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あしあと

    香豆(コウズ)珈琲 水口浩一さん、安寿さん

    • 初版公開日:[2024年03月27日]
    • ID:7842

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    移住して念願のカフェをオープン

    水口 浩一(こう)さん、安寿(あん)さん

    【地区】金谷      

    【移住年】2019年

    移住前の生活

    こうさんは東京都出身で、20代の頃から30年以上、千葉県柏市に住みながら原宿のアパレル会社に勤務していました。元々、コーヒーは趣味で淹れていましたが、職場でコーヒーを同僚に振舞ったところ会社内で評判になり、そこからクチコミが広がって、休日には副業として珈琲の移動出張販売を行っていました。その頃は、「いつかは都内でカフェを開業したいな」と漠然と考えていました。

    移住までのストーリー

    2014年、夫婦で鋸山を訪れた際に立ち寄った金谷地区のカフェでマスターと話をした際、「カフェで人を呼び込んで金谷地区を活性化させたい」という思いに共感。こうさんも「いつかはカフェを開業したい」という話したところ、マスターからは「(東京ではなく)金谷でカフェをやらないか」と誘われました。この出会いがきっかけでマスターが主催する「カフェinかふぇ」というイベントに出店するようになり、金谷地区を頻繁に訪れるようになりました。イベントへの出店を重ねるにつれ、多くのお客様から「いつ頃、金谷にお店を出すんですか」と聞かれることが多くなり、東京ではなく、金谷地区でカフェを開業したいと思うようになりました。

    その後、知り合いの不動産業者を通じて築130年の古民家の購入を決め、金谷地区でのカフェ開業に専念する決意をしました。物件購入後は、柏市と富津市の二拠点生活を開始し、樹木の伐採や荷物の搬出、瓦の取り外し、屋根、天井の解体作業などを自分たちで少しずつ行いました。その時に出た廃材(梁や房州石)を再利用した店舗併用住宅が2019年1月に完成し、念願のカフェをオープンするタイミングで移住しました。

    移住してみて

    (会社員を辞めたということもあるが)対人ストレスが全くなくなりました。元々、下町育ちなので、田舎のおせっかいだらけの環境の方が過ごしやすく、「自分に合っているな」と感じます。

    その代わり、イノシシなどの獣害対策や草刈り、薪材調達など都会ではやらなくて良いこともやらなくてはいけなくなりましたが、その大変さも楽しみながら生活しています。

    これからやってみたいこと

    今後は、庭で(こうさんは)生姜の栽培と(あんさんは)養蜂に挑戦したいです。現在、ジンジャーシロップを手作りしていますが、材料からすべて手作りした、「完全自家製」のジンジャーシロップをお店で提供して、金谷地区へ更に人を呼び込みたいです。

    また、コーヒーの腕を磨いて、世界中のコーヒーマニアの舌を唸らせるような「1杯」を提供し、全世界から人を呼び込み、金谷地区を「カフェのまち」にするのが夢です。

    (インタビュー年月:2024年2月)

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