地名の由来
「ふっつ」地名の由来については、4つの説があります。
- 古津(ふるつ) 古い港という意味で、中世の文書に出てくる「ふんと」もこの意味といわれ、今津に対するものであり、一応うなずけます。
- ほと 「ほと」は古語で、突き出た所のことです。富津岬の地形から考えられます。
- 布流津(ふるつ) 日本武尊と弟橘媛(おとたちばなひめ)の伝説に由来しています。媛の入水の際に布を流したというものです。
- ふつ 刀を振った際に発する音で、富津岬を刀と見て、霊力と結びつけたものといいます。
(引用元 出典:「富津市のあゆみ」 編集:富津市史編さん委員会 発行元:富津市 発行日:昭和58年3月31日)