東京電力パワーグリッド株式会社木更津支社との災害時における停電復旧の連携等に関する基本協定等

 令和元年房総半島台風ではかずさ4市において、大規模かつ長期の停電が発生し、市民生活や経済活動に大きな被害が生じたことから、4市が歩調を合わせ、管轄する東京電力パワーグリッド株式会社木更津支社との連携を強化するとともに、災害発生時には迅速な電力復旧等の活動を行えるよう、「災害時における停電復旧の連携等に関する基本協定」及び当該協定に基づく3つの覚書を締結し、災害応急対策の向上を図るものです。

（左から粕谷袖ケ浦市長、渡辺木更津市長、飯尾東京電力パワーグリッド株式会社木更津支社長、石井君津市長、高橋富津市長）

災害時等の大規模停電等において、市民生活の安定を図るため、富津市と東京電力パワーグリッド木更津支社が連携して電力復旧等の活動に取り組むことを規定。

1. 「災害時における停電復旧作業及び啓開作業に伴う障害物等除去に関する覚書」

   　停電復旧に係る作業に支障となる障害物及び復旧作業に係る道路上の障害物の除去等並びに予防措置に関して、相互協力を行うことを規定

2. 「災害時における連絡調整員の派遣に関する覚書」

   　東京電力グループの社員を富津市に連絡調整員として派遣し、それぞれが持つ情報の共有を図ることを規定

3. 「災害時における電源車の配備に関する覚書」

   　長時間の停電が発生し、又は発生の恐れがある場合、電源車の配備について手続きを規定