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富津市

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あしあと

    ヤマビル・マダニに注意

    • 初版公開日:[2024年12月25日]
    • 更新日:[2024年12月25日]
    • ID:8110

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    ヤマビルにご注意ください!

    ヤマビルの運搬役となるイノシシやニホンジカの生息域拡大に伴い、ヤマビルの分布が拡大しています。
    富津市では、主に天羽地区でヤマビルの生息が確認されており、日当たりの悪い湿った落ち葉の下などに生息しています。

    ヤマビルが生息しにくい環境を作るため、草刈りや落ち葉の片付けなど地域で行う取り組みにご協力をお願いします。

    ヤマビルとは

    ヤマビルは、体長1cmから5cmほどで体の腹面側の前後に吸盤があり、落ち葉の下や日当たりが悪く湿気が多いところに生息し、吸血の対象となる動物(ニホンジカ等)や人が近づくと、吐く息に含まれる炭酸ガスや体温等を感知し、敏速に尺取虫運動で対象動物に接近し、取り付いて吸血をします。吸血時間は1時間程度で、ヤマビルの体重の10倍程度吸血します。

    また、活動期は4月から11月で、特に雨中、雨後は活動が活発になります。
    ※7℃程度から活動し始め20℃前後が最も活発になります。

    ヤマビルによる被害及び処置方法

    ヤマビルによる被害

    吸血する際には吸血時の痛みを少なくしたり、血液を凝固させないヒルジンという物質を出すため、本人は吸血されていることに気が付かず、またなかなか血が止まらずに、1時間以上出血します。
    吸血後は、湿疹やかゆみが生じることが多く、傷跡が半年ほど残る可能性があります。
    なお、ヤマビルは感染症等を媒介することはありません。
    形態的に嫌悪感を持つ場合があり、集団で接近し 這い上がってくるので恐怖感を抱くことがあります。

    ヤマビルに吸血されたときの対処法

    ヤマビルに吸血されたら、以下のようにして対処してください。

    1. 吸血中のヤマビルに塩やアルコ―ルをかけたり、火を近づけたりしてヤマビルを取り除く。
    2. 塩やアルコ―ルをかけたり、火をつけたりしてヤマビルを駆除する。(踏みつぶしただけでは死にません。)
    3. 傷口を指でつまんでヒルジン<唾液成分>を絞りだし、洗浄する。
    4. 抗ヒスタミン剤等の軟こうを塗ってかゆみを抑え、ばんそうこうなどで傷口を塞ぐ。

    ヤマビルの被害から身を守るために

    ヤマビルによる被害にあわないために以下のとおり注意してください。

    • 帽子を被る
    • 長袖、長ズボンを着る(肌の露出を抑える)
    • シャツの袖をしまう
    • ズボンの裾を靴下にしまう
    • 靴に忌避剤を吹きかける

    引用・参考文献

    千葉県ヤマビル対策マニュアル(2021) 千葉県環境生活部自然保護課

    千葉県ホームページ

    千葉県のホームページ(別ウインドウで開く)で『千葉県ヤマビル対策マニュアル』が公開されています。

    マダニにご注意ください!

    ヤマビルと同様にイノシシやシカなどの野生動物にマダニが寄生し、分布が拡大しているといわれています。

    マダニとは

    マダニは比較的大型のダニで、イノシシやシカなどの野生動物が出没する場所等に生息しており、人や動物に取り付くと皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血します。

    マダニに咬まれないように注意しましょう

    マダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに咬まれる危険性が特に高まります。
    マダニが生息する場所に入る際は肌の露出を抑え、咬まれないように注意してください。
    また、屋外活動後にはマダニが肌に付いていないか確認し、もし咬まれていた場合は無理に取り除こうとせず、皮膚科等の医療機関で適切な処置を受けてください。

    ダニ媒介感染症については「蚊媒介感染症・ダニ媒介感染症」のページをご確認ください。

    お問い合わせ

    富津市役所建設経済部鳥獣対策室

    電話: 0439-80-1284

    ファクス: 0439-32-1645

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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