あしあと
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本市の生鮮水産物「富津漁協江戸前白ミル」が令和6年度千葉ブランド水産物に認定されました。
富津漁協でのみ取り扱う希少品であり、明治初期に始まった「潜水器漁業」と呼ばれる伝統的な漁法で、特殊な潜水服を着た潜水士が水深8から15メートルの海底に潜り、目視で一つずつ丁寧に漁獲し、その日のうちに出荷します。
白ミル(正式名:ナミガイ)はあさりやはまぐりなどと同じ二枚貝です。水管が大きく発達しており、貝殻の中に引込めることができないため、常に貝殻が開いて大きな水管が飛び出した状態になっています。
食用とするのは、主に水管の部分です。コリコリとした歯ごたえがあり、甘みのある濃厚な味わいで、すしネタとしても人気があります。
規格は殻長9センチ以上で,12月から翌年4月にかけて出回ります。
千葉ブランド水産物の認定期間は3年で、認定マークシールが貼られ、流通されます。
千葉ブランド水産物認定マーク
今回認定された富津漁協江戸前白ミル
認定書交付式の様子
全国に誇れる県産品を「千葉ブランド水産物」として認定し、重点的にPRすることにより、「千葉のさかな」全体のイメージアップを図り、消費拡大、魚価向上につなげ、千葉県水産業の振興に資することを目的としています。
「地域独自性」、「優位性」「市場性」、「信頼性、持続性」、「発展性・千葉のさかなのイメージアップへの貢献」の5つの要件を備えており、千葉県産原料を用いて県内で加工されるもので、衛生管理体制が確立され、味が良好であること。