あしあと
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
24時間勤務の消防署では午前8時30分に交代します。
その日の勤務人員を確認し、大隊長に報告します。
人員の確認後、車両点検です。
緊急走行する消防車両に異常があってはいけないため、赤色灯をはじめとする灯火類、そして各車両が持つ災害対応性能に異常が無いかを確認します。
申し送り事項の確認を行います。
昨日発生した災害や仕事の内容、道路状況等を全体で確認します。
実際の災害現場を想定して常日頃、消火活動,救助活動の訓練を行います。
隊員1人1人の役割を隊全体で確認し合って、2次災害にならないように心掛けます。
また、資器材を現場ですぐに使用できるよう、常に万全の状態で待機するために点検をします。
その他にも消防訓練の受付け・普通救命講習・救急訓練などを行います。
また週に1回、消防車・救急車・救助工作車等の車両整備を細かく行います。
昼食は、消防署の中で食べます。
いつ出動要請がかかるかわからないので、体制を整えておきます。
消火栓が異常なく使用できるか点検します。
防火水槽の場合は、減水の有無、標識や落下防止柵なども点検します。
朝の大交代と同じように車両の点検と人員報告を行います。
全体でミーティングを行った後、室内トレーニングルームにて自主的な体力練成をおこなっている様子です。
また、残務整理や勉強などを行います。
深夜勤務では、交代で仮眠を取り、職員全員で1時間交代に通信勤務を行っています。
直接消防署への救急依頼、一般加入電話にて救急要請や夜間の病院紹介なども行っています。
もし、災害が起きれば直ちに現場へ出動します。
そのため、職員は活動服・救助服・救急服で仮眠をとります。
特に夜間の出動は周りも暗いので昼間以上に冷静、安全かつ迅速に行動する事が求められます。
消防署は24時間生活する場であり、清潔を保って次の隊に引き継げるように当番隊全員で消防車両や庁舎内の清掃にあたります。
いつ来庁されても気分良く対応できるように清掃、整理整頓は欠かせません。
また、次の当番隊に申し送りができるよう各係内での資料整理などを行っておきます。
大交替(翌日)
消防署の一日は、大交代で終わります。
今日の勤務者へ業務の申し送りをします。