あしあと
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相談してみた。少しほっとした。(15秒版)
自殺対策基本法では、例年、月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定め、国、地方公共団体、関係団体等が連携し「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向けて相談事業や啓発活動を推進しています。
年度末を迎え、家庭、学校、職場など生活環境の大きな変動により、こころの不調に陥りやすくなります。これを機に、自身の「こころ」、家族・友人・職場の同僚など周りの人の「こころ」の健康に目を向けてみませんか?
下記に、いのち支える自殺対策推進センター(JSCP)が作成した啓発コンテンツをご紹介します。
近年、学生や若者の自殺が深刻な問題となっています。
10から30代の若者の死因の第1位は、自殺です。2022年における学生(生徒等も含む)の自殺者数は1,063人で、5年前より30%増加しました。また、若者の2人に1人が「死にたい」と思ったことがあるというデータもあります。(参考資料:日本財団調査(別ウインドウで開く))
若者に自殺問題を「自分ごと」化してもらうことを目的に、学生を対象として JSCP が開催した「いのち支える動画コンテスト 2023」。「優秀賞」に選出された 30 秒動画 4 作品が学生自身の手で動画化され、公開されています。
自殺報道など衝撃的な報道・情報に触れてこころがつらくなった人に向け、気持ちを落ち着かせるために活用できるサイトを制作し、2023 年3月末に公開しました。 有名人の自殺などが大きく報じられた際、連絡が殺到して相談窓口がパンク状態となり、相談したくてもできない人が多くいる状況があります。本サイトでは、そうした場合にも自分でできるセルフケアとして、情報から距離を置く方法、気持ちを落ち着ける方法、周囲の人の対応方法などを、イラストを使って分かりやすくまとめています。
2022年の自殺者数は2万1843人(暫定値)と、2年ぶりに増加し、特に中高年男性の増加が顕著でした。
加えて、例年3月に中高年男性の自殺者数が増加する傾向にあることから、JSCPは自殺対策強化月間に合わせて、悩みを抱える中高年男性に特化し、周囲が対応する際のポイントなどを紹介する啓発コンテンツ「中高年男性の自殺が多いことを知っていますか? ーあなたの声がけで、救われる人がいるかも知れませんー」を作成しました。
死にたいと考えるほど悩んでいる人に気づき、声をかけられる「ゲートキーパー」を、一人でも増やすための取り組みです。
国際自殺予防学会(IASP)が作成した「世界自殺予防デー(9月10日)」の啓発ポスター・動画の日本語訳をJSCPのWeb サイトで公開しています。
この動画は「アクションを通じて希望を生み出す(Creating Hope Through Action)」という標語を掲げています。自殺の多くは予防が可能であり、私たちのちょっとした行動でその一助を担うことができるかもしれません。この標語には、自殺防止のために、人々に行動を起こしてほしいという願いが込められており、その具体的な「行動」として、「互いに支え合う時間にしよう(Take Time to Reach Out)」と呼びかけています。
相談窓口については、千葉県及び厚生労働省ホームページからご確認ください。
また、各種ホームページ等もございますのでご活用ください。