あしあと
高額介護サービス費とは、月々の高額サービス費の自己負担額(1割~3割負担分)の合計額が一定の上限額を超えるとき(同一世帯に複数の利用者がいる場合は世帯全体の負担額が上限額を超えたとき)に、申請によりその超えた額が支給される制度です。
ただし、福祉用具購入や住宅改修にかかる自己負担分、施設における食費、居住費(滞在費)、日常生活費などは高額介護(支援)サービス費の対象にはなりません。
支給対象者には、利用月の約2~3か月後に支給申請書を送付しますので、手続きをしてください。申請期間は、利用月の翌月1日から起算して2年です。
1回申請されますと、その後は高額サービス費が発生した月に、申請時に指定した口座に自動的に振り込まれます。振込口座を変更する場合は、口座変更の届出が必要になります。
利用者負担段階区分 | 上限額 |
●現役並み所得者 同一世帯に課税所得145万円以上の65歳以上の人 がいて、その世帯の65歳以上の人の収入が単身の 場合383万円以上、2人以上いる場合は520万円 以上ある世帯の人 | 44,400円 |
●一般 | 44,400円 |
●住民税世帯非課税等 ●合計所得金額および課税年金収入額の合計が 80万円以下の人 ●老齢福祉年金の受給者 | 24,600円 15,000円 |
●生活保護の受給者 ●利用者負担を15,000円に減額することで、生活保護の 受給者とならない場合 | 15,000円 |
利用者負担段階区分 | 上限額 |
●年収約1,160万円以上 | 140,100円 |
●年収約770万円以上約1,160万円未満 | 93,000円 |
●年収383万円以上約770万円未満 | 44,400円 |
●一般 | 44,400円 |
●住民税世帯非課税等 ●合計所得金額および課税年金収入額の合計が 80万円以下の人 ●老齢福祉年金の受給者 | 24,600円 15,000円 |
●生活保護の受給者 ●利用者負担を15,000円に減額することで、生活保護の 受給者とならない場合 | 15,000円 |