張っていってくれた頼りになるきりん組さん。保育所のみんなは優しくてかっこいいきりん組さんが大好きです。小学校に行ってもたくさんの活躍を見せてくれることを願っています。