あしあと
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令和7年3月14日付で、「鉄砲巻き」が文化庁「令和6年度食文化機運醸成事業 近代の100年フード部門 明治・大正に生み出された食文化」に認定されました。
100年フードに認定されました
100年フードとは文化庁が地域の風土や歴史、風習の中で個性を活かしながら創意工夫され、育まれてきた食文化や地域において、世代を超えて受け継がれ、食されてきた食文化を100年フードと名付け、文化庁とともに継承していく取り組みです。
詳細は文化庁ホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。
富津市は江戸時代から養殖海苔の産地であり、「鉄砲巻き」は手早く作って食べられることから、漁師の携帯食などどして親しまれてきました。醤油で味付けしたカツオ節を具にした太巻きで、全国のさまざまな地域で作られる巻き寿司の多くはかんぴょうを具にしたものや、かんぴょうにわさびを効かせたものが主です。また、それらは、酢飯を使うのに対し、富津の「鉄砲巻き」は、すし飯ではなく、ご飯を使用し、漁師が作業の合間でも片手で食べやすくしたもので、地産の海苔を使用し実用性を兼ね備え、地域で考案、受け継がれてきた食文化と言えます。地元の人たちにとっては、「鉄砲巻き」といえば、このカツオ節の太巻きのことを指し、昔から馴染みのある郷土料理になっています。
「近代の100年フード部門 明治・大正に生み出された食文化」に認定された「鉄砲巻き」の普及啓発、広報、理解促進を目的に、市が必要と認める地方公共団体・団体・個人は、100年フードロゴマークを使用することができます。
使用を希望する場合は、事前に「鉄砲巻き」に関連する100年フードロゴマーク使用届出書を富津市教育委員会生涯学習課宛てにご提出ください。
提出後に、使用期間を変更する場合や、使用を中止する場合は必ず富津市教育委員会生涯学習課へ報告してください。
鉄砲巻き「100年フード」ロゴマークの使用について