あしあと
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房総地域東京湾口道路建設促進協議会は、房総地域の13市町(館山市、木更津市、茂原市、勝浦市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、南房総市、いすみ市、大多喜町、御宿町、鋸南町)により構成され、東京湾口道路構想の実現に向け、活動しています。
平成26年度以降、協議会としての会議の開催はせず、活動は事務局で行ってきましたが、地元経済界や県南地域の自治体などから構想の実現を望む声が多く、地域一丸となって粘り強く要望を続けていくことが肝要と捉え、令和5年度において協議会としての活動を再開しました。
国土交通省 大臣、副大臣、政務官 計6名
国会議員 地元選出衆議院、参議院議員 計11名
国土交通省、国会議員への要望活動を12月25日(月曜日)に行いました。
今回は、国土交通省 堂故茂副大臣との面談が実現し、本協議会会長である高橋富津市長が、長谷川鴨川市長、石田御宿町長、白石鋸南町長、石井君津市長、平林大多喜町長、上島いすみ市副市長、田中木更津市副市長、花澤袖ケ浦市副市長とともに、東京湾口道路の早期建設について要望しました。面談には、浜田靖一衆議院議員にご同席いただきました。
国土交通省への要望活動後は、地元選出衆参国会議員への要望活動を行いました。
なお、要望活動には、各市町の市長、町長、副市長のほか、館山市長代理、千葉県職員、各市町の随行者、事務局総勢25名が参加しました。
国土交通省堂故副大臣への要望
説明の様子
房総地域東京湾口道路建設促進協議会
会長 富津市長 高橋 恭市
【要旨】
東京湾口道路の早期建設について
【内容】
房総地域東京湾口道路建設促進協議会は、次のとおり要望する。
我が国においては、本格的な人口減少社会を迎え、時代の潮流に対応した社会資本整備の重点化や情報化社会の進展、社会環境の転換期にある今日、ポストコロナ時代の「新たな日常」を実現し、我が国が持続的に活力ある発展を遂げるためには、地域間の交流・連携を支える交通基盤、情報・通信基盤、交流拠点施設などの社会資本の整備を今後も積極的に進める必要があります。
道路は、円滑な交通の確保の他、国土や都市の骨格形成、防災空間やライフライン等の収容空間など多くの機能を有しており、国民生活や社会経済活動を支える最も基礎的な社会資本であり、高速自動車国道、一般国道、地方道が緊密に連絡しバランスのとれたネットワークを形成することによって初めて機能が発揮されるものであるため、防災・減災対策、老朽化対策を含めた、国土づくり、地域・都市づくりの基盤である道路整備のより一層の推進が必要であります。
なかでも、東京湾環状道路の一翼を担う東京湾口道路は、房総地域と三浦半島地域における地域活力の創出にとどまらず、首都圏の全体構造として東京圏への過度の集中を緩和するとともに、首都圏中央連絡自動車道などとともに地域連携軸を形成し、首都直下地震など災害時においても多大な役割を果たすことが期待され、リダンダンシーの確保等の観点からも重要な道路となります。
現在、房総地域においては、東京湾アクアラインや東関東自動車道館山線の4車線化、一般国道127号富津館山道路などの波及効果を生かし、少子化対策とともに産業振興、地域の活性化に向けた地方創生の取組を積極的に進めているところであります。
首都圏の均衡ある発展と半島性を解消し、房総地域の活性化を促進する東京湾口道路の早期建設に向け、構想の具体化について、特段の配慮を賜りますようお願い申し上げます。
会長 富津市長 高橋 恭市
副会長 鴨川市長 長谷川 孝夫
副会長 いすみ市長 太田 洋
理事 館山市長 森 正一
理事 勝浦市長 照川 由美子
理事 茂原市長 田中 豊彦
理事 袖ケ浦市長 粕谷 智浩
監事 御宿町長 石田 義廣
監事 鋸南町長 白石 治和
会員 木更津市長 渡辺 芳邦
会員 君津市長 石井 宏子
会員 南房総市長 石井 裕
会員 大多喜町長 平林 昇
千葉県 知事、副知事、県土整備部長 他 計6名
千葉県への要望活動を12月21日(木曜日)に行いました。
今回は、本協議会会長である高橋富津市長が、照川勝浦市長、粕谷袖ケ浦市長、石田御宿町長、白石鋸南町長、渡辺木更津市長、石井君津市長、平林大多喜町長、上島いすみ市副市長、白井茂原市都市建設部次長、畠山鴨川市都市建設課長、山川館山市都市計画課長とともに、穴澤幸男千葉県副知事へ、東京湾口道路の早期建設に向け、構想の具体化が図られるよう国への働きかけについて要望しました。
千葉県穴澤副知事への要望
高橋市長あいさつ
房総地域東京湾口道路建設促進協議会総会を開催しました。
令和5年7月27日(木曜日)午後3時から午後3時30分まで
富津市役所大会議室
以下の議案に関して決議され、原案どおり承認されました。
令和5年度房総地域東京湾口道路建設促進協議会総会 資料
東京湾口道路は、東京湾口部分の浦賀水道を横断し、富津市から神奈川県横須賀市に至る延長約17kmの道路として構想されています。
現在は、国土形成計画(令和5年7月28日閣議決定)において、「湾口部、海峡部等を連絡するプロジェクトについては、地域活力の創出、リダンダンシーの確保等の観点も含め、国土全体にわたる連結強化の重要性も踏まえつつ、民間活力の活用も視野に、長期的視点から取り組む」とされており、国の動向を注視しつつ、情報収集を行っています。
昭和37年度 | 建設省が東京湾口道路調査を開始 |
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昭和61年度 | 「東京湾口道路(仮称)について調査を進める」 (首都圏基本計画) |
昭和62年度 | 「東京湾口部を含む首都圏広域幹線道路網構想の検討を進める」 (第4次全国総合開発計画) |
昭和63年度 | 「長期的な視点から調査を進める」 (第10次道路整備五箇年計画) |
平成4・5年度 | 横須賀市が東京湾口道路の波及効果調査を実施 |
平成5年度 | 「地域の活性化策の推進とあわせて事業の具体化を図る」 (第11次道路整備五箇年計画) |
平成6年度 | 地域高規格道路の候補路線に建設省が指定 房総地域22市町村が房総地域東京湾口道路建設促進協議会を設立 |
平成7年度 | 三浦半島地域4市1町が三浦半島地域東京湾口道路建設促進協議会を設立 建設省東京湾岸道路調査事務所、神奈川県、千葉県、横須賀市、富津市が東京湾口道路研究会を設立 横須賀市、富津市、三浦半島地域・房総地域両協議会、日本プロジェクト産業協議会が共催でシンポジウム「三浦房総ハーモニー」を開催 |
平成8年度 | 首都圏の民間19経済団体が東京湾環状・湾口道路整備推進協議会を設立 三浦半島地域・房総地域両協議会、東京湾環状・湾口道路整備推進協議会、第二東京湾岸道路建設促進協議会が共催で「東京湾環状道路シンポジウム」を開催 |
平成9年度 | 三浦半島地域・房総地域両協議会、東京湾環状・湾口道路整備推進協議会が共催でfm放送「湾岸ワンデードライビング」を放送 |
平成10年度 | 「東京湾口道路の構想については、長大橋等に係る技術開発、地域の交流、連携に向けた取組等を踏まえ調査を進めることとし、その進展に応じ、周辺環境への影響、費用対効果、費用負担のあり方等を検討することにより、構想を進める。」と位置付けられた。 (新しい全国総合開発計画、新道路整備五箇年計画) 東京湾口道路建設促進広報検討会が東京湾口道路のホームページを開設 |
平成11年度 | 東京湾口道路建設促進広報検討会が「房総・三浦交流体験フォーラム」を開催 |
平成12年度 | 東京湾口道路建設促進広報検討会が「三浦・房総交流連携フォーラム2000」を開催 |
平成13年度 | 東京湾口道路建設促進広報検討会が「三浦・房総交流連携フェア2001」を開催 |
平成14年度 | 東京湾口道路建設促進広報検討会がリーフレット「地域の資源がつなぐ三浦と房総」を発行 |
平成15年度 | 東京湾口道路建設促進広報検討会が東京湾の連絡ホームページ「wanko Web」を全面リニューアル |
平成16年度 | 東京湾口道路建設促進広報検討会が東京湾口道路建設促進のためのパンフレットを発行 |
平成17年度 | 東京湾口道路建設促進広報検討会がリーフレット「さあでかけよう!地域の資源がつなぐ三浦と房総」のパンフレットを発行 |
平成18年度 | 東京湾口道路建設促進広報検討会が「三浦・房総地域振興ガイドマップ」を発行 |
平成19年度 | 東京湾口道路建設促進シンポジウムを開催。 |
平成20年度 | 「湾口部、海峡部等を連絡するプロジェクトについては、長期的視点から取り組む」 (国土形成計画・全国総合開発計画) |
平成27年度 | 「湾口部、海峡部等を連絡するプロジェクトについては、長期的視点から取り組む」 (国土形成計画・全国総合開発計画) |
令和5年度 | 「湾口部、海峡部等を連絡するプロジェクトについては、地域活力の創出、リダンダンシーの確保等の観点も含め、国土全体にわたる連結強化の重要性も踏まえつつ、民間活力の活用も視野に、長期的視点から取り組む。」 (国土形成計画・全国総合開発計画) |