あしあと
プラスチックは、我々の生活に広く浸透し、利便性と恩恵をもたらしてきました。
しかし、世界全体では、毎年約800万トンものプラスチックごみが海流へ流出していると推計されています。このままでは、2050年には海洋における魚の重量をプラスチックごみの重量が上回ってしまうという予測まであります。
また、国内では、様々な企業等で自主的にプラスチック製買物袋有料化に取り組んできましたが、国内のレジ袋の使用量はほぼ横ばいとなっており、削減が進んでいません。
こうした背景を踏まえ、「プラスチック製買物袋(いわゆるレジ袋)」有料化を実施全国一律ですることとなりました。
価格については、各事業者ごとに決めています。
買物をして商品を持ち運ぶために使う、持ち手のついたプラスチック製の買物袋が対象となります。
対象外となるプラスチック製買物袋
1 プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上の買物袋
2 海洋生分解性プラスチックの配合率100%の買物袋
3 バイオマス素材の配合率25%以上の買物袋
プラスチック製買物袋有料化の目的は、身近なレジ袋の有料化をきっかけに日常生活における使い捨てプラスチック製品の使用を見直すことにもあります。
使い捨てプラスチックの使用を控えることは、環境問題の解決策の一つだけでなく、ごみの減量化にもつながります。生活のなかで過剰なプラスチック製品の使用は控え、賢く使用していきましょう。
<関係するホームページ>
プラスチック製買物袋有料化について