あしあと
関尻地区では、毎年、節分の日に部落の人たちで集まり、疫病神から地域を守るために、大わらじを編んで3カ所に吊るします。
なぜこのような大わらじが作られたかというと、昔、この付近で疫病が流行したときに、疫病神を自分の部落に入れないため「この部落にはこんな大きなわらじを履く大男がいるぞ」という意味で部落境の3カ所に大わらじを吊り下げました。
また、このわらじに添えてある木炭・杉の小枝・酒ダルには次のような意味があります。
さまざまな言い伝えがありますが、部落の方たちの間では、このように親から子へ代々引き継がれているそうです。
この動画では、大わらじの製作過程と、実際に吊るされる様子を紹介します。