あしあと
子どもにとって、すべての教育の原点となるのが家庭教育です。
家庭の中での「大人」と「子ども」の関係により、豊かな人間関係がはぐくまれていきます。
家庭教育は子どもが基本的な生活習慣を身につけ、人に対する思いやりの心や善悪の判断、社会的なマナー等を身に付ける上で大きな役割を担っています。
このため、親は子どもを育てるための意義や責任を理解し、必要な知識を得られる機会や体験を充実させることが重要となります。
また、子どもたちが健やかに成長するように地域・社会全体で子育てを支援することが必要とされています。
なお、「家庭教育」については、教育基本法で保護者が子どもの教育について第一義的責任を有すること、及び、国や地方公共団体が家庭教育支援に努めるべきことが規定されています。
千葉県教育委員会では、子育て中の県民の皆さんが、乳幼児期から中学校期までの子どもの成長段階に応じた生活習慣、学習習慣など、家庭で直面する問題への知識や手立てを、携帯電話やパソコンから気軽に学べるサイトを開設しています。毎年アクセス数が増加しており、平成25年度は100万件以上のアクセスがありました。平成25年12月に大幅にリニューアルし、利用者の利便性を図りました。
メールによる相談もできますので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。
千葉県の各相談機関、市町村家庭教育担当課一覧、市町村で実施している家庭教育相談等の相談機関など県内の相談機関等を掲載しています。
家庭教育や子育てに関する講演、相談等に取り組んでいる団体の紹介です。
学校の先生や保育士等の方へ
各学校等においては、各家庭に家庭教育支援資料を配布したり、学級懇談会での講義資料としたりするなど、このプログラムを有効に活用願います。
千葉県教育委員会では、従業員の家庭教育支援、学校・地域社会への貢献など特に教育分野における貢献活動を行う企業をウェブサイトを通じて広く県民の皆さんに周知する「ちば家庭・学校・地域応援企業等登録制度」に、平成23年度から新たに取り組んでいます。
家庭の教育力の向上を支援するため、幼児版・小学生版・中学生版の3種類のリーフレットを配布しています。
子どもたちが基本的生活習慣を確立し、心身ともに健やかに成長していくためには、学校・家庭・地域社会が一丸となり、世代をつなぎ、社会総掛りで子どもたちを見守り、育てていく必要があります。丈夫な体をつくり豊かな心をはぐくむため、「早寝早起き朝ごはん」をテーマにした運動を展開します。