あしあと
もし火事が発生したら・ ・ ・ ・
まずは慌てずに自分の安全を確保してください。
大声を出して近くの人に知らせてください。
落ち着いて119番へ通報してください。
●ちば消防共同指令センターで119番の受付をします。
指令センター 「119番、消防です。火事ですか、救急ですか。」
通報者 「火事です!」
指令センター 「あなたのお名前と住所を教えてください。」
通報者 「名前は、富津消太です。住所は富津市 ○○ 0000番地です。」(富津市と必ず付けてください)
指令センター 「近くに、何か目標がありますか。」
通報者 「○○百貨店があります。」
指令センター 「いまお使いの電話番号を教えてください。」
通報者 「0439-00-0119です。」
※携帯電話でも同様に番号を教えてください。
指令センター 「わかりました。なにが燃えてますか?」
通報者 「家が燃えています。」(家・物置・枯草・ゴミなど)
指令センター 「逃げ遅れの人はいますか?」
通報者 「います」(いる・いない・わからない)
指令センター 「あなたは安全な場所から電話していますか?」
通報者 「大丈夫です。」(燃えている家の中で119番通報していたらすぐに避難してください。)
指令センター 「はい、わかりました。 消防車を出動させます。」
これで通報は完了し、最寄りの消防車が出動します。
その後、指令センターから詳しい話を聞くため、再度、電話をかけてくる場合がありますので、
消防車が来るまで電話は使わないよう、ご協力をお願いします。
住所を伝えた場合にはピンポイントで住所検索ができます。
固定電話からは登録先にピンポイントで検索ができます。
携帯電話は、おおよそ半径50m以内に発信者の位置がわかります。
たばこの消し方が不十分だと、灰皿に溜まっている吸殻に着火し、火災となる可能性があります。また、たばこの火種は着火するまで1から2時間かかるため、着火したことに気が付かず火災になります。
吸殻を灰皿に溜めないよう、こまめに清掃しましょう。
また、たばこの火の始末は、水で完全に消すなど確実に行い、火が消えたかどうか確認しましょう。
ストーブの上で洗濯物を干していたり、周囲に燃えやすいものを置いていると着火し火災となる危険があります。また、石油ストーブの使用中に給油して、こぼれた灯油に火がついて、火災になった事例もあります。
ストーブの上に洗濯物を干すことは、絶対にやめましょう。
また、給油は、必ず火を消した状態で行いましょう。
こんろによる住宅火災の多くは、鍋に火をかけたまま、その場を離れてしまうことで発生しています。また、使用後のグリルを掃除しなかったため、グリルの中の油かす等が燃えて火災になった事例もあります。
こんろから離れる時は、必ず火を消しましょう。
グリルを使用したら、その都度きれいに掃除しましょう。
タコ足配線により電流が許容量をオーバーして発熱し、火災になることがあります。また、コードを束ねたまま使用していると発熱、発火の恐れがあります。
使用していない電気器具もプラグをコンセントにさしていれば電流が流れているため、ほこりが溜まって火災になることもあります。
使用していない電気器具のプラグはコンセントから抜いておきましょう。
コードを束ねたままや家具等に挟まったまま使用するのはやめましょう。
ほこりの溜まりやすい所ほどこまめに点検、掃除をしましょう。
火災から身を守るためにも避難ポイントを知っておきましょう。
●天井に火が燃え広がったら避難の目安です。
●服装や持ち物にこだわらず、できるだけ早く避難してください 。
●いったん避難したら、再び家の中には戻らないでください。
●煙の中を逃げるときは、できるだけ姿勢を低くして ください。
●逃げ遅れた人がいるときは、近くの消防隊にすぐ知らせてください。